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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

9月になり、いよいよ サム石原&Stonefield Band 本格始動。

2008年09月01日 | Music & Life 
 

 8月が終わり9月がやってきた。もう今年も3分の2が過ぎたがZUYAはいよいよ活動開始と言ったところだ。

6月にサム石原に出会い、彼のバンド 『Stonefield』 (stone=石、field=原っぱ)の一員となって早3ヶ月、いよいよ活動の場が広がる

 
 ZUYAも何枚か(が限界)CDを購入しカントリー・ミュージックと言うものを聴いてみた。コードの少ない割には曲の幅が広いのはブルースと同じか。つまりカントリー、ブルースと言うのはいわゆるルーツ・ミュージックであり、ロックであろうとポップスであろうとその中でテイストを出すことができるのだ。

 
 ZUYAが手こずったのは以外にも 『ベンディング(チョーキング)』 である。ブルースでも多用されるがカントリーの中ではコード感を損なわないようにチョーキングを入れる。 音楽に興味のない人にはさっぱりわからない説明だがそういううことなのだ(笑)。
 つまりブルースでは主に単音でベンドするのだが、カントリーではそれに和音を加えないといけないケースが多い。これは一般的に『スティール・ギター・リック』と言うのだがこれこそがカントリー・サウンドの決め手であるとZUYAは思う。

 さて逆に簡単にコツを掴めたのは『スライド・ギター(ボトルネック奏法)』である。本当はスティール・ギターがベストなのであるが、なにぶんZUYAはブルースマンでありカントリーマンになる気はないのでそれを買ってまでとは思わない。
 元々スライド・ギターは十八番であり、楽器を始めた時はベース・プレイヤーであったが20代前半にフェイセズのロン・ウッドのスライドを聴いた時に『これだ!』と閃きギターに転向。そんなわけもありスライド・ギターをカントリー・バンドの中でバンバン弾けるのは嬉しい。ZUYAのスライド・サウンドはサムが俺を気にいった理由の一つらしいが...

 
 
 さてさて、下の2枚の写真は今までもこのブログの中でもちらちらと写っているが改めて紹介しよう。

 
 '52 FENDER USA TELECASTERである。

1982年製。今からおよそ26年前のものだ。現在各楽器メーカーがいわゆるリイシューものをたくさん出しているがこれはそれらの先駆けとなったものである。まだカスタムショップもない時代で、しかも初回生産分。シリアル・ナンバーは『1416』である
 
 ZUYAが1999年にカナダに渡った時に手に入れた。元々あちらでテレキャスターを買おうと考えていたのでギターは持たずに日本を離れたのだがカナダ・ウィニペグの郊外にあった『ULTIMATE GUITAR WORKS』と言う小さいけれど良い楽器屋で$1500(当時13万円くらい)で購入した。
 まだカナダに行って数週間だったのでたどたどしい英語で必死に交渉したのを思い出す。しかも初めてバスで郊外に出た不安と期待でドキドキしていたなぁ。ダウンタウンからバスで30分位のところにあり 『本当にこんなところにギターショップがあるのか...?』 と不安になるような寂れたエリアにその店はあった(ある)。
 前の持ち主はコレクターだったようで中古とは思えない程の素晴らしいミント・コンディションで、カウンターのガラスのショーケースの中で飾られていた。店のオーナー、ブライアンは頑固そうなレスラー体形のおっさんで店に入るなり 『何だ、アジア人か...何しに来やがった』 的な目で見られたような気がする(笑)でもZUYAが日本から来たばかりでこちらで使うギターが欲しいんだと言ったらいろいろ教えてくれたなぁ。その後カナダに住んでる間、ZUYAのギターを何度もリペアもしてくれた。

 このギターのサウンドはまさにトゥワンギーでこのギターとなら心中しても良いくらい惚れ込んでいる。ウィニペグにいた時、ジャム・セッションに行くと多くのミュージシャン達がこのギターを使いたがったものだ

 このギターがこれからの『サム石原&Stonefield Band』で大活躍することになる


 写真の中に写っているボトルネック・バーも年季が入ってきた。短い方はもう15年以上の付き合いで元々1000円くらいのバーだと思うが、5、6年前にはバイト先の工場でカットして長さも完璧にした。しかしこれを無くしたら俺は...と最近と思うようになり先日3.000円もする新しいバーを購入。これはこれでなかなか良しである