前回に引き続き、健康長寿は子供から、子供の肥満対策について考えていきましょう。
寂しい子供は食べ物に慰めを見出すこともあります。 こころの問題があるときは、原因があればそれを取り除くよう努力しましょう。 そのためにも、家族で食卓を囲むことは重要です。
早く食べると消化する十分な時間がなく、満腹感を得ることができないうちに量をたくさん食べてしまいます。 よく噛んでゆっくり味わって食べましょ . . . 本文を読む
救急総合診療ケースカンファレンスのお知らせ!7月14日17時に品川にて:参加無料・事前登録不要です。https://docs.google.com/file/d/0Bwz-awEKsSPkN2h2aEpkY1Q3eDA/edit . . . 本文を読む
前回に引き続き、健康長寿は子供から、子供の肥満対策について考えていきましょう。
肥満対策としては、運動とならび、いやそれ以上に重要なのが食事です。 妊娠中、そして子供のときからよい食事環境、よい食習慣をつくることがいかに大切か理解し、実践していただきたいと思います。 それが健康で長寿の大人をつくります。
妊娠中の母親の栄養が不十分だと、生まれてきた子供が成長後に肥満・糖尿病になる可能性が . . . 本文を読む
前回に続き、健康長寿は子供から、を考えていきましょう。
今回は、肥満対策は活動的な環境・習慣をつくる、と題して考えていきます。
まず、「運動を習慣づける」、2005年6月にアメリカの小児科雑誌に発表された研究では、食事などほかの要素にかかわらず、一日30~45分の中等度から強度の運動を週3~5回行うことにより、過体重の子供の肥満度ならびに、軽度高血圧症の思春期の子供の血圧の改善効果がみら . . . 本文を読む
前回に続き、健康長寿は子供から、と題して考えていきましょう。
2001年アメリカ医師会雑誌に紹介された、4~12歳の子供約8200人を対象に12年間行った研究によると、1986年以降過体重(BMI25以上)の子供の割合は徐々にふえつづけ、1998年の時点ではなんと、小学生までの五人に一人が過体重という報告がありました。 また、1999年に行われたアメリカの全国調査では、高校生の約10%が肥満 . . . 本文を読む
闘魂祭 in 茨城西南医療センター病院:参加者絶賛募集中!
(闘魂外来はすでに満員御礼です)
http://everevo.com/event/5567
プロモーションビデオはこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=6hSve1eKzKg . . . 本文を読む
新シリーズ、健康長寿は子供から、と題しまして考えていきたいと思います。
「沖縄26ショック(26ショック)」の要因の一つ、「中年世代の高い死亡率」は、生活習慣病と深いかかわりをもち、いまや生活習慣病の若年齢化が問題となっています。 したがって、子供を健康な大人にすること、若々しくて生活習慣病ないしその予備軍にしないことが重要です。
さらに、26ショックの要因として、沖縄県の「乳幼児死亡率 . . . 本文を読む
健康長寿のためのライフスタイルについて考えていくシリーズ、今回は家庭医について考えていきましょう。
家庭医療の医師すなわち家庭医(ファミリードクター)とは、小児から高齢者まで年齢・性別を問わず診療してくれる、家族全員のための「かかりつけ医」です。
家庭医療が普及しているヨーロッパの各国では、住民が医師に受診する際、原則としてまず登録している家庭医を受診しなければなりません。 家庭医療は先 . . . 本文を読む
前回の続きで健康長寿のためのライフスタイルのポピュレーション戦略の具体的な中身を考えていきましょう。
2000年に政府が作成した「健康日本21」でもやはりゼロ次予防としてのポピュレーション戦略の導入が有効という考えが主流です。
具体的な例として、以下のことがあげられます。
●禁煙を強力に進める政策…タバコの自動販売機の全面禁止と飲食店内全面禁煙施行
●飲酒社会から脱 . . . 本文を読む
健康長寿のためのライフスタイルについて考えるシリーズですが、今回は、ポピュレーション戦略について考えていきましょう。 ポピュレーション戦略は、イギリスのジェフリー・ローズが提唱した概念で、大切な論点としては、「ある人が病気になるのは本人の自己責任なのか、あるいは社会環境全体にも一定の責任があるのか」という点です。
これまでの古い概念では、「健康人と病人との境界線は明瞭である」とされ、この境界 . . . 本文を読む