【春を感じ、シリアスな思考がすすむ】
新型コロナウイルス問題は終息する気配なし。
東京五輪の延期も決まって…まあそりゃそうだよねとしか思えず。
命あってこそですからね。
自分ができることを一生懸命やります。
そうそう、誰かがきっと言い出したのを真似したのも多かったんですけど、実は2000年代~13年くらいまで海外のスピリチュアリストと言われる“ある種の世界の”有名人たちは
「2020年までに、飛行機は飛ばなくなるだろう。
船も今より激減する」
って言ってたんですよ。
スピリチュアラー(こんな呼び方するのかな?)が大好きな
「次元が上昇」
とか
「磁場が変わる」
とか言われていたけど、わけわかんないことなので
「そんなことあるかね~」
と当時から乗れずにいたトピックスでしたが…今の世界の現状。
無理やり解釈すればちょっと似たことが起こってるのかな~と思ったり。
しかしながら手塚治虫先生がとっくの昔に『ブッダ』で描いているように…。
解決策や励ましを伴わない予言は人を不幸にしがちなのだ。
手塚先生といえども時代を超えたところもあり、その時代にしか通じないものも描いていらっしゃるので現代の価値観じゃ
「えーっ?!」
って思うところもあるでしょうが、この『ブッダ』の悲しい父子物語の部分は読んだほうがいいよ。
ビンビサーラ王が予言者(?)アッサジに
「男の子が生まれる。
そしてこの子が成長したとき、王様を殺すだろう。
息子さんもその罰を受ける」
と予言されてしまい、悲しい歴史が作り出されてしまう…。
(「信じなきゃいいじゃん」と思うでしょうが、王様が信じざるをえない場面もしっかり描かれているのだ)
ネタバレになるのでこれから読む人は読まないで欲しいのですが。
…。
けっきょく、殺されると予言されても王様は息子を殺せなかった。
しかし予言のせいでお互いに取り返しのつかないことを報復しあってしまい、憎み合うようになり、最終的に息子が父を衰弱死に追い込ませてしまうのね。
王子はその罪悪感のせいで病気になって、ブッダの助けを得ながら少しずつ回復していくんだけど…。
これ、宗教やスピリチュアルや予言が必ずしも人を救わない、むしろ不幸にする可能性すらあるって教えられるリアルな物語だと思うのです。
よくある
「今、あなたが病気(人間関係トラブル、どうしようもない問題など)なのは前世で犯した罪のせい。
○○(団体にお金が入るなにか)をして罪ほろぼしをすれば、必ず治る」
っていう脅し文句。
おそろしいっていうか、よくもそんなことが言えるなって冷たい気持ちになるよ。
だいたい罪を犯さないで生きられる人間がいるのか?と私なんか思うけど。
でも、大切な人を助けるためなら人はなんでもしますよ。
それが家庭を壊すなんて…辛い。
今は本当に情報化社会さまさまで、あらゆる被害者たちの真実の物語を知れますから、昔よりはマシになるのかな…。
カ○ト○教の2世3世の告白本もたくさん出版され、ネットで無料公開されている記事もたくさんあるし。
罪といえば。
先日『名探偵ポワロ』ドラマの名作である『オリエント急行殺人事件』を久しぶりに見ていたんですけどね、とある人物が主人公のポワロに終盤つめよるんですよ。
「イエスさまはおっしゃったわ、罪を犯したことがない者から石を投げよと!
(中略)罪を犯したことなんかなかった!」
って。
まあつまりいかに自分が潔白かといってるわけですけど、
「ありがちな傲慢な考え方だな」
と私は思ったね。
なんでって、豊かな世界に生まれ、幸せに育つこと。
それはたいてい誰かを不幸にしてきた歴史から成り立っているからです。
少し先祖をたどるだけで、植民地をもっていたり、奴隷を使っていたり。
だから本当の意味で
「罪を犯したことがない」
なんて言い切れないんじゃないかと私は考えてます。
私はコーヒーや紅茶が大好きなんでちょっとだけ勉強したことがあるけれど、すんごいですよ。
植民地・奴隷・搾取…そういったものが根幹にある文化なのだ。
(そういうものは多いだろうけど)
それからもわかるけど、歴史は暗いものです。
「それだけじゃない」
たしかにそうだが、勉強したらやっぱりダークが多いと感じると思うよ。
歴史は暗いものだからこそ、ノブリス・オブリージュ=高貴なる者の義務として、慈善活動が大切ってことを、本来尊いとされる人ほど叩き込まれてきた…はずなんだけどどうなんだろうね。
同時に、これは福祉に携わる人にも大切なこととしてよく引用されるみたいなんだけど、たしか『あしながおじさん』のアニメで主人公のジュディー(孤児院で育った、優秀な頭脳をもった少女)のセリフで
「わたしたち孤児は、あなたたちお金持ちを気持ちよくするために飼われてる家畜ですか?」
こんなショッキングなものがあるんですよね。
高校時代これで論文書かされてる子いたよ。
児童福祉の大学にすすむためにやらされてたんだったかな。
一部のスピリチュアル好きさんは
「暗くなることはな~んも知らなくていい、自分がハッピーなら周りも勝手にハッピーになるんだから!」
とおっしゃるけど、私はそうは思えないし、考えられないから同意はできない。
無知はたいてい、誰かを傷つけてしまうから。
なんか日記のつもりだったのにシリアスな記事になってしまいましたね。
でも、シリアス記事は意外なほど
「読むの好きです」
という言葉をいただけるものだったりするので…消さずにアップします。
新型コロナウイルス問題は終息する気配なし。
東京五輪の延期も決まって…まあそりゃそうだよねとしか思えず。
命あってこそですからね。
自分ができることを一生懸命やります。
そうそう、誰かがきっと言い出したのを真似したのも多かったんですけど、実は2000年代~13年くらいまで海外のスピリチュアリストと言われる“ある種の世界の”有名人たちは
「2020年までに、飛行機は飛ばなくなるだろう。
船も今より激減する」
って言ってたんですよ。
スピリチュアラー(こんな呼び方するのかな?)が大好きな
「次元が上昇」
とか
「磁場が変わる」
とか言われていたけど、わけわかんないことなので
「そんなことあるかね~」
と当時から乗れずにいたトピックスでしたが…今の世界の現状。
無理やり解釈すればちょっと似たことが起こってるのかな~と思ったり。
しかしながら手塚治虫先生がとっくの昔に『ブッダ』で描いているように…。
解決策や励ましを伴わない予言は人を不幸にしがちなのだ。
手塚先生といえども時代を超えたところもあり、その時代にしか通じないものも描いていらっしゃるので現代の価値観じゃ
「えーっ?!」
って思うところもあるでしょうが、この『ブッダ』の悲しい父子物語の部分は読んだほうがいいよ。
ビンビサーラ王が予言者(?)アッサジに
「男の子が生まれる。
そしてこの子が成長したとき、王様を殺すだろう。
息子さんもその罰を受ける」
と予言されてしまい、悲しい歴史が作り出されてしまう…。
(「信じなきゃいいじゃん」と思うでしょうが、王様が信じざるをえない場面もしっかり描かれているのだ)
ネタバレになるのでこれから読む人は読まないで欲しいのですが。
…。
けっきょく、殺されると予言されても王様は息子を殺せなかった。
しかし予言のせいでお互いに取り返しのつかないことを報復しあってしまい、憎み合うようになり、最終的に息子が父を衰弱死に追い込ませてしまうのね。
王子はその罪悪感のせいで病気になって、ブッダの助けを得ながら少しずつ回復していくんだけど…。
これ、宗教やスピリチュアルや予言が必ずしも人を救わない、むしろ不幸にする可能性すらあるって教えられるリアルな物語だと思うのです。
よくある
「今、あなたが病気(人間関係トラブル、どうしようもない問題など)なのは前世で犯した罪のせい。
○○(団体にお金が入るなにか)をして罪ほろぼしをすれば、必ず治る」
っていう脅し文句。
おそろしいっていうか、よくもそんなことが言えるなって冷たい気持ちになるよ。
だいたい罪を犯さないで生きられる人間がいるのか?と私なんか思うけど。
でも、大切な人を助けるためなら人はなんでもしますよ。
それが家庭を壊すなんて…辛い。
今は本当に情報化社会さまさまで、あらゆる被害者たちの真実の物語を知れますから、昔よりはマシになるのかな…。
カ○ト○教の2世3世の告白本もたくさん出版され、ネットで無料公開されている記事もたくさんあるし。
罪といえば。
先日『名探偵ポワロ』ドラマの名作である『オリエント急行殺人事件』を久しぶりに見ていたんですけどね、とある人物が主人公のポワロに終盤つめよるんですよ。
「イエスさまはおっしゃったわ、罪を犯したことがない者から石を投げよと!
(中略)罪を犯したことなんかなかった!」
って。
まあつまりいかに自分が潔白かといってるわけですけど、
「ありがちな傲慢な考え方だな」
と私は思ったね。
なんでって、豊かな世界に生まれ、幸せに育つこと。
それはたいてい誰かを不幸にしてきた歴史から成り立っているからです。
少し先祖をたどるだけで、植民地をもっていたり、奴隷を使っていたり。
だから本当の意味で
「罪を犯したことがない」
なんて言い切れないんじゃないかと私は考えてます。
私はコーヒーや紅茶が大好きなんでちょっとだけ勉強したことがあるけれど、すんごいですよ。
植民地・奴隷・搾取…そういったものが根幹にある文化なのだ。
(そういうものは多いだろうけど)
それからもわかるけど、歴史は暗いものです。
「それだけじゃない」
たしかにそうだが、勉強したらやっぱりダークが多いと感じると思うよ。
歴史は暗いものだからこそ、ノブリス・オブリージュ=高貴なる者の義務として、慈善活動が大切ってことを、本来尊いとされる人ほど叩き込まれてきた…はずなんだけどどうなんだろうね。
同時に、これは福祉に携わる人にも大切なこととしてよく引用されるみたいなんだけど、たしか『あしながおじさん』のアニメで主人公のジュディー(孤児院で育った、優秀な頭脳をもった少女)のセリフで
「わたしたち孤児は、あなたたちお金持ちを気持ちよくするために飼われてる家畜ですか?」
こんなショッキングなものがあるんですよね。
高校時代これで論文書かされてる子いたよ。
児童福祉の大学にすすむためにやらされてたんだったかな。
一部のスピリチュアル好きさんは
「暗くなることはな~んも知らなくていい、自分がハッピーなら周りも勝手にハッピーになるんだから!」
とおっしゃるけど、私はそうは思えないし、考えられないから同意はできない。
無知はたいてい、誰かを傷つけてしまうから。
なんか日記のつもりだったのにシリアスな記事になってしまいましたね。
でも、シリアス記事は意外なほど
「読むの好きです」
という言葉をいただけるものだったりするので…消さずにアップします。