メルトダウンと分析していた－役人の鏡

今朝の朝日新聞トップ－
『炉心溶融、１週間後に指摘　保安院暫定チーム』
その内容は、
１）経産省原子力安全・保安院のチームが、原発事故から１週間後に、１～３号機が炉心溶融（メルトダウン）したと分析していた
２）しかし、それは公表されず、国がメルトダウンを認めたのは事故から２カ月後で、頭狂電力が解析結果を公表した後であった
３）このチームは、想定されていたチームではなく急遽結成されたもので、組織的位置づけがあいまいだったため、分析結果は参考にとどめられた

更に、当時対応にあたっていた平岡英治・保安部次長は、次のように言うておるそうな。
「解析結果は知っていたが、チームが暫定的な組織で解析結果を扱うルールがあるわけではなかったので重視しなかった」
「（チームが）正規の態勢の中につくれていなかったのは反省点」

う～む。
何とまぁ、
何とご立派な見解なのでござりましょう！
役人の鏡でござりますなぁ。
この釈明、いや言い訳、いや開き直りは！

正規のチームでなかったからですと？
アホなことを言いなさんな！
単に、 正しい判断ができんかっただけ ではござりませぬか！　　　
チームが正規であろうが、暫定であろうが、分析した結果をキチンと判断していれば、次の対応に活かせたものを、
その判断が出来んかったオノレの無能力ぶりを、アホぶりを棚に上げ、
暫定組織のせいにしてござる！
緊急時なのに、平常時のルールのせいにしてござる。
あぁ、これが役人なんですなぁ。
戦前の役人、旧日本軍と全く同じでござりますよ。　　
打ち首にでもしてやりたいですなぁ。コイツは。
いや、公開処刑ですかな。

現場などではそれなりの働きをしても、
それをキチンと判断できんヤカラがぎょうさんいてはるのでござります。
長崎の原爆でも、事前情報をキャッチ＆分析していたにもかかわらず何もせんかったのと同じでござります。

この平岡何某とかいうお役人さまは、
これからさぞお偉くなるでありましょうなぁ。
何たって、言い訳にたけておって、行政組織の中で泳ぐのがタイヘンにお上手のようでござりますからなぁ。
そういうヤカラ＆組織で構成されている日本には、
さぞや輝かしい未来が待っておることでありましょう。　　
プアのワタシは、その輝かしい未来を見ることなく朽ちるゆえ、残念至極でござりまする。