みなさん、こんにちは。
前回ケースの答え:イミダフェナシンによる認知機能障害
その後の経過:
過活動膀胱に対して、今度はトルテロジン4mg/1(抗コリン薬)を投与。
しかしその後、再び認知機能障害が出現した。
クイ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
このシリーズのテーマは薬剤。
薬剤の副作用、ポリファーマシー、不適切処方、相互作用、処方カスケード、などについてクイズで実践力を身に付けていく。
では、今回のケースをみてみよう。
79才女性 過活動膀胱 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
従来、FE-NaやFE-Ureaは、急性腎障害における「腎前性VS腎性」に有用とされていたが、最近その価値は疑問視されている。
病歴(体重減少)や身体所見(臥位での頸静脈虚脱、口腔粘膜や腋窩の乾燥)などがあれば、まず血管内容量の補充のための輸液療法を行うことが勧められる。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
答え:5
ポイント:急性腎障害における腎前性対腎性の診断と治療。
病歴と身体所見で診断可能であり、 FE-Na、FE-Urea、TTKGなど尿生化学検査の価値は低い。
&nb . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
既往歴、飲酒・喫煙:とくになし。
日常生活動作は独立。
3日前から、頻回の嘔吐、上腹部痛、微熱あり
約1週間前に生牡蠣を摂取したとのこと。
体重減少3キロあり。
排尿困難、失禁なし。
身体所見では、BMIは21で、全身 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Choosing Wiselyは、エビデンスに基づいた診断や治療の賢い選択ができるように、医師患者間の対話を促すための世界的キャンペーン活動。
有害事象につながるリスクの高い過剰診療や、価値(バリュー)の低い検査を減らそうというものである。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回の症例では、鉄剤に加えて、ビタミンCが併用されていた。
鉄には電荷の状態から二価鉄と三価鉄があるが、二価鉄の方が三価鉄よりもアルカリ側で溶け易い。
ビタミンCが鉄剤に含まれる三価鉄を還元して二価鉄に変換することで、十二 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
PPIの長期投与は、その強力な胃酸抑制作用のために、鉄やビタミンB12の吸収を阻害し、結果として鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏性貧血をきたすことがある。
鉄の吸収には胃酸の作用が重要であり、萎縮性胃炎や胃切除後は鉄欠乏のリスクがある。
今回のケ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
プロトンポンプ阻害薬proton pump inhibitor (PPI)(ラベプラゾール)による鉄吸収障害が原因の鉄欠乏性貧血
その後の経過:ファモチジンへ変更。
その後、貧血は徐々に改善し、3か月後のHb 13.3 g/d . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
薬剤の副作用、ポリファーマシー、不適切処方、相互作用、処方カスケード、などについてクイズで実践力を身に付けていく。
では、今回のケースをみてみよう。
59才男性 高血圧、狭心症、糖尿病、脂質異常症、逆流性食道炎
紹介理由:原因不明の貧血
  . . . 本文を読む