本日、お台場のビッグサイトで行われた
コミックマーケット3日目にて、当サークルにお立ち寄りくださった皆様、
今日は本当にありがとうございました!
おかげさまでトラブルもなく、無事にイベントを終えて
家まで帰ってくることができました。
夏の”一大ミッション”を無事コンプリートできたのも、
ひとえに皆様のおかげと思います。
本当にありがとうございました。
今日の頒布ですが、今までに比べて特に多い訳ではありませんでした。
(ご覧いただいたように決して少ない数字ではなかったですが、
ピーク時からすれば大人しい数字ではありました)
ただ、あらためて見ていただく中で
「ずいぶん極端な本を作ったのだなぁ」と確認いたしました(笑)
クルマ本と宇宙服少女本を並べた初のコミケだった訳ですが
ここまで購買層が分かれるものになるとは予想以上でした(^^;)
コミティアやそうさく畑、とびもの学会などの経験で
宇宙服少女本というジャンルが
えらくスイートスポットが狭いものではないか?…と予想をしていたのですが、
(それでスペースを半分に割って頒布を行ったのですが…)
はっきりとお客様が分かれる様子を目の当たりにして
「ずいぶん好みの分かれるものを組み入れてしまったのだな」と
改めて実感いたしました。
しかも新作「航天少女2nd」は50年前の宇宙開発黎明期を題材にしていました。
一部のお客様から「今の若い人はボストークなんか知らないんじゃないの?」という
お話を頂戴しましたが、確かにそうだろうと思います。
何せ50年前です。私も見聞きしただけの世界ですので…(^^;)
でもそんな極端なジャンルにもかかわらず、ずいぶんと多くの方に
手にとっていただくことができました。
クルマサークルの島の中にいて、宇宙関連のお客様へのPRが
ほとんどできない状況であったことを踏まえれば
とんでもなく多くの方に見ていただけたのだと思います。
また手に取っていただいた方の中には
かなりこういったジャンルに詳しく、また情熱を持っていらっしゃる方が
非常に多くいらっしゃったのではないかと推察いたします。
そういった方に本を手に取っていただくことは、
シビアな目に晒される緊張もありますが、
ある意味で非常に光栄なことでもございます。
私自身がどうしても黎明期の宇宙船と宇宙服を描きたくて、
我がままを押し通した形での新刊でもあった訳ですが、
それに多くの方がお付き合いをしてくださったことは
絵描きとして申し訳なくも本当に嬉しいことでございました。
あらためて御礼申し上げます。
50年前の宇宙服や宇宙船は、確かに今見れば原始的で貧弱で
見るべきものは無いのかも知れません。
ただ、そこには宇宙飛行士やエンジニアたちの夢や希望が
たくさん詰まっていたと思います。
今よりはるかに困難な”宇宙旅行”を成し遂げた先駆者…
”正しき資質を持つ者たち”の偉大なる旅路に…
また前作と合わせて、有人宇宙飛行の50年という月日と研鑽に…
思いをはせるきっかけになったのなら嬉しく思います。
またクルマ関連については既刊のみであったにもかかわらず
ほとんどの頒布物をお買い上げいただきました。
新しい多くの方にご関心をいただけたことをありがたく思います。
何より身にあまる光栄だったのは
自身の代表作である「BLACK MARKER」に対して
続編のご要望とご期待のお言葉を非常に多く頂戴したことです。
BM3の続きが遅れていることを本当に申し訳なく思います。
そしてその続きを待っていてくださる事に、心から感謝いたします。
一同人誌に対してこのようなご要望をしていただけることは
絵描きとして本当に嬉しいことでございます。
時期はまだ明言できませんが、一日も早く続編をお届けできるように
鋭意推進していきたく思います。
恐れながらもう少々お時間を頂戴したく思います。
本日は熱中症等いろいろ大変な面もあったかと思います。
今夜はぜひしっかりと休息をとっていただき、
水分やミネラル分などをしっかりとって、ご養生をしていただきたく思います。
それでは…暑い中、当サークルにお立ち寄りいただき、
本当にありがとうございました。
またあの場所でお会いできる時を楽しみにしております。
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