エジプト

エジプトのムバラクが辞任しましたなあ。
殺されないだけでも儲けものでござります。
これで彼の名がエジプト史に残りますなあ。
勿論、負の記憶、記録として。
アホなヤツでござります。

長期独裁の末路がどうなるか、
誰もが知っているが、どうも当人だけは分からんようですなあ。
オノレを過信し、次第にそれが当たり前いなるんでしょうなあ。
周辺諸国だけでなく、戦々恐々の国もあるんでしょうなあ。

これを「革命」と言うている人もいるようだが、
それは、ちとどころか、大いに疑問でござります。
それはともかく、これからが問題でござりますよ。
エジプト人の智恵が、真価が問われるのでござります。
しかし、新しい体制で、どういう社会を築くか、それが新しい矛盾と葛藤を生みますからなあ。
その新しい矛盾に適応できない者は、堕ちてゆくのでござりましょう。
人間、難しいものでござりますなあ。

他国のハナシではござりませぬよ。
新しい展望を切り拓けない国は、ワレワレが住む国も同じでござりますからなあ。
この切り拓く力は、国の、民族全体の能力と等しいですからなあ。
現状に安住しきってしまうと、ニンゲンのアタマは動かんようになるんですかなあ。
ワタシなんぞ、プアに慣れてしまうと、
と言うよりも、プアそのものになると、
それを否定できなくなるオノレが邪魔をするのでござります。
困ったものでござります。

党首討論

ニュースで昨日の党首討論のさわりを見た。
それなりに面白い応酬ではあったが、
カンとタニガキの顔を、民主を自民の名を入れ替えても、
何ら違和感を感じないですなあ。

今の民主党は、うり二つでござりますよ。
コイズミ以降の自民党と。
立場だけでなく、その内容までもが。
第二自民と言われるゆえんでござりますなあ。
かっての民主党は、どこに散ってしまったのでござりましょうなあ。
雲散霧消は、骨がないからなのでござります。
覚悟がないから、消えてしまうのでござります。

カン自身は、必至なのでござろうが、
覚悟がない言葉は、誰からも信用されませんなあ。
表面づらだけ、形だけの、張りぼてでござりますよ。

あれもやる、これもやりたい、そちらもやらねばならぬ、
結局は、何もできないのでござります。
ハナシがややこしくなり、コンランするだけでござりますよ。

先ず、何か一つ、評価するに足る結果を出してみるんですな。
本格的なハナシはそれからで宜しい。
時間のムダでござります。

ダメになる組織は、
いつまでも、ああでもない、こうでもない、と話しだけが踊り、
結局は何もしない、できないのでござります。

アルツハイマー病

今朝は雪でござります。
雨まじりの、みぞれだけれど。
このところ、雨が降らない日々だったから、まあ、よろしいのでは。。。

▼アルツハイマー病の原因物質が細胞にたまる仕組みが解明されたそうな。
報道によると、
アルツハイマー病は、神経の伝達に必要な APP というたんぱく質が、
脳内の神経細胞の末端部にたまって変異し、蓄積されることが原因とされ、
そのたんぱく質を運ぶ「キネシン１」という運搬役のたんぱく質が働かなくなることが
アルツハイマー病発症につながる物質が末端部にたまるそうな。

そう聞くと、プア病も、発症する原因物質があるように思えてきましたぞ。
仮に、その原因物質を「Ｐ」とすると、
そのＰが体内の取り込まれた後、アタマなりフトコロに蓄積され、
一定量を超えると発症する、そういうことかも知れませぬなあ。

う～む。
この仮説を裏づける研究でも始めましょうかなあ。
そして、Ｐの蓄積を防ぐ方法なり、Ｐそのものを滅却する糸口にするのでござります。
これは有意義な、世界中から大歓迎される素晴らしい試みですなあ。
書きながら、段々と気持ちが昂ってまいりましたぞ。
しかし、このＰは、既に日本中に、そして世界でも蔓延しすぎているから、
もう無理かも知れませぬなあ。

▼「八百長メール」問題。
相撲協会から携帯電話の提出を求められ、
「妻が踏んで壊してしまった」
「機種を変更したため前のものはない」
などという回答が相次いでいるという。
なるほどねえ。相撲の皆さんも考えるものですなあ。
証拠がなけりゃあ、どうにもならんですからなあ。

ふむふむ。
小学校でも教えると宜しいですぞ。
証拠がなけりゃあ、この世は天国、と。
そして、
誰に責任があるのか、はっきりしない仕組みがベストであることを。

党員資格停止？

民主党は、オザワを党員資格停止で調整するという。
もっとも軽い処分なんだそうな。
衆院の2/3確保対策に齟齬がでないための措置なんですと。

いかにも民主党らしいですなあ。
道理を、すぐに現実路線に変更するんですからなぁ。
楽な道を選ぶ気持ちは分からないでもないが、
そういう節操のなさは、いづれオノレにはね返ってきますからなあ。
ワタシなんぞ、雨かと思いきや、天にツバしたオノレの唾液であったことはしょっちゅうでござりますからね。

再び（三たび？　四たび？）社民党を抱き込む方向にシフトしたようだが、
成功しても、失敗しても、この右顧左眄はこの党の体質そのものなんでしょうなあ。
あまりにも、右に左にと首を曲げていると、骨と筋肉がバカになって、
首そのものが動かなり、ワタシと同じになりますぞ。
もっとも、ワタシのは、別の理由で首が回らないのでござりますがね。

しかし、離れたところから見ていると、
それなりに面白い永田劇（喜劇）であると同時に、
ニンゲンの世界は、何百年、何千年たっても変わらないものでござりますなあ。

民・自惨敗

愛知県知事選と名古屋市長選は、
大村（秀章）、河村（たかし）の両氏が勝ちましたなあ。
それも「大勝」で。
マスコミ報道では、「民・自惨敗」とありますなあ。

当然の結果でありましょう。
しかし、ワタシは、民・自、特に民主党はよくやったと思いますぞ。
勝ちはしないものの、それなりの票をとるんですからなあ。
今どき、民主党が押す候補に票を投ずる者がいるとは驚きでござりますよ。

▼相撲は、春場所（大阪）が開催中止なんだそうな。
また、公益法人の認可問題があるそうな。
何故に、相撲協会が「公益法人」なのか、ワタシにはまったく理解できないが、
認可を受ければ、税制で優遇されるのだから、当事者にとってはこたえられんでしょうなあ。

現在の相撲協会は一度解散し、
新たに二つの団体を作ると良い。
一つは、相撲興業（八百）株式会社で、
もう一つは、相撲協会一般社団法人でござります。

相撲興業（八百）では、八百長をはじめ何でもありにするのでござります。
相撲のルールも変え、反則もありにするのでござります。
勿論、賭け事もＯＫ、取組は全部八百長。
結構、人気がでると思いますがなあ。

もう一つの相撲協会は、江戸時代以前の相撲に戻すのでござります。
いえいえ、もっと昔でもいいと思いますぞ。

時の流れ

新日鉄と住金が合併するそうな。
驚きましたなあ。
しかし、考えてみれば、それも必然でありましょう。
鉄鋼に限らず、日本のメーカは多すぎますからなあ。
世界に対抗し、生き残るには、一つの業界で数社の体制が必須なのでありましょう。
これからも、類似のことがいずれの業界でも起こるんでしょうなあ。

同時に、企業は生き残りのために、国境を越えるのが当たり前になるが、
それができない人間は、厳しいでしょうなあ。
これからの人間は、国境を越えられるようにしておかねばなりませぬ。

と、勝手なこと書きつつも、ワタシなんぞは、ついてゆけませんなあ。
感覚的に。
身体も。
もはや、石器ニンゲンですなあ。

時の流れとは、恐ろしいものでござります。
興亡は、時の流れと共に、果てしなく続くのでござりましょう。
時を味方にするか、敵にするかが肝要でござるが、
永遠に味方にしておくことはできませぬからなあ。

そういえば、民主党は、時を随分とムダにしていますなあ。
「時」をおろそかに扱う者には、一時は味方であっても離れてゆきますぞ。
いや、もう離れてしまっていますがね。
次の展開、次の場面への準備期間なのでござります。
今は。

次の場面が、今より少しは良い場面なのか、
今よりもっと悪い場面なのかは別として、
静かに時が流れてゆきまする。
ワタシの時間も、更なる奈落の底に向かって流れてゆきまする。

周りが見えない

エジプトのムバラクが、任期満了後の退陣を表明したそうな。
切所での判断は、ニンゲンの本質を如実に示すものだが、
このお人も、やはり甘いですなあ。
よく見えないのでござりましょう。
権力の座にいると見えなくなるのでござりましょうなあ。
ワタシには無縁だけれど、岡目八目で分かりますぞ。

我が日本でも、
カン氏が国会でいろいろ言うていますなあ。
年金にせよ、消費税にせよ、何をどうしたいのかが分からんようになってきましたぞ。
何でもいいから成案の形にし、「改革した」と言いたいのでござりましょうや？
一番よろしくない形なんですがねぇ。
期限だけは切っているが、
何だか、昨年のハト氏と同じかもよ。

右往左往＆支離滅裂は、カン氏の独壇場ですなあ。
ワタシも氏には到底かないませんなあ。
支離滅裂は他にもいっぱいあるようだが、当座のもの以外は、４月の統一地方選後までとっておくようですからなあ。
このお方も、見えないのでござりましょう。
権力の座にすわってから、さほどの期間ではないのにねえ。

子供手当：満額断念？

カン氏は、衆院予算委員会で、2012年度以降の子供手当につき、
「さらに広げるか、この程度しか無理なのかを含め、9月頃をメドに検証したい」
と言うたそうな。
つまりは、満額（26,000円）はムリと言うたのでござります。
一方では、「子供手当は少子化対策」とも言うている。

何を考えているのでござりましょう？
個人的には、この手当は意味がないと思うが、
本当に、少子化対策として必要だと考えるならば、
満額支給のために、あらゆる努力をし、
それでもダメなら、そのための国民負担増を図るくらいの覚悟があって当然だと思いますがなあ。

ホントウに、あらゆるところで、民主党の腰が引けている姿勢にはウンザリでござります。
今、「中途半端」が最大の問題なのでござります。
しんどいのは分からなくもないが、
それを逃げていると、その行き着くところは、、、、

ワタシ自身が中途半端なニンゲンだから、
よ～く分かるのでござりますよ。
ワタシなんぞ、結果的には、お題目だけで生きてきた、ダメ人間なのでござります。
だから、他人の中途半端がすぐ目につくのでござります。
中途半端の行く先は、ワタシのように「陋巷」でうごめくだけになるのでござりますよ。

▼Ｂ型肝炎訴訟が、和解に向けて動きだしたそうな。
裁判所の和解案を原告と被告（国）が受け入れを決めたという。
損害賠償の金額（和解金額）は 3.2兆円だそうな。

うむ。
それは、何とかしなければなりませぬぞ。
え？
そのための増税？

はいはい、当然でござりましょう。
行政の怠慢不作為の尻拭いは、当然にワレワレが負わねばなりません。
お役人様のやったことは全て正しいことになっているので、
怠慢や不作為や不備があったとすれば、その結果はシモジモが負担するのが、この国の掟でござりますからね。

今後30年？
今年生まれた子も、成人すると負担するようになる？
はい、当然でござります。
お役人様のお子や孫たちもおられますしね。
みんなで、仲よく負担を分かち合おうではござりませぬか！　

オザワ起訴

とうとう、オザワが起訴されましたなあ。
これで、実質的にオザワは終りでありましょう。
力はカネの権化が、表舞台から消えるワケでござります。
しかし、１月が終わったというに、民主党は処分その他が何もできませんでしたなあ。
口先で言うだけでござりますなあ。
一事が万事でござります。

▼カン氏は、衆院予算委員会で、
清王朝を興した民族を「蒙古民族」と言うたそうですなあ。
誰しも勘違いや言い間違いはあるから、言葉尻をとらえるワケではないが、
ため息がでますなあ。

▼エジプトは、なかなかのものですなあ。
チュニジアのベンアリに続き、
ムバラクも国外脱出ですかなあ。

生きるというとは、恥をさらす日々ということでしょうかなあ。
しかし、上のメンメンは、脚光をあびた時期があったワケで、
そういうこともなく、生まれてから死ぬまで、恥さらしの年月だけの者は、
どうすれば宜しいのでありましょうなあ。