みなさん、こんにちは。
図2:肘関節
肘頭外側に隣接する部位に後方より針を進める。
図3:肩関節
次の3点を結ぶ三角をマークする:烏口突起(内側点)、上腕骨頭結節(外側点)、肩峰(頂点)。
針先を後方に向けて、三角の中心に対し1-2 cm針を進める。
上腕の内外旋にて刺入点をみつけるとよい。
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みなさん、こんにちは。
新規に関節痛・関節腫脹をきたした患者を診察する場合に、表2のような「関節炎」を示唆する客観的な所見を認め、かつ「大関節」に関節腫脹がある場合、可能であれば関節液穿刺を行い関節液の評価をしたほうがよい。
ただし、病歴と身体所見から臨床的にみて原因疾患があきらかに確定的であり関節液の評価を不要とする場合などには穿刺しなくてもよい。
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みなさん、こんにちは。
関節炎を示唆する客観的な所見をみとめない場合には、「関節周辺の疼痛をきたす疾患」の場合がある。
表3にこれらの疾患を挙げた。
患者自身が「関節痛」を訴える場合ででも、実際には関節疾患ではないことがあるので注意をしながら所見をとることが大切だ。
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みなさん、こんにちは。
患者自身が「関節痛」を訴える患者を診察する場合、最初になすべきことは「関節炎」が本当に存在するかどうかである。
「関節炎」を示唆する客観的な所見としては、表2のような項目があるので、これらはかならず確認し診療録に記載するようにする。
また、症状が及んでいる関節以外の関節にも注意しながら所見をとる。
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みなさん、こんにちは。
関節痛・関節腫脹をきたす疾患はとても多い。
鑑別診断を絞り込むためには、関節痛・関節腫脹の症状と所見についての詳細をあきらかにすることが重要であり、そしてさらには随伴する全身の症状や所見も見逃さないようにすることが大切である。
関節の所見で重要な項目を表1にあげる。
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みなさん、こんにちは。
☑ 関節痛を訴える患者さんをみた場合、年齢、職業とスポーツ歴、飲酒歴、急性か慢性か、多発性か単発性か、運動で悪化するか改善するか、朝のこわばりがあるか無いか、発熱や悪寒の有無、を必ず聞くこと。
☑ 多発性の場合、対称性か非対称性か、小関節優位か大関節優位か、DIP 関節も侵されているか、そして皮膚所見にも注意する。
淋菌やHIVの感染を . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
質問:JCS と GCS について、JCS 300点、GCS 3点は何を示しますか?
回答:意識障害評価のためのスコアツールです。
JCS 300点、GCS 3点は共に「深昏睡」を意味します。
質問 : UTI の症例についての質問です。
体温35℃ は SIRS に該当すると思わ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
質問 : 意識障害について呼びかけの対応だけで判断がつくのか?また、呼吸障害についても同様に、流ちょうな会話で判断できるのか?総合的な判断だとは思いますが・・・
回答:これらは迅速で特異度の高い評価法です。
呼びかけにすばやく反応、流ちょうな会話をしている、というのも観察できれば有用な所見です。
そのような反応がな . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
質問 : 患者様に触れる時に触られることに抵抗がある方もいると思いますが、その時に注意する事はありますか?
回答:診察の前には、触診などの診察の重要性について説明してから行っています。
質問 : SBP と DBP が近い患者、逆に SBP と DBP の差が大きい患者でそれぞれに注意 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
①体温の測定についてですが、耳で測定した体温の正確性はどれほどなのでしょうか?
②時々、病棟でバイタルの逆転をみかけるのですが、患者さんは意外と元気な場合が多いような気がします。
逆転の頻度によって、ショックの度合いは異なるのでしょうか?
回答:
①外耳道で測定した体温は腋窩温より正確といわれてい . . . 本文を読む