燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

キーポイント集3 連載 その66

2014-07-30 | 症例集
 前回に引き続きキーポイントを上げていきます。  ●喘息発作で重積疑いのときは奇脈を診よ  奇脈(pulsus paradoxus)は吸気時に10mmHgを超えるSBPの低下をみることを指す。 奇脈は心タンポナーデで認めることで有名であるが、重症喘息の場合にも認める。  奇脈のサイズと喘息の重症度には強い相関があり、リアルタイムで治療効果の判定を行うことができる。 重症喘息の場合には、ピーク . . . 本文を読む
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