みなさん、こんにちは。
脈拍数を測った後で患者の手首を持ったまま時計を見ながらもう1分間胸部を観察し、何も話しかけないで呼吸数を数える。
1分間呼吸数を数えれば、Cheyne−StokesやBiot呼吸のような不規則呼吸を見逃すことはない。
臥位における健康な若い男性の正常の平均呼吸数は午前中で13回/分、午後では15回/分である。 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
机をあるリズムで叩いて、患者がどのようなリズムを感じているのかを聞いてみて診断できることがある。
少なくともある種の不整脈を除外することは可能である。
しかし例えば内因性カテコラミンなどにより強い陽性変時作用を受けていた患者では後から振り返ると自分の心拍数を過大に申告する傾向がある。
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みなさん、こんにちは。
このリズムと心房細動との間の重要な違いは、このリズムではほとんどのビートで心室充満が同じ程度なので、血圧がほぼ一定値として測定できるほど「十分に規則的」であること。
同様に、心尖部と橈骨動脈の間での脈拍欠損は、このリズムの時にはみられないことが多い。
写真:沖縄本島中部、う . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
心房細動を診断するための診察法の1つは心尖部−橈骨動脈での脈拍欠損を確認すること。
心尖部での心室拍動数と橈骨動脈での脈を同時に取る場合、心房細動の患者では50回/分以下の非常に遅い脈の人々を除いて、橈骨動脈の脈拍数が少ないことに気づく。
心室収縮のうちのいくつかは先行する拡張期が短すぎて心室 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
PVCは単純にシンコペート(切分)された収縮。
「ダウンビート」である。
ベッドサイドで足をタップすることで診断可能。
反対にPACは新しい拍子を開始する。
アップビートとなる。
ダウンビートとは、リズムの頭に重心がくる強起のリズム(タン、タン、タン、タン)。
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みなさん、こんにちは。
2段脈は、1つおきに脈が異所性に触れることを意味する。
心房性のことも心室性のこともあるが、脈が2つ1組で触診されるように感じる。
2段脈は心室性の期外収縮により起こることが多い。
3段脈は3つ目の脈が異所性であり、3つの脈が1組になっているように感じる。
4段脈は4つ目ごとの脈が異所 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
洞性頻脈はさまざまな異常で起こる。
あらゆるタイプのうっ血性心不全あるいは発熱、貧血、甲状腺機能亢進症などの高心拍出量状態など。
徴候としての洞性頻脈は、病的状態に関して感度は高いので、無視しないことが重要。
90以上の頻脈は10〜29歳の患者の甲状腺機能亢進症においては感度84%であり、30〜39歳の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
心拍数は不整脈診断の手がかりになる。
規則的な頻脈では心拍数が100〜125であれば洞性頻脈が最も疑わしい。
心拍数が125〜165であれば2対1ブロックの心房粗動が疑わしい。
心拍数が175〜200であれば、発作性心房性頻拍が最も疑わしい。
心拍数200/分以上では、基礎疾患あるいは . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
脈拍は、すべての脈が予想されるタイミングで触れる場合に、整regularとする。
不整脈には、予測できる不整脈regularly irregularと、予測できない不整脈irregularly irregularがある。
現代では、不整脈を正確に調べるには心電図が必要とされるが、脈の診察によって得られる情報は依然として多 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
硬い血管壁による見かけ上の血圧変化は、血管壁が圧迫されにくいことによって起こる。
カフ圧は動脈を虚脱させるのに必要な圧と血柱の圧(血管内の圧)の合計。
収縮期血圧と拡張期血圧のどちらでも見かけ上、高くなりうる。
血圧計のカフで動脈の近位側を閉塞させることによって、動脈の硬さを判断できる。
. . . 本文を読む