陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

地震(29)-震災で寄生虫がうごめく

2011-04-15 08:53:02 | Weblog
カンが発足させた復興構想会議がスタートしたそうな。
先ず、復興財源の確保に関して、議長の五百旗頭氏は、「震災復興税」に言及しましたなあ。
まあ、誰が考えてもそういう話になるから、当然ではござりましょう。

それは良いというか、仕方がないとして、
問題はその後の復興過程でござります。
つまり、巨額のカネが動くのでござります。
関係する業界にとっては特需であり、笑いが止まらないのでござります。
泣く者もいれば、笑う者がいる、
この世の定めでござりますかなあ。

その笑いが止まらない連中の中に、日本の寄生虫・吸血鬼集団がいて、
もぞもぞと、うごめき始めているのでござりますよ。

それは何かと申しますとな、
日本のガンたる存在 - 官僚体制でござります。
天下り先の特殊法人や外郭団体の中には、
特需を見込んで、子会社を作り、そこが特需の元請となる、その動きが始まっているのでござります。
勿論、ピンハネが目的でござりましょう。

国民から集めた復興税が国に入り、そのカネの相当部分は、
そういう組織を経て流れてゆくのでござります。
ワレワレは、知らないうちに、寄生虫や吸血鬼をはぐくんでゆくのでござります。

何だか、中国の共産党&政府構造と同じですなあ。
彼の国でも、腐敗体質が国全体をむしばんでいるのでござるが、
他人事ではござりませぬよ。

この寄生虫・吸血鬼構造の中にいる連中は、
民主党の甘ちゃん達をせせら笑っているそうでござりますよ。
かくして、日本社会は続いてゆくのでござります。 
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地震(28)-大プア社長

2011-04-14 08:56:42 | Weblog
東電社長の清水何某が記者会見をしたそうな。
入院&静養で、少しはハラをくくったのでござりましょうや?

冒頭の発言は、あらかじめ準備されたもので、通り一遍の内容でしかないが、
その後の質疑は、更に空虚というか、くだらないというか、あきれ果てる回答でござりますなあ。
この歴史的大事故&大惨事を引き起こしている当事者の、その責任者の発言とは思えない、
役人的というか、
言質をとられまいと必死に逃げるというか、
無責任というか、
その場しのぎというか、
ある意味で、今の日本を象徴している経営者かもしれませぬなあ。
これが経団連の副会長なんですと!

さわりを引いてみましょう。
----------------------------------------------------
賠償の時期については、
「一日も早くと申し上げておきたい」

国の支援(東電の尻拭いを国民がすること)については、
「これから国との協議にもとづき対応していく」

経産相のいう「1世帯100万円、月内」については、
「一日も早く仮払いをしたい思い。具体的金額はこれから」

農産物の被害への補償については、
「原子力賠償制度にもとづき、誠実に対応したい」

福島第1原発の状況と手立てについては、
「原子炉、プールの冷却をいかにするか、安定化させるか。廃水の問題をどうするか、放射線をどう封じ込めるのか、という課題に向き合っている」

その手立てについては、
「これからの対応策を一日も早く示したい」

いつになるかについては、
「一日も早くです」「具体的な見通しはありません」

封じ込めは可能かどうかについては、
「封じ込める目標に向かってやるのが当然だ」

一日も早くとしか言えない理由については、
「具体案を一日も早く示したいということで、いま練っている」
----------------------------------------------------

あ~ぁ、以下も同じ調子でござります。
実にくだらない発言でござります。
実になさけない発言でござります。

この非常時に、当事者のトップが、この程度の、
つまり、中身のない、具体策もない、決意もない、腹立ちをあおるだけの、
ヒラ社員が言うレベルのことをしゃあしゃあと答えるとはねぇ。

報道では、株主代表訴訟を意識している云々と伝えているが、
大事と些末事の区別もつかないようですぞ。
オノレにとっての大事と、世の中にとっての大事とを比べているんでしょうなあ。
お見事な会社、お見事な社長でござります。
東電社員もお気の毒でござりますなあ。
いえいえ、もっとお気の毒は、原発被害を受けている方、そして東電管内の住民でござります。

ワタシなんぞ、どうしようもない低レベルの存在、
つまり、アタマとココロとフトコロのプア3冠王を自負しているが、
フトコロはともかく、
ここまでアタマとココロがプアな、ワタシをも凌駕する大プアもいるんですなあ。
世の中は広いものでござります。
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地震(27)-レベル9

2011-04-13 08:55:39 | Weblog
福島第一原発事故は、今さらながらに「レベル7」となりましたぞ。
経済産業省原子力安全・保安院の発表でござります。
すばやい、そして的確な発表に、世界は驚いておりまする。
それを踏まえたカン総理の会見も、見事でござりましたよ。
(オノレにとっては)力強い、希望に満ちた内容でござりましたからなあ。
誰でも言うであろうことをクチにしただけと感じた方々も多いと思いますがね。
皆さん、そう言わずに、ニンゲン素直に生きましょうや。

ところで、西山何某という保安院の官房審議官は「チェルノブイリとは相当異なる」と強調したそうな。
この何某のアタマも、(ワタシと同じく)相当に偏りがありますなあ。
保安院が今まで何と言うてきたか?
当初は「レベル4」⇒その後「レベル5」に改め⇒今回一気に2段階引き上げ。
要するに、なりゆき次第、なし崩しなのでござります。
言い訳だけは見事なほどにしておりますがね。
日本のヤクニンここにあり、でござりますなあ。
いえいえ、世界から笑われようが、何と言われようが、日本のヤクニンの根性を見せつけてやるのでござりますよ!
「やせ蛙負けるなセンゴクここにあり」
へ?

ワタシは、この種の評価は、単なる事故の評価尺度(INES)のみならず、
事故にどう対応したかという適切な対応度や混乱や社会的影響度をも加味した総合評価が良いと思いますがなあ。
つまり、INESの評価レベルに±をつけ、最終評価にするのでござります。

では、ワタシなりにやってみましょうかな。
→INES評価レベル「7」
+当事者(政府&東電)の対応=無能・無策分を加算して「+1」
+それに伴う必要以上の社会的混乱分を加算して「+1」
=総合評価「9」
となりました。

つまり、史上最高の、すなわち最悪の事態でござります!
フクシマの名は世界史に残ることとなりましたなあ。

ふ~む。
困ったものでござりますなあ。
今後の展開がどうなるか、誰にも分からんところが更なる不安をあおるのでござります。
収拾策とその影響・対応を、ケース1、2、3 として内外に提示し、
現状がどこで、今後どうなるかが分かるようにすべきであるが、
それが何もなくて、成り行きまかせでござりますからなあ。
現在の政権、官庁、東電の体質そっくりでござります。
ワタシの家庭や会社とも同じでござりますなあ。

▼ワタシは、今朝、驚くべき経験をしましたぞ。
通勤電車の「優先席」で、席を譲られたのでござります。
40歳台男性でござりました。
杖を使うようになって1年半、初めて優先席で譲られたのでござります!
まだ、この日本に、そういう方がおられるんですなあ。

上が何を言うているのか、よう分からんお方もおられると思うので補足しますとな。
それ程珍しい稀有のことなのでござりますよ。
この件は、改めて書きまする。
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地震(26)-うつろ内閣

2011-04-12 08:52:05 | Weblog
震災から1カ月が過ぎましたなあ。
余震が続きますなあ。
放射能が降り続きますなあ。
電気が足りませんなあ。
JRも、何が原因だか知らないが、昨夜でも路線によっては大混乱ですなあ。
政府はいよいよ混迷度を増し、これからどうにもならんようになりますなあ。

何もかもが長期戦ですなあ。
何の長期戦か?
勿論、3バカトリオ(政府+東電+JR)とのおつき合いが、でござります。
忍耐、ニンタイ、にんたい、でござりますよ。
撃ちてし止まん。欲しがりません勝つまでは!」でござりますよ。
堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び」でござりますよ。
え?
今は、いつの時代でござりましたかな?

こうなると体力と気力が肝要だが、
だんだんと、くたびれてきましたなあ。
あ、いえ、これはワタシのフトコロのことでござります。
世の諸賢は、忍耐づよく復興に力を注がねばなりませぬ。
くたびれるヒマなんぞござらぬでありましょう。

この政権は、どうも「計画」という言葉がお好きなようでござります。
福島では、「計画」避難をするそうですぞ。
計画停電といい、計画避難といい、
計画という字をつければ、何やらもっともらしいことをしているように感じるのでござりましょうや?

では、目下の1次補正予算も「計画的補正予算」とし、
計画的復興構想会議とし、
好き勝手な余震も困るから計画的余震とし、
勿論、突然の津波も迷惑なので計画的津波としては如何でござろう?

昨夜のテレビ番組で誰かが言うておりましたなあ。
-ハトの最悪政権、カンの最低政権と。
やはり、困難はあかんたれ政権のときに起こるのでござりますなあ。
いや違う。
あかんたれ政権だからこそ、軽傷程度の事態が大怪我になってしまうのでござりましょう。

では、誰かに倣って、今の政権を一言で表してあげましょうぞ。
それは、-カン「うつろ内閣」でござります。
困ったものでござります。

▼東電の清水何某という社長が仕事に復帰し、福島県庁に行ったそうですなあ。
映像を拝見しますとな。お元気そうでござりましたよ。
そりゃあそうでござりましょう。
ず~とご静養でござりましたからなあ。
しかし、このお人は、言葉づかいを知りませんなあ。
数カ所で、間違った、そして失礼な言葉づかいをしておりましたぞ(敬語など)。
かつ、内容はとおり一遍で、静養明けでボケているのか、元来そういう人物なのか、
ワタシには判断がつかないが、両方なのでござりましょうよ。

天災は仕方がないが、
安全対策や事後の対処ありようなどなど、
これだけ世の中を混乱に陥れ、迷惑をかけておきながら、
それに対する認識が無さすぎますなあ。
ムカシであれば、即座に切腹ですぞ。
介錯なしですなあ。
清水某さんや、よかったですなあ。
今は、ツラの顔が厚ければ、知らぬ存ぜずで、何とか日を送れますからなあ。
そのうちに、天罰が下るでしょうがね。
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地震(25)-民主党の底力?

2011-04-11 08:51:34 | Weblog
統一地方選。
驚きましたぞ。ワタシは。

12知事選、4政令市長選、41道府県議選で、
民主党が、(相乗りを除き)少しばかり議席をとったではござりませぬか。
報道は「惨敗」と伝えているが、そんなことはござりませぬ。
少しばかりとはいえ、よくぞ議席がとれたものでござります。
ワタシは、議席なんぞ到底とれまいと思っていたが、
政権与党ともなるとさすがですなあ。
一人を選ぶ選挙ではともかく、複数を選ぶ選挙では、少し議席をとったのでござりますよ。
民主党の底力でござりましょうなあ。
選んだ国民も目が肥えておりまする。

え? 自民党は勢いづいている?
勘違いも甚だしいですなあ。
どうも分かっていないようでござります。

▼しかし、これで大連立は完全になくなりましたなあ。
少なくとも、現状の態勢下では。。。
統一地方選で、民主党がそれなりの議席をとったとしても高いハードルがあったが、
この選挙結果ではねえ。
幸運の女神は遠くに走り去ってしまいましたなあ。

いや、そもそも女神は近くに来なかったようですぞ。
過日の新聞で知ったのだが、
大震災から8日後、
カンが谷垣に副総理としての入閣を要請した際、
谷垣が「あまりにも唐突なので。。。」と拒否すると、
カンが「あなたには責任を共有する気がないんですか!」と言うたそうな。

あゝ、これではあかんと思いましたがな。
リーダーは、非常事態を乗り切るためには、既存の枠組みを取り払い、
必要な者には三顧の礼を尽くし、必要な態勢を築きあげる責任があるのだが、
上の言は、権力者が「ワシに仕えるのは当然のこと」という匂いがプンプンしますからなあ。
新聞によると、谷垣の受け止めは、
「菅氏をはじめ、民主党には権力を振り回そうという姿勢を感じる」というもの。
ワタシも同じように感じますなあ。

協力のためには、
要請側に共感を呼ぶ「何か」が必要で、
単に「タイヘンな事態なので協力を」ではハナシになりませぬ。
かりそめの協力を得られたとしても、烏合の協力になることは目に見えている。

上の「何か」とは何か?
とどのつまり、「徳」。- 人徳なのでござります。
結局、人徳に集約されるのでござります。
ワタシは、徳がないままに生きてきたので、そうした人間社会の掟がよ~く分かるのでござりますよ。
カンは、まだまだ甘ちゃんなのでござりましょう。
人間的に。
修行が全然足りませんなあ。
お遍路さんであと100周くらい四国を回るべきですなあ。
しかし、間に合いませんなあ。
機は逸してしまいましたがな。
そういうものでござります。

しかし、カン個人は自業自得だが、
カンは総理ですからなあ。
国難時のリーダーがあかんたれでは、国民は困ってしまいますがな。
個人であれ、組織であれ、国であれ、大失敗には必然があり、
その根底には、リーダーの徳(=能力)の不足があるのでござります。
能力とは、その人徳を発揮する力をいうのでござります。
試験の点数なんぞではござりませぬよ。
社会は学校ではありませぬからなあ。

今回の大震災は、日本社会に喝を入れるチャンスであったが、
リーダーがこんな調子では、その機会はどんどん遠のいてゆきまする。
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地震(24)-節電案:アンペア数を変更

2011-04-08 08:36:42 | Weblog
この夏に向けての節電に関し、世の中から「これだ!」という策が出ませんなあ。
アタマを絞るべきは、供給元の東電と政府なのだが、どうも当事者意識が薄いようでござります。
東電社長の清水何某は、やっと退院して出社したそうだが、病院で何を考えておったのでござりましょうなあ。
まさか、腑抜けになって、アタマを抱えてぼ~っとしていただけではないでしょうなぁ。
世の中を大混乱させておいて、ジブン一人静養していたんだから、
停電対策や原発・放射能問題の起死回生策を考え抜き、それがまとまったから退院したのでござりましょう?
早く発表してくださいな。

え?
何もない?
一年前のハト氏の(普天間・辺野古問題)ウルトラCと同じですかや?
まさか!?

肝心なときに役立たずばかりですなあ。
ワタシと同じではござりませぬか!
どうも、日本の未来はお先真っ暗でござりますなあ。
困ったことでござります。
仕方がない。 では、ワタシが妙案をさずけてさしあげましょう。
大規模事業所は、産業界が策を検討しているので、
家庭や零細事業所向けの、比較的簡単で、より公平に、そして広範囲に、
確実に節電せざるを得ない方法でござりますよ。
以下、それをご披露申しあげましょう。

それは、、、
(ここまで来るのに約20行を要したが)先に結論を申しあげますとな、
臨時立法で、電力会社と契約している「基本アンペア数」を半強制的に変更するのでござります。
それぞれが現在契約しているアンペア数を、
例えば、60A→30Aへ、30A→15Aへ、15Aはそのままなど、
一定以上のアンペア数の契約を、ほぼ半減させるのでござります。

代表的な電気製品は、
エアコン(強)で約15A、電子レンジ約10A、冷蔵庫約1.5A、テレビ約1A など
だそうだから、
当然に、考えながら使うしかないようにするのでござります。

この方法だと、病院などの特定施設や、重病人がいる家庭などを対象から外すことができるため、
より実際的&確実でござりますよ。
もし、それに従わないところは、電気料金を10倍にするのでござります。
既に考えられている案として、電気料金を上げる方法は簡単で良いのだが、
ピーク時の使用電力が供給量以上にならない保証はありませんからなあ。

うむ、うむ。
何故に、こんな単純なことを誰も提案しないのでござりましょう?
それとも、誰かが言うてはいるが、ワタシが知らないだけなのか、或いはワタシが気付かない欠点があるのかしらん?

変更は、分電盤のアンペアブレーカの取替えのみで、特別な工事は必要ないそうだから、
取替えの手間はかかるが、夏までに順番にやってゆけば良いのでござります。
順序は、今まで停電対象になっていない都内からでしょうなあ。
すなわち、1等都民のお方から実施し、順に2等都民、3等都民(足立区・荒川区)へと移り、
ワタシの如き郊外のプアな家庭は最後になるが(?)、
変更後は新しい契約アンペア数で生活するのでござります。
慣れれればどうってことはないし、次の冬も乗り切れますぞ。

しかし、上の案を実施するとなると、
かけこみで契約アンペア数を上げるヤカラが出るだろうから、
それを禁止するか、高額の変更料をとらなあかんですなあ。
世の中、いろんなヤカラがいますからなあ。
特に、議員連中や当事者の東電関係者が一番の曲者でござります。
就中、カンの元秘書などは監視をせなあカンですよ。

このブログを読まれた方は、ぜひ上の案を世に広めてくださいな。
自分の案として、首相官邸や経産省、各政党などに持ちこんでも結構でござりますよ。
この国難の折、アイデア料を請求したりはしませんぞ。
ついでに、実施するための臨時立法の中で、公務員の給与2~3割カットを盛り込むとなお宜しい。
勿論、5割でも8割でも結構でござります。
一定の復興財源が出ると共に、公務員改革の一にもなりますからなぁ。
世直しでござりますよ。
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地震(23)-電気予報?

2011-04-07 08:54:32 | Weblog
政府は、
計画停電を4月の早期に止め、
家庭向けでは夏の昼間の需要ピーク時の最大使用電力を15~20%削減する目標なんですと。

何とまあ!
こんなもので宜しいのでござりますか?
ワタシはてっきり空調(冷房)ゼロ化を打ち出すのかと思っていましたがな。
ワタシがイメージしていた目標は、
  ・公共機関が先頭をきり、電力使用を15~20%へ(▲80~85%減)
  ・家庭は冷房使用をナシ(ゼロ)にする
  ・民間企業は▲10%とする
であったから、15~20%削減なんてレベルはどうってことはありませんぞ。
それで済むなら、よかったよかった。
天下泰平でござります。
これで、日本は復興に向けて大きく前進しますなあ。

復興プラン作りも、首相官邸や民主党内での協議機関や、「復興構想会議」、全閣僚による復興対策本部(仮称)など、
いっぱいできるそうだから、
さぞ多くの叡智が集まり、すばらしい計画(案)が練りあがるでござりましょう。
計画(案)だけでござりましょうがね。。。

一方、経済産業省が、「電気予報」の放送を検討しているそうな。
計画停電を避けるため、電力需要の3割を占める家庭の節電意識を徹底するよう促すためだという。
ふ~む。
なるほど。
素晴らしい案でござりますよ。
電気予報は、例えば、こういう内容でござりましょうや?
「明日の関東地方は、全般的に電気が不足気味。
午後1時から3時は大幅に不足し赤色、それ以外は黄色に、そしてときどき大丈夫の青色でござりましょう」

産業界を除く家庭用を考えると、
冷房=電力使用量がその日の天候に左右されることは子供でも分かる。
温度があがらない日は電力使用が増えないことは自明であり、電力供給不足の問題は出ない。
暑い日は、ワザワザ政府から教えてもらわなくても暑いに決まっておる。
当然に電力消費は増える。
課題は、暑い日にいかに冷房を抑えるかであり、そのための方策を考える必要がある。

それを考えた結果が、電気予報ですと?
15~20%削減ですと?

何を言うておるのでござりましょう?
そうではなく、その15~20%削減のために、
具体的に何をどうするか、それを打ち出して、実行するのでござりますよ。
単にお題目を並べるだけでは意味はないのでござります。

何だか、プアなワタシにも劣りますなあ。
カネがないから「節約しましょう」と言うだけではダメなのでござりますよ。
どう実行するか、実行せざるを得ないようにするのでござります。
だから、ワタシは実行していますがな。
ワタシの財布には、僅かなカネしか入っていないのでござります。
何かを買おうにも買えないのでござります。
ワタシは携帯電話も電子マネーもカードも持っておりませぬからなぁ。
(補足)財布: 今は、ムカシどこかかで貰った財布を使っているのでござります。その前は、封筒が財布がわりでござりました。

電気予報なんぞあってもなくても同じでござります。
そんな仕事なんぞ、時間とカネとエネルギーのムダでござります。
お役人さまという人種は、ムダなことばかりを、よくぞまあ考え出すものでござります。
つくづく感心させられますなあ。
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地震(22)-汚染水

2011-04-06 08:47:28 | Weblog
福島原発の放射能汚染水の放出につき、
各国、とりわけ近隣国から日本政府の情報開示のあり方に不満といらだちがあがってるそうな。
そりゃあ、そうでござりましょう。
自国への影響が心配であると共に、日本の原発管理のありよう自体がなってないですからなあ。
現下の危機対応力も不十分ですからなあ。
当然にちゃんと説明をせなあかんですよ。
しかし、国内向けと同じように「仕方がない」の一言ではすまんでありましょう。

これは、人類、いや生物全体に対する犯罪ですぞ。
低濃度だから良いというものではござりませぬ。
「大きな被害を防ぐ相対的措置」な~んて説明は、説明になっていませんなあ。
それを、いけしゃあしゃあと言うているが、
各国は、何というアホか、と思うておるでありましょう。
日本という国の信用がガラガラと音をたてて屋台骨から崩落してゆきまする。

データを添えて事前、そして事後の毎日、説明すると同時に、
政府閣僚、国会議員、中央官庁の役人が、現地でとれた野菜や魚介類を毎日食べ、
ほれこのとおりと示すことが一番でござりますよ。
各国も、少しは理解するでありましょう。
そのために、任期中、ず~っと食べ続ける必要があるのでござります。

それはともかく、
水産業の人たちはアタマをかかえておられるでしょうなあ。
被害についてだけでなく、
東電と政府、そして保安院についてアタマを抱えているでありましょう。
水産業だけでなく、農業もそうだし、国民全員が同じでござります。

ところで、「原子力安全・保安院」というところは何なのでしょうなあ。
保安院のミッション:
 (1) それらしき名前の組織とし、原発が安全であることをPRすること
 (2) 電力会社から報告をさせ、それを世に伝えること
 (3) 原子力専門家筋から聞いたことを、さもジブンの判断かのように言うこと

ミッションは以上。オワリ。
今日のブログもオワリ。
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地震(21)-超人類誕生へ

2011-04-05 08:50:05 | Weblog
東電は、放射性物質を含む大量の汚染水を海に放出しはじめたそうな。
「低レベル」とはいえ、その濃度は、国の排出基準の約100倍なんだそうな。
福島第1原発の集中廃棄物処理施設にたまっている廃液10,000トンと、
冷温保存している坑内の1,500トンの合計約11,500トンを海に放出し、
空いた施設に高レベル汚染水を入れるという。

へ?
今回は緊急措置としても、その次はどうするんやろ?
次は新たに溜めた満パイの高レベルの汚染水を海に捨てるんやろか?

そうか!
放射性物質の放射能は、時間がたてばその強さが減じるんで、
それを狙うているんですなあ。
グッドアイデアでござりますなあ。
玉突きで次々と別の場所に移せば良いのでござります。
日本中のあちこちに保管場所を定め、順番に移せばよろしいのでござりますよ!

放射性物質の半減期は、物質ごとに違うから、
例えば、ヨウ素131は約8日、セシウム137は約30年。
ふむふむ。
え?
プルトニウム239は約24,000年、ウラン238は約45億年ですと?

おお、そうでござった。
なるほど! でござりますなあ。
では、45億年間、日本中あちこち順番に移しかえれば良いのでござります!
さすれば、海に捨てなくても良いではござりませぬか!
場所が足らなくなれば、各国に協力を要請すればよい。
(イヤハヤ。今朝はアタマが冴えますなあ。
久しぶりに、ムカシのキレが少し戻った感じでござりますよ。)

そうこうする内に、
「ただちに影響を与えることはない」低レベルの放射能が全国に蔓延し、
当然に生態系に影響を与え、
結果、ニンゲンは新たな人類に進化するでありましょう。
つまり、日本発の新人類が誕生するのでござります!
いや違う。
新人類ではないですなあ。
放射能に耐性がある「超人類」=みゅうたんと でござります。

これまでのワタシは、
アタマとココロが貧しい者の増加→純粋培養により、
現状のプアよりも格段に上位の「プア類」が日本発で誕生するものとばかり思うていたが、
見事に間違いましたなあ。

それを上回る超人類が、
この日本発で、誕生するんですからなあ。
今の日本は、その実験場なんですなあ。
超人類化するのはいつになりますかなあ。
100年後?
1,000年後?
1万年後?

輪廻転生があるのかどうか知らないが、
是非あってもらいたいですなあ。
何回か生まれかわって、どうなるか見たいものでござります。

▼大連立の機運がだんだんと熟しつつあるようですぞ。
まだいろいろあるだろうが、基本的にはそれしかないでしょうなあ。
しかし、カメイが言うたように、
「バカ+バカは、やっぱりバカ」でしかないですからなあ。

やはり、大連立の構図は、
「バカ+バカ」ではだめだから、
「バカ÷バカ」にしないといけませぬぞ。
いやいや、そんなレベルではこの難局は乗り切れませんなあ。
では、上記の超人類誕生を見越して、
いっそ、次のようにしたらどないでしょう?
大連立=sin(バカ+バカ)+cos(バカ×バカ)+tan(バカ÷バカ)
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地震(20)-春なのに

2011-04-04 08:54:59 | Weblog
今朝は少々寒いけど、だいぶ春らしくなりましたなあ。
もう4月ですからなあ。
桜も咲きはじめましたなあ。
次の週末は見頃でござりましょう。
被災者のところは北だから、もう少し先なんでしょうかなあ。

こんな世の中でも、春は来るんですなあ。
律儀でござりますなあ。
プアのところにも、ちゃんと来てくれるんですからなあ。
認定避難所にしか届かない政府の支援物資とは違いますなあ。

しかし、人間社会はこれから本格的な冬でござりますよ。
原発の抑え込みも、長期戦のようですからなあ。
長期戦になれば、それだけ放射能汚染の拡散も進みますなあ。
困ったものですなあ。

▼東電は、原発の取水口付近の作業穴(ピット)から出ている汚染水を止めようと、
化学物質ポリマーなどを投入しているそうだが、うまくゆかないそうな。
汚染水が海に流れだすのを防ぐためだそうが、よう分からんですなあ。
ワタシのプアなアタマには。
汚染水の海への流出を止めたとして、その水はどこへ逆流するんでしょうなあ。

▼皮肉なもので、社会的には「厳冬」に向かうのに、この夏は電力不足で暑い夏になりそうですなあ。
ワタシは冷房を全部止めれば良いと思っているのだが、
東電エリアで冷房を全部止めたとして、全体でどの位の節約になるんでしょうかなあ。
いえいえ、冷房を全部止めれば、室外機での熱の放出がなくなり、案外過ごしやすいかも。

▼政府は、この夏に電力使用制限令を発動する方向のようですなあ。
また、大口の産業界のみならず、
節電に積極的な中小企業を政府が認定する奨励策なども検討中とのこと。
そんな「認定」なんぞ、どこのアホが考えたんでしょうかなあ。
大停電になるとなお混乱するから節電は必要だが、
政府の「認定」なんぞ余計なことでござります。
アホ政府の「認定」なんぞをもらうと、恥ずかしくて外に出られなくなりますがな。
そんな認定なんぞを喜ぶ者がいる、そう思うココロがプアなのでござります。
もし、その声が合唱になれば、それこそ、かっての「鬼畜米英」の声と同じでござりますぞ。
それに、認定作業を行うためのマンパワーや事務作業のための電力がムダでござります。
どさくさの中で、役人の仕事&権益を増やすだけでござります。
そんなマンパワーがあるなら、被災地へ行き、がれきの片づけでもしなさいな。
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