皆さん、こんにちは。
今回は意識障害の中でも特殊なタイプについて見てみましょう。
そして高次機能障害についても勉強しましょう。
① 無動性緘黙:
開眼しており、一見意識があるようにみえるが、自発運動や命令に応じた運動はできず発語もない。
病変部位は脳幹被蓋や視床下部。
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みなさん、こんにちは。
今回から意識レベルです。
まずはキホンのキです。
評価
グラスゴー方式(Glasgow Coma Scale:GCS)または日本方式(Japan Coma Scale:JCS)がある
GCSは、開眼(E)、言語(V)、運動機能(M)の3項目につき、患者の反応を点数化 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回はミニ雑学です。
一息入れましょう。
内分泌疾患による浮腫
甲状腺機能低下症の典型的な浮腫はいわゆる“粘液水腫”だが、うっ血性心不全を伴うと圧痕性浮腫を生じる
浮腫はクッシング症候群の唯一の症状のことがある
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お詫び。本文中に誤りがありましたので、訂正いたします。
今後も注意して投稿いたします。(編集部ゆう)。
みなさん、こんにちは。
今回はDVTです。
PEをおこすと致死的ともなりえます。
重要な疾患ですね。
① 一般的な所見: 圧 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回はフィジカルの中でも後回しにされやすい部位である関節と末梢動脈についてです。
でも、大切な部位ですので整理しましょう。
関節関節の診察は可動域の診察、変形の有無やその程度の観察、腫脹、圧痛、熱感、クリックなどを観察する。
関節付近の腫脹の原因は滑膜や腱その他の軟部組織の浮腫や関節液の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は腹部関連のフィジカルです。
では、みてみましょう。
腹水の身体所見① バルジング・フランクbulging flanks: 仰臥位で両側腹部が外側方向に突出するもの。
② フランク濁音界flank dullness: 仰臥位で両側腹部が打診上濁音。
③ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は肝臓。
沈黙の臓器ですが、大切なオルガンです。
肝腫大
① 肝の下縁の触診
硬さ、結節の有無、拍動の有無をみる。
触診困難例ではスクラッチ・テストを行う
・聴診器を剣状突起にあてながら、中鎖骨線上にそって皮膚をこする。
・聴診音の大きさの変化したポイントが肝の下縁に相当する。
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みなさん、こんにちは。
脾腫は大切な所見です。
エコーやCTが無くても脾腫をみつけることができれば、診療に役立ちます。
たとえば、溶連菌性咽頭炎と伝染性単核球症の鑑別に役立ちます。
伝染性単核球症にアミノペニシリン系抗生物質を投与すると発疹をきたすことがありますね。
■打 診
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みなさん、こんにちは。
今回は直腸診、脾腫、そして膠原病疑いの場合です。
直腸診:
患者が最も嫌がる診察ですので、直腸診の必要性を説明して優しい態度で行う。
女性の患者の場合、女性看護師を付けて行う。
肛門括約筋の緊張度、虫垂炎などの圧痛、前立腺や子宮頚部の形態と圧痛、腫瘤などを触診し、最後に便の色と . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ベーシックシリーズ、今回は腹部です。
① 肝:
大きさを打診の肝濁音界で上・下限を決める。
正常範囲は右鎖骨中線で8〜12センチである。
辺縁や硬さを触診で評価する。
触れなければ吸気時に肝下縁を触れ、左葉が腫大していれば心窩部に触れる。
② 脾臓: . . . 本文を読む