『 病は気から 』
若い頃はこんな言葉は風邪をこじらせた時ぐらいにしか感じませんような。でも今は時々発症する“謎の関節炎”に苦しむ立場になって改めてこの言葉の“深さ”を感じる。先月から出始めた浮腫み、痛みはあまり変化は見られずそのまま放置している。今日現在、右腕と両脚そして背中に痛みを感じるが、幸いまだまだ通常の生活は送れる範囲だ。
飲み友達(←説得力ないよなぁ...)や嫁に促されて1週間ほどアルコールを摂取するのを控えようかと。健康になればいつでも飲めるのだからね
最近仕事帰りに買い物をすると言う日課がある。今の仕事に就いて以来朝が苦手な嫁が毎日早起きして弁当を作ってくれているので、夜はZUYAの担当になっております(それでも酔っ払って帰宅することが多いですが...)。近所の霜降商店街でよく買う魚屋は閉店間際になると刺身を
『 3割引 』→ 『 半額 』 → さらに 『 投売り 』
と大幅に変化させていきます
今日も運良く(悪く?)、その時間に当たってしまい刺身を買い込んでしまった。“ビールと頂かないと魚が無駄死にだろうよ?”と勝手な言い分が頭の中にこだまして...やはり酒屋に寄ってしまう日本で5本の指に入るほどの意志の弱いZUYAさんであります
さてそんな“のんきな話”をしていないとやっていられないぐらいショッキングなニュースが先週アメリカから届いてしまいました
昨年嫁と行ったアメリカ・カナダ旅行。以前は良い友達であったのに“モノ本のゲイ”と分かり疎遠となってしまったおっさんがおりますが、一緒にオハイオ州からナイアガラの滝まで(国境を越えてカナダまで)楽しんだビルとスージーと言うとても素敵な夫婦がいます。この夫婦は最終日にはZUYAと嫁を 『 The Rock And Roll Hall of Fame (ロックの殿堂) 』に連れて行ってくれました。そのビルが“ガンの王様”と呼ばれる 『 すい臓がん 』 になってしまい、 『 余命1年 』 と宣告されたそうです
これはZUYAが以前から最も恐れていたことで“遂に来たか~!”という感じです。海外に多くの友達を持ってしまうとこういう時に駆けつけることも顔を見せに行くことも容易ではありません。もちろん仮に今回費用が何とかなりそれが出来たとしても、この先“友人の数だけそれをする”ことは、ZUYAの経済力ならずとも簡単なことではありません。数年前にもカナダのマブ達の一人、バーニーがガンに侵された時もどうすることも出来ず、取り敢えず手紙と思いを込めた色紙を送りました。幸い彼はその戦いに打ち勝つことが出来、去年のカナダ滞在時にも会うことが出来ました。
この“ジレンマ”と言うのか、やるせない気持ちをこれから何百回と味わないといけないと考えると、辛いものです。取り敢えずビルには嫁とビデオ・レターを作って送ろうと考えています
健康であると言うことは自分一人のためのためでなく、周りにも幸せをもたらすと言うことを忘れないでいたいものですね