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なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

BIG DAVE MCLEAN の新作がまもなく...

2008年09月04日 | Music
Acoustic Blues

Stony Plain

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 日本では知る人ぞ知るカナダのブルースマン、Big Dave Mcleanの新作があと数日で届く。頼んだらカナダから送ってもらえるのだが今回は購入することにした


 1999年に人生を変えようと(そんなに大げさだったかな...)カナダに渡った。なぜカナダかと言うと当時まだ3つしか参加国がなかったワーキングホリデーで簡単に(一応抽選はあったのだが)ワーク・ビザを取ることができた。
長年イギリスに行きたかったZUYAはカナダはイギリスに似ているのでは...と独断で判断し太平洋を渡った。実際、カナダはまだエリザベス女王万歳の国であったのだが...


 ブルースはもともと黒人がアメリカ南部の各地プランテーション農場で奴隷のような労働を余儀なくさせられた結果生まれたものなのである(まれにアメリカには奴隷制度などなかったと言う白人至上主義の人もいるが...)。

 で、ZUYAも農場でこき使われて精神的にブルースに近づこうと思いカナダの大平原地帯のあるマニトバ州(州都ウィニペグ)を選んだのである。だいたいワーキングホリデーでカナダに行く人たちは西のバンクーバー、バンフ周辺、東のトロント周辺を選ぶのだがZUYAはあえて日本人の少なそうなマニトバ州にしたのだが、結局今や日本人はどこに行ってもいるのだ...
 
 初めてウィニペグ空港に降り立ちダウンタウンに入ったときは今までテレビ、映画、雑誌で見た海外の町のイメージとは随分違い、恐ろしく寂れた印象であった。
 ウィニペグは人口は70万人以上でカナダでは7番目の大都市(?)である。カナダの地図で見ると北アメリカ大陸のちょうどへそのようなところにあり、かつては大平原地帯の農業、輸送の大集積地であった。現在のウィニペグの写真を数枚お見せします

  

 数日この町に滞在してから農場に行こうと考え、先ずは2,3軒楽器屋をめぐりその中の一つ 『Mothers Music』 と言う所で 『TIMES CHANGE』 と言うクールなブルース・クラブがウィニペグにはあるぜと言われ早速行ってみた。

 『TIMES CHANGE』 はダウンタウンにあり住所も 『234 main st.』 と一応メインストリートにあるのだが当時は恐ろしく暗く怪しいエリアであった。ZUYAは単身乗り込むと店内には人が3人いた(キッチンにもう1人いたのだが)。やはり入るや否や 『何だ若いアジア人が入ってきやがったぜ』 的な目で見られたが臆せず 『俺は日本からブルースを聴きにやって来たんだけど、ここに来ればクールなブルースが聴けると聞いて来てやったぜ』 と当時のオーナー、Bobbyに話しかけた。すると驚いたことに 『それはグッドなタイミングだぜ。あそこに座っている2人がウィニペグじゃ最高にイカした2人だぜ。来な、紹介するぜ!』 と言われ紹介された店内にいたあとの2人がBig Dave McleanとRighteous Ikeであった。2人とはその後マブダチになるが、この瞬間ZUYAの人生は大きく変わりそして動いていくのである。

 最後に昨年カナダに帰った際のZUYAの『Welcome back party』での写真を数枚見せよう。一緒に写ってるのはDave、Ike、そしてChrisである