12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

大師と杖

2008年04月08日 08時56分38秒 | Weblog

 番外「十夜が橋」を、おまけでお参りとなった。お遍路は、高齢者にとって、安価で安心して楽しめる観光旅行でもある。こんな理由からだろう、何回も回を重ねて参加している人が多く見られた。

今回あえておまけの参詣ポイントを番外に選んだのは、「番外お遍路ツアー」を売り出しているバス会社の宣伝の意図も働いていたように思った。

 

 現在、この橋は国道のコンクリート製の橋になっている。そして、その橋の下に、横になった大師の像が祭られていた。

      

「行きなやむ 浮世の人を渡さずば 一夜も十夜の橋と思ほゆ」と詠まれた歌が印象的だった。

  大師が御休み中なので橋では杖をつかないという風習の起こりとなったとある。

誰一人宿を貸す人が居なかったため、大師は橋の下で野宿を余儀なくされたのだったようである。 当時のこの村は大変貧しかったのか、或いは、村民の信仰心や慈悲心の欠如からだったのかは判らないが、大師に対して大変不親切な村だったのであろう。

「弘法大師御野宿所」とあり四国霊場唯一の野宿修行道場と表記された看板もあった。


ヴェネチアン グラス

2008年04月07日 06時57分55秒 | Weblog

         

ヴェネチアでヴェネチアン グラス専門店に案内された。

非常に高価な各種の品物があったが、数室ある広い店内には男前のイタリア男性用心棒が数名立ち番をしていたので、カメラに収めることが出来なかった。

この店に入る前、マイスター マリオと称する職人さんが実演をして見せてくれた。その鮮やかな手並みをご覧に入れましょう。

         

<!-- ヴェネチアン グラス工房 -->

 


チャランポランな睡眠

2008年04月06日 07時13分05秒 | Weblog

 だいぶ前、糸井重里氏が、NHKのTVで話したことである。
「眠くなったら自然に寝る、起きたくなったら自然に起きる」というのである。

どうもこの話が気になっていた、何故かというと、これこそ本当の睡眠のあるべき姿ではないかと思えたからであった。

 「決まった時刻に寝て、決まった時刻に起きる」のが、規則正しい生活であると、教え込まれ、躾けられてきたが、さほどすっきりとした寝覚めが感じられない。

最近、ラジオで睡眠についての話があった。 シャキッと目覚めるのは、何かに緊張しているからなのだそうである。正常な目覚めは「なんとなくの目覚め」なのだそうであるという。

なんとならば、睡眠学や脳の生理学が進むにつれ「睡眠は自分ではコントロールできない」ことが明らかになったという。(体の方が勝手に睡眠のリズムをつくるとのこと)

なんとなく目覚め、少しぼんやりした状態で朝ごはんを食べ、段々に目覚めるのが正常な目覚めだというのである。

時間を決めて睡眠をとるのは間違いで
「したいように睡眠をとる」=>「したいよう睡眠」こそが正しい睡眠だと言う。

これこそ、糸井氏が言っていた「チャランポラン睡眠」であり、これこそ理想的な睡眠なのである。 チャランポランが一番、糸井氏の言やよしである。

チャランポランな生活は、引退して初めて実践できることである。
気ままに寝て、気ままに身体の要求に応じて起きるのが、本来のあるべき睡眠のとり方である。チャランポラン万歳である。

追記:
どうも日本人は、形にはまり過ぎの嫌いがある。これは教育も大きく関係しているのだろうが、国民性もあるようだ。

も少しゆったりとした、伸びやかな、チャランポランな、生き方のできる人間になりたいものである。


ロミオとジュリエット

2008年04月05日 07時54分32秒 | Weblog

 ミラノからヴェネチアへの移動中(約300km)、その中間地点にベローナという町に立ち寄った。 ロミオとジュリエットの舞台になった町である。

主人公ジュリエットのモデルは、カプレーティ家の娘、その家には映画や舞台でお馴染みのバルコニーがある。

         

前の庭にはジュリエッタの像あり、この像に抱きついたり・撫でたりすると幸せになると言われることから、この像が磨かれて光っていた。 同行の女学生達がこぞって撫でていた。

この町には、「アレーナ」と呼ばれるローマのコロッセオに次ぐ規模の円形劇場がある。毎年7月から9月の間野外オペラが上演されると言う。

     

         

アレーナの前の広場は、「プラ広場」と呼ばれ、市民の憩いの場所でも有るようだった。夕方になると子供を連れた母親達や恋人達が集うようだった。

シニョーリ広場には、ダンテの像・スカラ家の邸宅・ラジョーネ宮(現市庁舎)やランベルティの塔などに加え沢山の露店が出ていた。 慌しい行程の中で、数少ないのんびり出来た街であった。

<!-- ベローナの街角と人々 -->

 

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
ロミオとジュリエット(またはロメオとジュリエット)(Romeo and Juliet)はイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲。初演年度については諸説あるが、概ね1595年前後と言われている。

『ロミオとジュリエット』は悲劇とされ、シェイクスピア死後に刊行された全集、四大悲劇(『ハムレット』、『マクベス』、『オセロ』、『リア王』)のような重厚な悲劇とは見なされていない。

後年のシェイクスピアの悲劇では、登場人物の性格が悲劇を引き起こすという顕著な特徴が見受けられる。これに対しロミオとジュリエットでは、登場人物の性格よりも、周囲の状況や偶然などの「運命」と呼ぶべきものが、両者や周囲を悲劇的結末へと導いていく。

「ジュリエットの家」として公開されている家には、有名なバルコニーやジュリエットの銅像があります。ジュリエットの右胸を触ると幸せになれると言われています。

「ロミオとジュリエット」に似た話はベローナにあったかもしれませんが、「ロミオ」も「ジュリエット」も架空の人物です。しかし、この物語を通してイタリアが伝わってくるのです。

中世に入り、ベネチアの支配下に入ってから整備されたのが「シニョーリ広場」 です。広場の周りには市庁舎や役所が整備されています。また、広場の中央には、「ダンテの像」があります。

この広場はナポレオンがベローナの中心となる広場を作るという意向により作られましたが、結局はベローナの中心となる広場は「エルベ広場」から、「シニョーリ広場」へ移ることはなかったようです。

市民生活の中心となっているのが「エルベ広場」です。この広場は古代ローマ時代には、フォーラムとして利用されていた歴史的にも重要な広場です。現在も、露店が沢山でていて野菜や果物を求める買い物客で賑わっています。


公開動画閲覧数その1

2008年04月04日 06時34分32秒 | Weblog

 

中高一貫校らしきものを卒業し48年が経過していた。初めて、同期会なるものの案内を貰い、痛む足を引きずりながら出かけた。

開催場所は福山市、途中の笠岡市は小生の出身地、ついでに90歳の母親に旅行の土産を持参し四方山話が出来た。

在学中の後半はクラスが理科系と文科系に別れた関係で、文科系の同級生とはどうしても縁が薄くなった。「お前は誰か?」の連発、いまだにぴんと来ない面々が残った。

また夏に開催すると言う、出来るだけ出席して回を重ねないと、昔のことが思い出せそうにない。

福山城の櫻は五分咲きであった。

人とのつながり方にも色々有るが、インターネットでのつながりの一つにYouTubeがある。

 YouTubeに登録してから9ヶ月が経過した。知らぬ間に総数31件の動画を公開していた。 閲覧者は、上位7位までの総合計で4430ヒットなのである。

何処の誰とも判らない小生の公開動画に、よくもこんなに沢山の人が見てくださったものと、頭の下がる思いがした、と同時に、インターネットの持つ力をまざまざと見せ付けられたのであった。

これらの動画の閲覧数の詳細は、4月3日現在、次の通り。

 1位:上海リニアーモーターカー           1633
2位:ノイシュバンシュタイン城             965
3位:懐かしの宇高連絡船           416

4位:2007太極拳 岡山県大会 後編      407
5位:太極拳花見                  368
6位:上海昼の雑景                315
7位:2007太極拳 岡山県大会 前編     226

あることに気が付いた、それは3位と7位、これは実際には同じ日の記録であるから、合算すると633ヒットとなる。単順に順位に置き換えると第三位に浮上するのである。

更に、5位の昨年のお花見368ヒットを加算すると、1001ヒットと第二位になるのである。 改めて、太極拳に多くの人の関心が集まっていることに驚いたのであった。

早く足の回復をして参加したいものである。


ミラノ ドゥオーモ内観

2008年04月02日 05時26分43秒 | Weblog

 

巨大な大聖堂に圧倒された。特に、内部の厳かな雰囲気は、キリスト教文化の底の深さを十分に感じさせてくれた。

また、全てが興味深かかったのだが、なかでも目を惹いたのが「懺悔室」であった。独り入室し、数名が外で待っていた。敬虔なクリスチャンは、こうして懺悔の生活を続けているのである。

今回の旅行もそうであったが、世界の観光地では多くの場合、撮影自由(但し、フラッシュは駄目)の場所が多い。 非常に撮影には排他的な我が国と大きく異なっているのであった。

このおかげで、読者の皆さんにもビデオを見ていただけるのである。 これ以上の駄文は不要であろう。どうぞこの大聖堂内部の様子を写したビデオをご覧頂きたいものである。

<!-- ドゥオーモ内観 -->

 


スキンシップ

2008年04月01日 06時32分10秒 | Weblog

日野原 重明は、ハギングという軽く抱き背中を手のひらで軽くたたく行為をしばしばなさると聞いている。
これ以外に幾つものスキンシップの方法はあるのだろうが、模範的な例をご紹介する。


                ローテンブルグと足摺岬の椿のトンネル

ローテンブルグ


             フィレンツェにて

 手を取り合ったり、腕を組んだりした現地の老年のカップルも探したたのだが、あいにくと見つけることが出来なかったのが、残念であった。

心が通い合うのを、態度や形でも表すことが、大切なのだと思った。

 

 参考:
スキンシップ(skinship)は、母親と子供が身体的な接触、あるいは素肌の一部で触れ合うことにより互いの親密感や帰属感を高め、一体感を共有しあう場面で使われる言葉である。

 『日本大百科全書』(小学館)によると、スキンシップという言葉は、1953年に開催されたWHOのセミナーで、アメリカ人女性がたまたま造ったことばを平井信義によって日本で紹介されたことがきっかけで、全国的に広まったとされている。

よって、スキンシップは和製英語ではないのだが、日本でしか通用しない言葉であることには変わりなく、事実上の和製英語であるといえる。

このため、英語圏で「スキンシップ」と言っても理解されないばかりか、性的な意味合いがあると誤解される事もあるという。「タッチング」が一般的に使われている。