ほのぼのとした老夫婦の会話。
夕べ、地下鉄の最終便を待っていたら
新幹線で旅行から戻ってきたのだろう、大きな荷物をもった
七十代半ばに見える老夫婦が私の横に並んできた。
ご主人が
"おマエ、となりの六号車が女性専用車や、この時間、専用車は
すいてるんで、あっちへ乗ったらどうや、ちょっとは楽やで!!"
(疲れた奥さんへのいたわり言うてるみたい・・・ええなあ)
確かに、遅い時間帯、とくに、最終電車は、ラッシュ並みで満員なのだ。
しかし、女性専用車は、ここから北方面行きはすいている。
ああ、このお父さん、電車事情をよく知っている人だなあ・・と思いつつ、
次の会話に聞き耳をたてて・・・
しばらく、沈黙、というより、奥さんは、荷物の整理に必至みたい。
そして、ぽつり。
"わたし、おとうさんと、一緒にのる”
"混んでるんやで”
"かましません、おとうさんと一緒のほうが安心やから・・・"
二人を乗せた車両に私も乗った。
ドアのそばに、二人が荷物を囲むように、しんどそうに立っている。
だれか、席を代わってあげる人、いないんかいなあ・・・
座っている人には見えないんだろう。
どこで降りるのやらと思っているうちに、私のほうが、先に降りた。
あの二人の横顔、ほのぼのとして会話、駅から自宅までの道が
なんだか、幸せもらったみたいで、うれしかった。
女性専用車を否定するわけではないが、一時でも
夫婦別れや親子別れをさせる女性専用車。
もう少し、柔軟に対応できるやさしさがあってもいいと思うが
・・・そんな物語があることも関係者は知ってほしい。
長年、連れそってのであろう、あの時の二人、そして会話。
うちだったら、どうするやろうなあ・・・。
夕べ、地下鉄の最終便を待っていたら
新幹線で旅行から戻ってきたのだろう、大きな荷物をもった
七十代半ばに見える老夫婦が私の横に並んできた。
ご主人が
"おマエ、となりの六号車が女性専用車や、この時間、専用車は
すいてるんで、あっちへ乗ったらどうや、ちょっとは楽やで!!"
(疲れた奥さんへのいたわり言うてるみたい・・・ええなあ)
確かに、遅い時間帯、とくに、最終電車は、ラッシュ並みで満員なのだ。
しかし、女性専用車は、ここから北方面行きはすいている。
ああ、このお父さん、電車事情をよく知っている人だなあ・・と思いつつ、
次の会話に聞き耳をたてて・・・
しばらく、沈黙、というより、奥さんは、荷物の整理に必至みたい。
そして、ぽつり。
"わたし、おとうさんと、一緒にのる”
"混んでるんやで”
"かましません、おとうさんと一緒のほうが安心やから・・・"
二人を乗せた車両に私も乗った。
ドアのそばに、二人が荷物を囲むように、しんどそうに立っている。
だれか、席を代わってあげる人、いないんかいなあ・・・
座っている人には見えないんだろう。
どこで降りるのやらと思っているうちに、私のほうが、先に降りた。
あの二人の横顔、ほのぼのとして会話、駅から自宅までの道が
なんだか、幸せもらったみたいで、うれしかった。
女性専用車を否定するわけではないが、一時でも
夫婦別れや親子別れをさせる女性専用車。
もう少し、柔軟に対応できるやさしさがあってもいいと思うが
・・・そんな物語があることも関係者は知ってほしい。
長年、連れそってのであろう、あの時の二人、そして会話。
うちだったら、どうするやろうなあ・・・。