なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

亀 ( カメ )に願いを...(☆_☆)

2008年09月09日 | Funny Life
 

 昨日、亀と出会った

 結局昼間は予想通り飲んだくれてしまい 『 これではいかん!』 と昼寝から目が覚めたら図書館に行き、得意な怪しげな本を借りて来た。家に戻ってきて 『 さぁ飲み直すか!』 と再び考えてしまい、 『いかんいかん!いか~ん!!』 と思いインラインスケートを背負い荒川河川敷へと向かった

 ZUYA邸から一番最短の荒川河川敷へのアプローチはおよそ徒歩25分、チャリだと10分ちょっとの距離だ。ZUYAは幼い頃よく家からやはり同じくらいの時間で行くことのできた大和川の河川敷で良く遊んだ。そのせいか川のそばに行くのが大好きなのである

 さぁて久々のインラインスケート。危うい場面もあったが一度も転倒することなく河川敷特有の水の香り、草の香り、そして何より開放感を味わいながら快調に滑っていた。経験者はわかると思うがローラースケートもそうだが、小さな石などに非常に弱くつまずいたり、車輪に挟まると大変危険なので路面に気をつけて滑っていると前方に3cm弱くらいの大きさの石を発見。わずか数cm横を通り過ぎたのだが 『 あれ?』 と思い直ぐにUターンし戻ってみた。...亀である。

 
-やっと、亀の登場だ(笑)。前置き長すぎ (^_^;-

 
 そう亀が幅4mはあるサイクリングロードをなぜか水辺とは逆方向へ横断中だったのである。よくよく見てみると3cmどころかせいぜい2cm強のスーパー小亀である。例えは妙だがチュッパ・チャップスぐらいのサイズである。ZUYAに見られて緊張しているのかピクリとも動かない。そっと手のひらにのせて見ると首を引っ込めた。生きていた

 
 さて、どうしたものか。水辺まではそこそこあるし、ましてや彼(彼女)は逆方向へ進んでいた。『 これは何かの縁だ。しばらく飼ってみるか 』と思い立ち、チャリを止めてある場所へ彼(彼女)を乗せてまた滑り出した。 『 う~ん、彼(彼女)には何を食べさせれば良いのだろうか。金魚の餌とか食うのかな。いややはりイクラとかキャビアを食べさせた方が恩返しが期待できるのでは... 』 と考えてながら滑っていると、ふと我に返り周りを見渡すと...そこは...龍宮城であった

 
 んなこたーない(タモリ語)。ヤングミセス達がちびっ子たちを連れて虫取りをしていたのだ。なるべく一番綺麗そうな人に近寄って声をかけた。 『 すいません。ここは龍宮城ですか? 』 なんて言うわけがなく 『 すぐそこで亀を拾ったのですが子供達にどうぞ 』 と。

 これがまた想像以上に大喜びなのだ。それは納得だ。残念ながらZUYAは家に携帯電話を置いていったので写真を撮ることができなかったのだが老若男女問わず100人が見れば134人が可愛いと言える代物だったのである

 

 無事、亀の運命も決まりZUYAは家路に着いた。亀の恩返しは...と考えながら