自分をなにで証明できるか・・・
急なことである変更手続きのためお役所へ行った。
"なにか証明できるものがありますか?・・・免許証とか"
”いえ、車に乗らないので免許は持っていません”
(若い時、椎間板ヘルニアの治療ミスで車は乗れず、免許取得しないまま今日まで)
そして言われる前に
”保険証もたまたま家内が病院に持って行ってるので・・・"
(偶然は重なるもの)
問題ないということか、そのまま受け付けてもらえたのだが。
役所や金融機関に限らず、"何か証明をするものは”
と聞かれることが多くなった。
「自分を証明」するもの。
サラリーマンなら「身分証明書」か、普段の付き合いなら「名刺」。
しかし、どこにも所属していない者は「身分証明書」もないし
「名刺」も著名人や
世にしられた「会社や役所」のものでない限り、ただの紙切れ、通用はしない。
34年前に、企業から脱して、独り立ちを志してから
いまなら「起業」というのだろうが
つねに「自分を証明」するということに直面し続けてきた。
組織の「看板」や「ブランド(知名度)」のない者が
一人で生きていくということは
つねに、自分をみがき、存在価値を高め
いつの時代にも通用する人間でいるために
「自分を証明」するものを持ち続けていないと一人で生きていくのは難しい。
自分の永遠のテーマだ。