みなさん、こんにちは。
8か月後に再びドネペジルを7.5 mgへ増量したあと脈拍毎分50回程度となる。
心電図は洞性不整脈。
答え:ドネペジルによる洞不全症候群
その後の経過:
ドネペジルは5mgへ減量となる。
&nbs . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回はケースを考えてみる。
病歴:約3年前から、認知機能低下、幻視、パーキンソニズムあり。
レビー小体型認知症の診断。
軽度の起立性低血圧あり。
心疾患、高血圧症、糖尿病、脂質異常症の既往なし。
今回、数日前から動悸 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医薬品の適正処方への介入はなかなか難しい。
スウェーデンでは、de-prescribing manualが国全体の処方医に無料で配られている。
脱処方、すなわち減薬のマニュアルだ。
脱処方をどうやるか、が書かれている。
  . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
IT関連のアプリを使うとポリファーマシーに対する介入も効果的にできるようになった。
例えばMEDSTOPPERというフリーアプリがある。
薬名を入れると、副作用リストが出てくる。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
UCSF病院は医師個人別データをアノニマスで院内に発表している。
例えば、総合内科のデパートメント別のデータを医師個人別の分布データにして、自身のみの位置がわかるようにしている。
診療部門の中での輸血施行の頻度について自分自身 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
赤血球の輸血は最小限度がよい、というスタディ結果が出てきている。
これも電子カルテでビッグデータが分析して介入ができるようになった。
院内のそれぞれの診療部門に対するフィードバックだ。
総合内 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
UCSFが実際使っている電子カルテには、診療サポートシステムが付いている。
例えば、高齢者にベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤を処方しようとしたら、ポップアップメニューが出て、アメリカの老年医学会は推奨していませんとのメッセージが出る。
このポップアップシステム . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今までのChoosing Wiselyは医師向けの介入が中心であった。
最近は患者さん側への介入も行っている。
例えば先ほどのA子さんがコレステロールを下げる薬が飲みたいと言うと、話がそれでがらっと変わるからだ。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
テーブル1には、どういうバックグラウンドの人たちが研究対象になっているかが出ている。
年齢、性別、BMI、高血圧の割合、糖尿病、たばこ、お酒、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、など。
例え . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
スタチンにも副作用がある。
筋障害は有名たが、耐糖能障害もだ。
記憶障害に関しては結論は出ていない。
臨床研究論文を読むときに大切なのは、レイク・オベゴン効果を見抜くこと。
アメリカの中西部にあるレイク・オベゴンという . . . 本文を読む