※長文です。お時間のある時にお読みくださいませ~
おはようございますZUYAさんです
三度(個人的には全く理解を示さない)緊急事態宣言が発令されましたね。その“とばっちり”を喰らって、昨日は激務でした。さぞかしZUYAさんの職場は儲かったことでしょうね(従業員にちゃんと還元しろよな!)
ここのところ、手足のこわばりが酷くてですね、数日前も食事の後の片づけの最中にお皿を3枚も落として割ってしまいました...そうもう夜になると指先まで力が入らないのです
さて皆さまお待ちかねの「心の旅」の続きですね。ただしチラッと前説をZUYAさん節で書いておきますね~
「世の中は全てお金である」









琴平町・鞘橋(明治2年)
旅の3日目。目が覚めたのは午前4時半。久々に8時間、1度も目覚めることなく眠れました。前夜は列車の中でしたし肝心要の奥社まで行かなかったとは言え、金比羅山の800段近い階段を上った後に晩酌にビールと日本酒ですからね~
琴平町・公会堂(昭和7年)
窓を開けて空を観ると、雨を降らせそうな雲の合間に青空もちらっと見えています。どうやら1日中雨と言うわけではないようで。薄っすらと明るくなり始めた頃に、服を着替えて忍び足で旅館を出ました( ← 逃げたわけではありませんよ~)。皆さんご存知のZUYAさん恒例の旅先での朝散歩です
とにかく“行き当たりばったりの旅”。琴平の観るべきスポットも何も調べていないので、参道周辺をウロウロしてみました。少し外れたところに、現在は神事の行事の時にしか使われていないと言う珍しい屋根付きの橋である「鞘橋」を見つけました。散歩を終えて宿に戻る途中、“あ!? 早朝にもう一度参拝出来たんじゃねぇ?”と思ったとか思わなかったとか( ← 実は奥社に行かなかったことをすんごい後悔してる...)
宿に戻って朝食。ええ、もちろん今朝もZUYAさん1人です。昨夜もそうですが、食事は程よい量でとても美味しいかったです。朝から久々にごはん3杯も~(昨夜も2杯)。何が嬉しいかって宿泊客1人の時って、朝の白米は“レンチン”される場合がわりと少なくないのですが、こちらの宿はきちんと炊いてくれていました。その御好意に応えたわけです~
部屋に戻って旅支度。荷物を持って階下に降りると、遂に遭遇しましたよ~!
看板猫さん。開け放たれた玄関前に鎮座しておられました。完全に油断していたので、カメラはケースにしまい込んでいました。急いで取り出しましたが、ベスト・ショットは撮れませんでした。ZUYAさんに気が付くと、「ご宿泊ありがとうございました 」と言いながらすりすりして来ました~
写真、残念ながらボケた...
到着時同様に、出発もご夫婦で見送ってくださった「ことぶき旅館」さん。素敵な時間をありがとうございました。ちなみに支払い金額の3分の1が呑み代でしたね~
さてJR琴平駅まで歩く途中、多くの猫たちが見送ってくれました。気取らなくて良い穏やかな町でした。次回は必ずや奥宮まで...
琴平からは多度津まで行って、予讃線(松山・宇和島方面)に乗り換えました。JR四国内は列車の本数も少なく沿線の人が利用しやすいように、近距離区間の特急料金が330円と破格に設定されているので特急に乗車。あっと言う間に最終目的地である「詫間駅」に到着。待ち合せの時間より30分も早くついたので、なぁ~んにもない駅でボォ~としてました
JR琴平駅にて
瀬戸内海を観ながら~
しばらくして親友「S」くんが車で迎えに来てくれました。前に会った時は結婚の「け」の字もなった自由気まま独り者だった彼が今や3人の子供の父親とは信じられません。その内の1人を連れてのお出迎え。不思議な感じです~
そして周辺を案内してもらいながら、彼の自宅へ向かいました。途中夕飯に魚をとスーパー(田舎にある小さな食料品店を想像してくださいね)に寄りましたが、まぁ安い~
僅か200万で買ったと言う古民家。部屋がいったいいくつあるのだろうか...別棟もあり、その上畑まであります。年収は数十万円だとか...それで生活していけるのです。もちろんZUYAさんが東京でしているような呑み歩いたり、毎日違う服を着て出掛けたりなんて言う“ファンシーな生活”ではありません。彼はもう10年以上ネット社会とも無縁の生活を送っていますしね
流石はZUYAさんの憧れた親友。彼のバイタリティーは半端ではなく、出逢った30年近く前からな~んにも変わっていません。改めて畏敬の念を持ちました。“世間体”なんて語は彼の辞書には生まれた時からないと思います
この後、彼に連れられて昼飯を食べに行くのですが、彼と幼子がもう食べ始めているのにSNS用に写真を撮っている自分が何か恥ずかしく感じました。そう言えば小生も30代半ば頃までは、必死にその波に歯向かっていたのになぁ
あちこち出歩かなくても、彼の家の敷地内だけでもう全てが詰まっていました。同じ価値観を持つ奥様、そして子供達と過ごす楽しいひと時でした
ご存知の通り、ZUYAさんは子供に恵まれなかったのですが、日本で親友と呼べる友達はみな子供がいます。正直、ちょっと切ない気持ちが込み上げて来る時がありますが、今回はその気持ちを惜しまず、数十回の抱っことおんぶにつぎ込みました~(いや、百回超えたか?)
なんで自分だけが父親になれなかったのだろう、やはりまだ時々考えますよ。お天道様は親になれる者を選ぶのかなぁとかね。Sくんが子供のペースに合わせて行動している点を眺めていて、果たして自分はそこまで出来たのだろうか。何でも自分のペースでしてしまい、しばしばワイフの機嫌を損ねている小生が我が子とは言え自分のペースを崩されていたら...
なぁ~んて、色々考えちゃいました~
暫く寛いだ後、お昼はお勧めのうどん屋へ(4杯目)。香川県内には数え切れないほどあるうどん店ですが、彼が気に入るのはそれほど多くないとか。その内の1軒に連れて行ってもらいました~
「三好うどん」。今回の旅では計5回讃岐うどんを食べましたが、幸運にもハズレはありませんでした。(言っちゃぁ悪いが)とても辺鄙な所にありますが、とても美味しいうどん屋さんでした
その後、全国各地から移住して来ている仲間の何人かに引き合わせてくれました 。ZUYAさんは基本的にサングラスのおっさんが広めた“友達の友達は皆友達だ”が大嫌いなのですが、Sくんの紹介してくれる人達はみな魅力的で、生き様と言うかオーラを感じましたね。ZUYAさんの職場になんか...止めましょう職場の話は~
ため息が出ます(←天気が悪いせいではない)
紫雲出山を望む
潮が引くのを狙って魚を探す鳥
Sくんの愛犬
Sくんの友達の家の猫さん
天気は雨が降ったりやんだりでしたが、荘内半島の一番の名所である「紫雲出山」へ連れて行ってくれました。ええ彼の家の窓からも見える山ですね。この荘内半島は日本で何ヶ所かある浦島太郎伝説のある地の一つ。地名に所縁の名前が多いので、個人的にはここが一番有力ではないかと思いますけどね。ちなみに「紫雲出山」は浦島太郎が開けた玉手箱の煙が山の上にかかったと言うのが謂れだそうです
辛うじてソメイヨシノが~
荘内半島の突端を望む
夕食はSくんがカワハギの煮付とイカの刺身を準備してくれました。Sくん夫婦はほとんど飲まないので、ZUYAさんは長く残っているお酒に手を(口を)つけました。自分の分は用意して行くべきでしたね
その後は23時ぐらいまで、くっちゃベってから就寝~
To be continued.
最後にブログを仕上げながら聴いたBGMの紹介
Elvis Presleyの1975年のアルバム。ZUYAさんが買ったのは、前作「Good Times」の中から同じセッションでレコーディングされた曲をボーナス・トラックとして入れたいわゆる“アップグレード版”です。そのボーナス1曲目の「I Got A Feelin' In My Body」は、もうドンズバですね~
本当に今まで何で聴かなかったのだろうと思うぐらいに、エルヴィスの70年代のスタジオ盤は素晴らしいものばかりです。まだまだZUYAさんの“エルヴィス再燃ブーム”は続きそうです~
Have A Good Day,Folks!