なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

春爛漫&心散漫...

2018年03月26日 | Love Drink...

(谷中霊園にて)


Hello,Folks!

昨日、今日と東京はぐんぐんと気温が上がり街中が桃色になりましたね。毎度思うのですが“春の桜色”と“秋の紅葉”、どちらが素晴らしいのだろう


さてZUYAさんは休日ですが、朝5時に起きて恒例のスナップ写真を撮りに行きました。春と秋は朝が忙しいのです

谷中霊園は駅で数えると3つ先の日暮里駅が近いのですが、山手線はグワッとカーブしているので歩いて行っても30分ほどで着きます。そう、いつもは歩いて行くのですが腰がイマイチなので...






8時前にいったん家に引き返して家事やその他のやらねばならぬことを済ませて、また同じ向きの電車に乗り今度はお墓参りへ

伝説のギターリストの一人である故・佐野行直氏。 1970年代に 『 スペース・サーカス 』 でギターを弾いていた方です

当時の日本の音楽シーンは海外同様に戦国時代ならぬ群雄割拠でしたね。そんな中で“日本人離れしたプレイヤー”も次から次へと現れ、佐野さんもその一人で伝説の名に相応しい素晴らしいギターを弾いていました

ZUYAさんはカナダから帰国後初めてのステージで恐れ多くも佐野さんと演らせて頂きました。今でも覚えています。 『 Hoochie Coochie Man 』 と 『 Shake Your Moneymaker 』 の2曲...

演奏後打ち上げ中、まだこの世界に知り合いもおらず独りで座って飲んでいるとビ-ル(ハイボールだったかな?)片手に声をかけて来てくれた佐野さん。その光景、かけてくれた一言、そして優しさは忘れられませんねぇ

もう亡くなられて10年になります。ZUYAさんは諸事情によりミュージシャンではなく“堅気の仕事”に付いてしまい、“みんなまだ頑張ってて忙しいのだから俺が代わりに墓ぐらい綺麗にさせていただこう”と年に何回か行くように。まぁ結局(辞めれるわけなく)ちょくちょく弾いているのですがね






その後、カオスと化した上野公園を通り抜けて大衆酒場 『 勇 』 へ。これもお決まりのコースなのですが、今日は墓前で飲み過ぎたので...




ふと気が付くと誰かがZUYAさんの名前を読んでいる...しかも“名字”で呼びかける人はかなり珍しい...うっすら目を開けるといつも世話になっている整骨院の先生でした...

何故か上野駅ではなく隣の鶯谷駅のホームのベンチで潰れていたZUYAさんに声をかけてくださったのです。これはかなり恥ずかしい...時間は午後4時頃


でも佐野さんは酒をこよなく愛したので、飲み屋まで一緒に来ていたのかな。で、最寄り駅でお降りになった...まぁ楽しい一日でした


今夜のBGMはスペースサーカスの 『 Fantastic Arrival 』


FANTASTIC ARRIVAL(紙ジャケット仕様)
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