なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

偉人たちに支えられて…

2024年03月20日 | Life

こんにちはZUYAさんです


※大阪滞在中3度目の隣町のネットカフェ利用


大阪に戻って13日目になりました。有給休暇を使っての長期間の休みとは言え、先月から異動になり(しかも昇進までしているのに...)まだ何も“らしい”仕事はしていないので、ふと後ろめたくなるのは正直な気持ちです。一応、責任感はありますので

ブログのトピックも実に気を使いますが、なるべく正直に自分の気持ちを綴ろうと思います。それが覗いてくださる方への敬意であり(同じような状況に置かれている方への参考・アドバイスになると思いますので

先ずは父のことを書きましょう。数日前に医師、ケアマネージャーらとの話し合いでこれ以上の苦痛を伴う治療は止めることになりました。ベッドが空き次第、緩和ケア病棟へ移ることになります

先週から病院の感染症対策の面会規制が解除になり、時間制限等はあるものの毎日面会に行っています

初日に会った時はまだZUYAさんのことを認識出来ましたが、日を追うごとに怪しくなり…今日も会いましたがもう誰かもわかっていなければ、話の内容もめちゃくちゃになっています。当初は15分間なんて短すぎるわと思っていましたが、今は正直それすらも長く感じてしまい10分ほどで終わりにしようかと思ってしまうほどです。まぁそれでも結局、時間内一杯は側にいていますけどね

母はZUYAさんがいてくれるおかげで、毎日ぐっすり眠ることが出来るようです。慣れない独り暮らしですからね。ZUYAさんが戻ってくる前は父のことを案じていたり、ちょっとした物音とかで起きてしまっていたようです。食事は相変わらずZUYAさんが腕を奮っていますが、洗い物は母に奪われています

母に関しては慣れれば、うまくこなしてくれるのではないかと感じています。母が本当に独りになれば、息子たちからは強力なサポートがありますからね(ええ、それほど父のことが嫌いでしたから...) 


          


格言うZUYAさんですが、今回の帰省後5日ほどで一度めげてしまいましたが、今は気を取り直して自分一人の時間も作って、のびのびと滞在を楽しんでいます。ここ2ヶ月、家と病院を行ったり来たりの生活だけの母を連れて、先週一度訪れてみたかった高野山へ(母も初めて)

レンタカーで行くつもりでしたけど、母が以前親戚から聞いた話だと、“かなりのぐにゃぐにゃ道で、車に乗り慣れている人でも酔うらしい”と。ならばと近鉄電車に乗り河内長野へ行き、そこで南海鉄道のフリー切符(高野山のケーブルカー・バスも利用可)を購入して向かいました。和歌山県・橋本市を過ぎると一気に山岳鉄道さながらの勾配、急カーブの繰り返し。でも久々のお出掛けに母は喜んで車窓を楽しんでいましたね

実はZUYAさん、人生で母と2人旅は2度目(←少ない!)。ちなみに前回は40年ほど前の小学生の頃、ミステリー列車に乗って宇治の平等院鳳凰堂へ行きました

さて鉄道の終点、極楽橋駅で今度はケーブルカーに乗り山上へ。今や世界遺産の高野山は休日や紅葉の時期だと混みますが、この日(平日)はとても空いていました。ケーブルカーの次はバスに乗りようやく高野山に到着です

金剛峯寺

とても立派です

極楽橋駅にて


精進料理の定食を頂きました


すいません。今はスマホで撮った写真しかUP出来ず...実際は弘法大師の御廟がある奥の院まで歩きましたよ。この日の母は15,000歩ほど歩きましたが、疲れを全く感じないと言っていたのは弘法大師のご加護かもしれませんね。ちなみに御廟のあるエリアは写真撮影等も一切ダメで、とても聖なるエリア。実際にとても不思議な力を感じました


          


先週は鶴橋に昼飲みに出かけました。ZUYAさんは東京の“新大久保エリア”は苦手なのですが、鶴橋界隈は昔から好きなんですよ(神楽坂のマダムへ、本場のキムチ堪能いたしましたよ~)











プルコギ


          


高野山に行く時に車窓から目についたのが、この石碑




脳裏から離れなくなり、昨日一人で出かけました。近鉄長野線「貴志」駅で降りて約4キロ歩きました。せっかく東京からスニーカーを持ってきていたのに、うっかり革のブーツで来てしまい... 




向かった先は大阪府南河内郡太子町の「聖徳太子御廟」のある叡福寺。ここで不思議なことが起こりました(※信じるか否かはあなた次第...)。御廟で手を合わせるとお言葉が…

よく頑張りましたね

と確かに聞こえたのです。ZUYAさん、人目を憚らず涙が出てしまいましたよ




聖徳太子御廟


推古天皇御廟


その後は聖徳太子の叔母に当たる推古天皇陵にもお参りに行き、一軒だけあった町役場のそばにあった小さな食堂に入りました。人懐っこい老夫婦が営むとても居心地の良い店内。味もよく満喫いたしました





焼肉(一品料理)


店の名を冠した「おでんふくべ定食」


おでんは自分で取るのですが激ウマ(1個100円)


という感じで、毎日東京から持ってきたアコースティック・ギターを弾いたり、散歩に出かけたりして過ごし、面会時間(14時から16時)になれば病院に行くという生活ですね。そして食事の時はめい一杯母と話しながら食べています

ちなみに晩酌用の焼酎の紙パック(1.8L)は、3つ目が終了しました。母は飲みませんよ

長くなりました。今日はこの辺で。ちなみに昨夜は母のリクエストで大量に豚汁を作りましたので、今夜は食事の支度が楽です。あ!頼まれているミスタードーナツに寄らないと~

Have A Good Day,Folks!

   

大阪すとらっと...

2024年03月16日 | Funny Life
こんにちはZUYAさんです

※ネットカフェまでやって来ました

今年3度目の大阪滞在も1週間を超えると、長年あれだけ自制出来ていた大阪弁が自然に出てきています(そりゃそうや、周りは大阪人ばかりやねんやからしゃーないわ...)

そして、それにも負けないぐらい涙を堪えなければいけないシーンも増えてきました。もう父が自宅に戻れる可能性はほぼありません。それをわかっているはずの母ですが、父への想いが垣間見えた時は...

でも母の前で涙は決して見せられません。心の中で泣くか、コンビニの前で堪えてハイボール缶を飲むかしています


ギター持って来てて良かったわ~


数日前、心が壊れそうになり“これではだめだ”と(友人たちのアドバイスに従い)残りの滞在中、自分だけの時間も作ることにしました。ちなみにもう1週間ほど滞在する予定です

43年ほど前、現在実家のある町にやってくる前に、その隣町に小学2年生まで住んでいました。カメラを持って43年振りにその地を訪れてみました

住んでいたマンションや通っていた小学校、通学路、放課後によぉ遊んだ所等々を見て回りました。その中でも最も思い出深い場所は、その頃に母がパートで働いていた本屋さん。幼稚園や学校から帰った後によく母に会いに行ったものです。(当時は小さくて可愛い)双子ちゃんでしたから、本屋のオーナー家族にもとても可愛がってもらったことを覚えています

その店を訪れてみますと、息子さんが継いだようでその奥様らしき方が店番をしておられました。当時は純粋な本屋さんでしたが、今や古書やレコード等も扱うお店に変貌していました




店内を一通り見て回ってから店番の女性に、“43年振りにこちらに伺いました。オーナー家族の皆さんお元気ですか?当時、母がパートをしていて...”と言っていたら、“失礼ですがお名前は?”と

“○○ですが...”

“あ~!あの○○さんですか、義母から今でもよく話を聞かされていますよ!”

ええどうやらZUYAさんの母は、オーナーの奥さまのお気に入りのパートさんだったようですね。くれぐれもよろしくお伝えくださいと言葉を残してお店を後にしました

さて時間は13時過ぎ。父の面会時間が近づいて来たのでそろそろ昼呑みランチにしないといけません。選んだのは駅前にあったうどん屋さん。中はカウンターだけのお店で、頼んだのはかき揚げうどんとお握り





うどんが出てくるまで、缶ビールを飲みながらお握りの横にサービスで付けてくれた漬物を食べていますと、どこぞの社長さんが入って来てZUYAさんの隣へ

「兄ちゃん、エエ革ジャン着たはるなぁ~」

そこからは変わり行くこの町の歴史、事情を色々と話してくれました。なかなかの顔役のようで、ZUYAさんの質問にはことごとく答えてくれました。名前ぐらい伺っておくべきでした





ちなみに隣の焼肉屋は、ジミー大西の兄貴がやってる店やで~と。楽しい時間のお礼を店主たちにも述べて店を出て目の前にある駅の改札口へ

タイミングが悪く次の電車は20分後。ならばと駅の傍で一服出来る場所を見つけて火を付けると、傍にある交番から映画「男はつらいよ」のリリーさながらの女性が足取りもリリーよろしくでこちらにやって来ました

まだ数メートル離れているところから、

「兄さん~、ご一緒させて~

「うわぁ~兄さんカッコええわ~服装も洒落てるわ~

もう全開トークで話しかけてきました。もうあまりにもリリー(浅丘ルリ子)にクリソツなんで言いましたよ、

「いやいや、姐さんこそ寅さんに出ていた浅丘ルリ子そっくりですやん~!」

「え、ほんまに~?何度か言われたことあるねん~

「交番から出て来るところから、見てましたよ。姐さんもまだまだいけまっせ~

と返すと、まぁ更にご機嫌になりボディタッチが…

少し顔が赤いところから、ホロ酔いだったと思います(そこはZUYAさんも同じだから特に言及せず)。ZUYAさんの出で立ちを見てトーシロではないと思ったとか、ここいらでビューティーサロンをいくつか経営していて年は60らしい。まぁ先ほどの社長さん同様によぉ喋りおる

やはりおいしい店教えてあげるわと何軒か教えてもらいました。よっぽど写真を一枚ぐらい撮らせて貰おうかと言うぐらいにリリーにクリソツでしたが、野暮なことはせずに寅さん同様に“また縁があったら何処で~”と別れました

駅に戻ると、またもや乗るべき列車が行ってしまった後…なんやねん


          


更に次の電車に乗り、実家のある駅の一つ前で降りて病院に向かいました。今回の滞在中でも父の認知症は進行しています。あんまり(仮にネガティヴなことを言われたとしても)真に受けないようにと心掛けて面会に行くようにしています。が、この日は開口一番、

「おまえは優しいええやっちゃやから誰からも好かれる」

まるで先ほどまでのやり取りを見ていたかのようなセリフでした。まぁ嬉しいよりも驚きでしたね


          


さて今夜は母に麻婆豆腐を作ってあげるので切り上げますね。もちろん丸〇屋なんて使わない、ZUYAさんらしい本格的なヤツですぜ~

Have A Good Day,Folks!  


乗り越えるべき日...

2024年03月14日 | 認知症&介護
おはようございますZUYAさんです


昨日は気分転換にカメラを持ち

賑やかでないエリアへ

※スマホ更新は全てスマホで撮影した物です





とある商店街を歩いていると

急に心が不安になり

座れそうなところへ腰を掛けた


自分のしている行動に対して

急に自信が持てなくなった


気持ちが悪くなりその街を離れ

天下統一を果たしたあの人の城へ


移動中に心が落ち着き

城を見る前に珍しく「角打ち」






瓶ビールと2杯の日本酒

いつものZUYAさんに戻った


なぜ急に

大阪城を観たくなったかは

わからないけど

夢中になって撮ってみた




そして3度目の父との面会へ

遂に“認知症の洗礼”を受けた


ZUYAさんのことは

わかっていたけど...


いつもアドバイスをくれる

介護経験のある幾人かの友人に

連絡をしてみると

“自分が壊れるまで関わってはいけません”

と皆から同じ返信が返ってきた


病院から家までは徒歩で10分ほど

とても家に着くまでに哀しみを

抑えることが出来ない


コンビニに立ち寄り

ハイボールを流し込んだ

何度も込み上げてくる

涙を堪えながら


Have A Good Day, Folks!


難儀やわ~大阪人は!

2024年03月13日 | Funny Life
こんにちはZUYAさんです


最近はテレビはほとんど観ません

ましてや今のお笑い芸人なんてね


今、ZUYAさんがいる大阪は

ご存知のように“お笑いの街”


花木京や岡八朗等が出ていた頃の

新喜劇は本当に面白く

文字通り家族で観て楽しむほど


さて認知症が進む入院中の父は

転勤先で長兄が産まれた名古屋や

ZUYAさん達ツインズが産まれた

東京に住んでいたものの

生粋の大阪人です 😉


昨日帰阪後、二度目の面会へ

父曰く、

“俺と面会するための入場料いくらやった?”

って...😅


ZUYAさんは

“あんたは何処のスターやねん!”

って言い返しました~ 😝


家に帰り母に話すと、

“あかんわ。それは完全にボケてるわ。お父さんの言うギャグと違うわ~”

って言われましたが

その違いがわかりません😅


大阪人(広義的には関西人)の

認知症の“ボケ”と

日常的なそれとの判別は

難しいです~ 😉


          




そんな日の夕食は「シェパーズパイ」

そして「マカロニサラダ」を~✌️




実家にはオーブンがないため

焦げめは付けられず難儀しました 😓


でも前者を母は初めて食べたようで

大層喜んでくれました~


Have A Good Day, Folks!



親孝行に励む...もちろんお酒も...

2024年03月12日 | gourmet(グルメですわ)
※ブロ友さん(神楽坂のマダム、他)に促されてスマホで更新を再び試みました

※老眼恐るべし(ってか、スマホ版使いにくいわ!)。コメント可能に修整しました!


昨日、撮影しました



こんにちはZUYAさんです


今日の大阪は雨



今年3度目の実家滞在も5日目


病院の感染症対策の面会規制は


解除されましたが面会可能時間は


平日の14時から16時の間だけ


昨日、撮影しました



それ以外は山に登ったり


ギターを弾いたり昼酒を...


もちろん母との会話も



実家に帰ると一般的には


お袋の味を楽しむものですが


今回は連日母のために


ZUYAさんが腕を奮っています


その一部を公開します
















こんな優雅な時間の過ごし方も


いつか思い出に変わるのかな


Have A Good Day, Folks!