系統的レビュー Review of Systems (ROS)
<一般> ADLの制限、体重の変化、食欲不振、疲労感、夜間の発汗・発熱、振戦、睡眠障害
<皮膚>発疹(丘疹/紅斑)、蕁麻疹、痛み痒み、紫斑、しこり、リンパ節、爪・髪、光線過敏、ネコに引っ掻かれた既往
<頭>幻暈(浮動性、回転性)、失神、頭痛
<目>視野障害、めがね、複視、黒点、羞明、涙、痛み、白内障、緑内障
<耳鼻口>聴力低下、耳鳴り、感染症歴、嗅覚変化、鼻詰まり、副鼻腔のトラブル、鼻ダレ・耳ダレ、歯肉出血、入れ歯、舌の痛み、頻回の喉の痛み、嗄声、声の変化
<胸>しこり、圧痛、腫脹、乳頭分泌、自己チェックの頻度
<胸部と血管系>胸痛・圧迫感(場所、質、関連/放散)、呼吸困難、息切れ、起座呼吸、喘鳴、咳嗽、喀痰の色、血痰、呼吸器感染症、動悸、夜間発作性呼吸困難、浮腫、チアノーゼ、間欠性跛行、血栓性静脈炎の既往
<消化管>嚥下困難、心窩部不快感、げっぷ、胸焼け、悪心、嘔吐、吐血、黄疸、腹痛、腹部膨満感、便通:整/不整、便秘、下痢、便の異常(黒色、におい)、血便、痔核、変わった食事、渡航歴
<泌尿器>尿の回数、排尿困難、排尿時痛、血尿、夜間尿、膿など、石、尿線の変化、失禁、尿路感染歴、インポテンツ、陰部痛
<婦人科>初潮、閉経の年齢、整・不整、月経時の症状・量・期間の異常、最後の月経、妊娠の可能性、月経困難症、(妊娠数、分娩数、流産数)
<内分泌・血液>口渇、嗄声、温度に対する不適応、多汗、第二次性徴の異常、髪や皮膚の張りの変化、貧血、出血傾向
<筋骨格系>関節痛、筋肉痛、関節腫脹、関節可動域の制限、背部痛、腰痛、膝痛、痺れ、チクチクした痛み、朝のこわばり、目がごわごわする、口が乾く
<神経、精神>失神、痙攣、前駆症状、振戦、麻痺、異常感覚、記憶困難、構語障害、痺れ歩行障害、ムード(意欲減退)、自殺企図、異常知覚(幻覚、妄想)、精神科受診歴、薬物・アルコール(CAGE=cut down断酒を試みた, annoyed飲酒を咎められたことあり, guilty罪悪感がある, eye-opener迎え酒の4つのうち2つ以上陽性でアルコール中毒の疑いある)
(注)「はい」か「いいえ」で答えてもらう。
引用元:内藤亮:第3章「内科における診療録とレポートの書き方」:徳田安春編集「臨床研修医指導の手引き」-内科篇-:診断と治療社。p.53-88,診断と治療社,2004。
これらは入院時にぜひチェックしておきたいところです。
<一般> ADLの制限、体重の変化、食欲不振、疲労感、夜間の発汗・発熱、振戦、睡眠障害
<皮膚>発疹(丘疹/紅斑)、蕁麻疹、痛み痒み、紫斑、しこり、リンパ節、爪・髪、光線過敏、ネコに引っ掻かれた既往
<頭>幻暈(浮動性、回転性)、失神、頭痛
<目>視野障害、めがね、複視、黒点、羞明、涙、痛み、白内障、緑内障
<耳鼻口>聴力低下、耳鳴り、感染症歴、嗅覚変化、鼻詰まり、副鼻腔のトラブル、鼻ダレ・耳ダレ、歯肉出血、入れ歯、舌の痛み、頻回の喉の痛み、嗄声、声の変化
<胸>しこり、圧痛、腫脹、乳頭分泌、自己チェックの頻度
<胸部と血管系>胸痛・圧迫感(場所、質、関連/放散)、呼吸困難、息切れ、起座呼吸、喘鳴、咳嗽、喀痰の色、血痰、呼吸器感染症、動悸、夜間発作性呼吸困難、浮腫、チアノーゼ、間欠性跛行、血栓性静脈炎の既往
<消化管>嚥下困難、心窩部不快感、げっぷ、胸焼け、悪心、嘔吐、吐血、黄疸、腹痛、腹部膨満感、便通:整/不整、便秘、下痢、便の異常(黒色、におい)、血便、痔核、変わった食事、渡航歴
<泌尿器>尿の回数、排尿困難、排尿時痛、血尿、夜間尿、膿など、石、尿線の変化、失禁、尿路感染歴、インポテンツ、陰部痛
<婦人科>初潮、閉経の年齢、整・不整、月経時の症状・量・期間の異常、最後の月経、妊娠の可能性、月経困難症、(妊娠数、分娩数、流産数)
<内分泌・血液>口渇、嗄声、温度に対する不適応、多汗、第二次性徴の異常、髪や皮膚の張りの変化、貧血、出血傾向
<筋骨格系>関節痛、筋肉痛、関節腫脹、関節可動域の制限、背部痛、腰痛、膝痛、痺れ、チクチクした痛み、朝のこわばり、目がごわごわする、口が乾く
<神経、精神>失神、痙攣、前駆症状、振戦、麻痺、異常感覚、記憶困難、構語障害、痺れ歩行障害、ムード(意欲減退)、自殺企図、異常知覚(幻覚、妄想)、精神科受診歴、薬物・アルコール(CAGE=cut down断酒を試みた, annoyed飲酒を咎められたことあり, guilty罪悪感がある, eye-opener迎え酒の4つのうち2つ以上陽性でアルコール中毒の疑いある)
(注)「はい」か「いいえ」で答えてもらう。
引用元:内藤亮:第3章「内科における診療録とレポートの書き方」:徳田安春編集「臨床研修医指導の手引き」-内科篇-:診断と治療社。p.53-88,診断と治療社,2004。
これらは入院時にぜひチェックしておきたいところです。