【言葉は学ばせてくれるね】
【idol】アイドル
1.偶像。崇拝される人や物。
2.憧憬の対象者。人気者。特に、青少年の支持する若手タレント。
【偶像】ぐう-ぞう
1.木・石・土・金属などでつくった像。
2.信仰の対象とされるもの。神仏にかたどってつくった像。
3.伝統的または絶対的な権威として崇拝・妄信の対象とされるもの。
【虚像】きょ-ぞう
比喩的に、人や物事の、実態とは異なるイメージ。
【幻滅】げん-めつ
幻想から覚めて現実にかえること。
美化し理想化していたことが幻にすぎなかったと悟らされること。
また、それで落胆すること。
なるほどなるほどー。
古い古い電子辞書ですたたたーっと調べただけでも大変勉強になります。
言葉ってすごいなあ。
もちろん、全て今回書きたいことに関連する言葉です
【留奈ちゃんはひとつの現実を抉(えぐ)り出した】
ひいた言葉達から察せられるように、今回はアイドルはじめ人気者に対するファン心理についての話です。
推しへの気持ちって書けば今の時代(2023年)に一番当てはまるのかな?
をのひなおさんの漫画『明日、私は誰かのカノジョ』にヒロイン(not相手役、主役の意味)の一人として登場する留奈(ルナ)ちゃんというキャラクターがいる。
ルナちゃんヒロインの物語はアイドル稼業的に恋とお金とを切り離せない人気者がファン達の喜ばない相手、それも世間的に見下し蔑まれるような肩書きの人と恋に落ちてしまってバレたらどんなことが起こるか…が描かれている。
とてもリアルで面白いので気になる人は単行本9巻から11巻までを読んでみてください。
そしてこれは結末のネタバレにもなっちゃうんだけど(だから嫌な人は読まないでください)…。
このルナちゃん物語のラストは
「神を信じて何が悪い
神は私を救ってくれる
神は私を裏切らない
でも私は知っている
ホントの神は推しが好きな自分でしょ?
理想に違う行動は
神の名の下にお仕置きです
お客様は、神様です」
…という言葉で終わります。
いやー何度読み返しても、時代を抉り出す凄まじい言葉だと思う。
もちろんファンの大多数は無害ないいお客さん達なんだろうけど、逸脱行動する人は必ずいる…よね。
たとえば恋してたアイドルや俳優が熱愛報道出たり結婚した時に傷ついたり怒ったりするのはよくあるストレス反応で、それ自体は誰も責められない衝動なんだけど…実害を出し始めると違うよね。
でもお客様=自分こそが神だから天誅喰らわしてる気分で逸脱した行動を取ってしまう。
よくあーる
いや、悲しいのも怒るのも本当に当たり前だと思うよ私は。
恋してなきゃ時間や命やお金を削って差し出せないって
【実在しない楽園(エデン)の物語】
私の友達がずーっとはまっているアイドルゲームがありまして、メディアミックスしてアニメ化はもちろんリアルコンサートなど色々やってくれている大人気作品。
歌唱担当の人たちがとってもお上手なので私も曲を聞くのは大好き。
アニメがやってた時はちょっと視たりしていました。
作品の中では色とりどりの美少年・美青年達が
「アイドルの自分の恋人はファン達だから」
「ファンを悲しませることはぜったいにしない」
と芸事をひたすらに磨き、異性にも同性にも一切恋心も性欲も抱かず青春を捧げ続けていた。
きちんと視たことはないけれど、きっと女性キャラクターがメインで描かれる男性向け・女性アイドルものもここは基本的お約束なんじゃないかと想像します。
私は思ったよ。
「これだけ人間がいて、誰一人として恋もしない、性欲もない、モラル的間違いも起こさないなんて、現実ではまずありえないよね」
と。
ゲーム・アニメといった二次元はまあそれが成立する世界ではあるんだけどね。
やっぱり色々あるのが生身の人間だから…。
ギリギリ、こういう二次元の話なら楽園設定も徹底できるよ。
創作物ですからね。
でも現実じゃ…無理だと私は思う。
無理だけど…こういう虚構を自分の好きな人には押し付けたくなるのが、また人間のサガ。
【「好きじゃなかった」「みんな嘘ついてる」どちらも防衛反応】
愛する推しが恋をした、何かやらかした、信じてた世界が犯罪をゆるしていた。
色んな理想をぶち壊されることがあります。
(スキャンダルや疑惑が嘘なときもありますよ。
全部黒だって言ってるんじゃないよ。
あくまで公式に認めざるをえない現実だった時に、の話です)
ここで推し本人を攻撃するのも、
「そもそも好きじゃなかった」
と即心変わりを試みるのも、
「みんな嘘ついてる!
噂も報道も認めて謝罪している会社も推しもみんな嘘ついてるんだ!」
と信じるのも。
全て防衛反応なんだろうなと思います。
ルナちゃんの言葉どおり、やっぱり人間自分が一番自分の命を守らなければならないから…自分を守るためならなんでもする。
神様=自分。
そういう防御反応を見た時に、何も言わず何もしないのがベターだなと今は考えています。
防衛してる人が
「自分はあいつを攻撃する!
あんたもやって!」
「嘘の情報だから信じないで!」
と強要するのもいけないように、そうじゃない人が
「あなたは間違っているよ、こうすべきだよ」
としゃしゃり出るのもいけない…いけないというか危険だから
きっと皆生きているのはそれぞれにしんどくて、心に楽園を作って神サマの虚像をおいておかないと辛くて仕方ないから…だからそれが壊された時にパニック起こすのも当たり前なんだ。
と、考えるようにしてます
私だってずば抜けて惚れ込んだ推しが将来できるかもしれないしね…。
幸せな時も多かろうけど、常に危険もはらむ癒し。
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【idol】アイドル
1.偶像。崇拝される人や物。
2.憧憬の対象者。人気者。特に、青少年の支持する若手タレント。
【偶像】ぐう-ぞう
1.木・石・土・金属などでつくった像。
2.信仰の対象とされるもの。神仏にかたどってつくった像。
3.伝統的または絶対的な権威として崇拝・妄信の対象とされるもの。
【虚像】きょ-ぞう
比喩的に、人や物事の、実態とは異なるイメージ。
【幻滅】げん-めつ
幻想から覚めて現実にかえること。
美化し理想化していたことが幻にすぎなかったと悟らされること。
また、それで落胆すること。
なるほどなるほどー。
古い古い電子辞書ですたたたーっと調べただけでも大変勉強になります。
言葉ってすごいなあ。
もちろん、全て今回書きたいことに関連する言葉です
【留奈ちゃんはひとつの現実を抉(えぐ)り出した】
ひいた言葉達から察せられるように、今回はアイドルはじめ人気者に対するファン心理についての話です。
推しへの気持ちって書けば今の時代(2023年)に一番当てはまるのかな?
をのひなおさんの漫画『明日、私は誰かのカノジョ』にヒロイン(not相手役、主役の意味)の一人として登場する留奈(ルナ)ちゃんというキャラクターがいる。
ルナちゃんヒロインの物語はアイドル稼業的に恋とお金とを切り離せない人気者がファン達の喜ばない相手、それも世間的に見下し蔑まれるような肩書きの人と恋に落ちてしまってバレたらどんなことが起こるか…が描かれている。
とてもリアルで面白いので気になる人は単行本9巻から11巻までを読んでみてください。
そしてこれは結末のネタバレにもなっちゃうんだけど(だから嫌な人は読まないでください)…。
このルナちゃん物語のラストは
「神を信じて何が悪い
神は私を救ってくれる
神は私を裏切らない
でも私は知っている
ホントの神は推しが好きな自分でしょ?
理想に違う行動は
神の名の下にお仕置きです
お客様は、神様です」
…という言葉で終わります。
いやー何度読み返しても、時代を抉り出す凄まじい言葉だと思う。
もちろんファンの大多数は無害ないいお客さん達なんだろうけど、逸脱行動する人は必ずいる…よね。
たとえば恋してたアイドルや俳優が熱愛報道出たり結婚した時に傷ついたり怒ったりするのはよくあるストレス反応で、それ自体は誰も責められない衝動なんだけど…実害を出し始めると違うよね。
でもお客様=自分こそが神だから天誅喰らわしてる気分で逸脱した行動を取ってしまう。
よくあーる
いや、悲しいのも怒るのも本当に当たり前だと思うよ私は。
恋してなきゃ時間や命やお金を削って差し出せないって
【実在しない楽園(エデン)の物語】
私の友達がずーっとはまっているアイドルゲームがありまして、メディアミックスしてアニメ化はもちろんリアルコンサートなど色々やってくれている大人気作品。
歌唱担当の人たちがとってもお上手なので私も曲を聞くのは大好き。
アニメがやってた時はちょっと視たりしていました。
作品の中では色とりどりの美少年・美青年達が
「アイドルの自分の恋人はファン達だから」
「ファンを悲しませることはぜったいにしない」
と芸事をひたすらに磨き、異性にも同性にも一切恋心も性欲も抱かず青春を捧げ続けていた。
きちんと視たことはないけれど、きっと女性キャラクターがメインで描かれる男性向け・女性アイドルものもここは基本的お約束なんじゃないかと想像します。
私は思ったよ。
「これだけ人間がいて、誰一人として恋もしない、性欲もない、モラル的間違いも起こさないなんて、現実ではまずありえないよね」
と。
ゲーム・アニメといった二次元はまあそれが成立する世界ではあるんだけどね。
やっぱり色々あるのが生身の人間だから…。
ギリギリ、こういう二次元の話なら楽園設定も徹底できるよ。
創作物ですからね。
でも現実じゃ…無理だと私は思う。
無理だけど…こういう虚構を自分の好きな人には押し付けたくなるのが、また人間のサガ。
【「好きじゃなかった」「みんな嘘ついてる」どちらも防衛反応】
愛する推しが恋をした、何かやらかした、信じてた世界が犯罪をゆるしていた。
色んな理想をぶち壊されることがあります。
(スキャンダルや疑惑が嘘なときもありますよ。
全部黒だって言ってるんじゃないよ。
あくまで公式に認めざるをえない現実だった時に、の話です)
ここで推し本人を攻撃するのも、
「そもそも好きじゃなかった」
と即心変わりを試みるのも、
「みんな嘘ついてる!
噂も報道も認めて謝罪している会社も推しもみんな嘘ついてるんだ!」
と信じるのも。
全て防衛反応なんだろうなと思います。
ルナちゃんの言葉どおり、やっぱり人間自分が一番自分の命を守らなければならないから…自分を守るためならなんでもする。
神様=自分。
そういう防御反応を見た時に、何も言わず何もしないのがベターだなと今は考えています。
防衛してる人が
「自分はあいつを攻撃する!
あんたもやって!」
「嘘の情報だから信じないで!」
と強要するのもいけないように、そうじゃない人が
「あなたは間違っているよ、こうすべきだよ」
としゃしゃり出るのもいけない…いけないというか危険だから
きっと皆生きているのはそれぞれにしんどくて、心に楽園を作って神サマの虚像をおいておかないと辛くて仕方ないから…だからそれが壊された時にパニック起こすのも当たり前なんだ。
と、考えるようにしてます
私だってずば抜けて惚れ込んだ推しが将来できるかもしれないしね…。
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