12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

日本人は、総「賄賂(ワイロ)」国民か?

2006年07月16日 04時44分34秒 | Weblog
二十数年前のこと。 K国の同世代Cさんとの話。
(首都S市に、日本円で数億円相当のマンションに住む、某社の重役さん。
奥さんは、日本のT大といわれる一流大学教授の娘さん、とにかく上流階級である)

彼は、日本留学経験者、小生より上手な標準語をしゃべる。
めがねをかけた美男俳優が、わが国を風靡したが、彼に良く似た美男子である。
美男・美女が国中にあふれている国での、お話である。

知らない人が見たら、彼が日本人で、小生は第三国人。 

ある日曜日、小生が、建設中のオリンピック競技上を見物に行った。
ガードの兵士に、アメリカ製の小銃を突きつけられ連行、
取調べの将校から「お前は。F国人か?」と詰問。

パスポートを提示しようやく開放、危ないところであった。
(冷戦下真っ最中の頃、滑走路の両脇は、点々と対空機関砲座、主要な建物には、
すべて、小銃を構えた兵士が警備、全国民による防空演習もあった時代のこと。)

脱線はこれまで、そんなことは、今回の本論ではない、

ある晩、二人で焼き肉屋に出かけた、相当酔ったところで、本音が出た。

「日本人は、総賄賂国民である」という。

なぜなら、盆暮れに「つけ届け」を国民的にするではないかという。
金品が行き来する点では、賄賂と受け取られても仕方がないのだが。

日本人の名誉にかけて、
懸命に「年賀状やX-MASカードのように、
日頃の親しさをあらわす手段に過ぎない」と力説するが、頑として聞き入れない。

せっかくの焼き肉の味が台無しになった。

毎年毎年、盆暮れになると、いつも何か良い説得の言葉はなかったかと、
ほぞを噛む思いが、めぐってくる。