昨日の日曜日、前から楽しみに予定していた高野山参りをしてきた。
気持も身体もだれやすいこの季節こそ、しっかりといい汗をかいて
筋力を鍛えておきたいと、思い切って高野山へ遠征、ウォーキング
を楽しむことにした。
高野山は、約1200年前の弘仁7年(816年)に、弘法大師・
空海によって開かれた真言密教の修行道場で高野山真言宗の
総本山としてよく知られている。
昨年歩いた熊野古道と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界
遺産に登録をされている。南海電車終点の極楽橋駅からケーブ
ルに乗り換え高野山駅へ。
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標高900にある聖地高野山は曇り空、涼しい、一歩を踏み出す
たびに厳粛な気持ちと、自然からいただく癒しの空気が心地よく
てウォーキングをするのは、まことに贅沢なことだ。
まず、バスで女人堂前下車。ここからスタート。明治5年まで女人
禁制だった高野山へ、女性はここから山内に入ることを許されず、
細く険しい女人道を通って弘法大師廟へお参りをしていた。当時は、
高野七口それぞれ女人堂が立ち、女性はそれをたどって遠くから
御廟を拝することしかできなかったそうだ。
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いよいよ女人堂前から聖地、高野へ一歩を記していく。ここは、
ただ一つ残る女人堂、不動坂口。ここの雰囲気が大好き。高野山
参りの人はここはバスで素通りするので道路は「独り占め」して
どんどん聖地に入っていく。なんともいえない清々しい気分、足
も軽い。
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金剛峯寺 高野山真言宗総本山、全国4000寺、信徒1000万の
総本山として宗務を執っている。
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根本大塔 高さ48.5メートル、弘法大師は、高野山開創後
この大塔を真言密教の根本道場として建立した多宝塔。
伽藍の続く中で朱色の鮮やかな塔は際立っている。
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弘仁10年(819)に弘法大師が講堂として創建した金堂。
本尊・薬師如来が安置されている。高野さんの主な法要が
営まれているところ。現在の堂は、昭和7年に完成した7代目。
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不動堂、東塔、御影堂等、西塔、鐘楼をぐるりと回って国道
バス通りに出て高野山の西の入り口の総門に当たる大門まで
ウォーキング。 大門 高さ25.1メートル。さすがに総門にふさ
わしく威風堂々とした門構えに圧倒される。伽藍から離れて
いるためにここに来る人は少なく余計に大きさ感じた。
現在のものは、宝永2年1705)に再建されたもの。
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大門から再び町へユータウンウォーク。途中、昼食場所を探し
ていると「歩ん歩こ」という看板が目についた。
「歩」は、ウォーカーにはなじみの文字、店名は、ぽんぽこ
大関時代の白鵬の色紙が飾ってあった。去年、高野山で大相撲
の巡業があったそうだ。うどん定食がおいしかった。
腹ごしらえをして、元気回復、高野の町をウォーキングしなが
ら奥の院をめざす。左右にお土産物の店や院が続く小田原通り
をすすむ。
霊宝院 1200年の歴史を持つ高野山に残る国宝、重文や貴重な
資料を保管し公開する博物館の役目をしている。下の写真。
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やがて奥の院入り口の一の橋へ。ここから奥の院の弘法大師廟
まで参道が続く。
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千年を超すのだろうか、杉の大木のまにまにある歴史上の人物
、大名、武将、著名人の墓所、太平洋戦争の英霊まで20万基を
超えるあらゆる時代のあらゆる階層の人達のお墓が延々と立ち
並んでいる参道をすすむ。浄土真宗の親鸞、浄土宗の法然とい
った他の宗派の開祖の供養塔も立っている。写真は、武田信玄
、勝頼の墓。
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参道は、奥の院まで二キロ続く。ところどころに「ここは弘法大師
が住まう聖地です」という立て札が立っている。
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御廟橋 中の橋を越え、しばらく進み、豊臣秀吉や小田信長の
墓所を過ぎると御廟橋、この奥に弘法大師の御廟がある。
ここから中は一切の撮影が禁止されている。
写真、御廟橋。奥の院は、弘法大師信仰の中心聖域。
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奥の院からバスで高野山駅へ、そして、ケーブルで南海電車の
極楽橋へ。
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南海電車高野線の極楽寺橋→大阪なんば駅へ
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身も心もリフレッシュ、身軽になって下界に降りてきた。
また、思い出に残るウォーキングになった。
今度来る時は、もっと、高野山周辺に足を伸ばして歩いてみよう。
自宅から最短時間でも2時間50分かかり、現地にいたのは
4時間、約10キロのウォーキングだった。
気持も身体もだれやすいこの季節こそ、しっかりといい汗をかいて
筋力を鍛えておきたいと、思い切って高野山へ遠征、ウォーキング
を楽しむことにした。
高野山は、約1200年前の弘仁7年(816年)に、弘法大師・
空海によって開かれた真言密教の修行道場で高野山真言宗の
総本山としてよく知られている。
昨年歩いた熊野古道と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界
遺産に登録をされている。南海電車終点の極楽橋駅からケーブ
ルに乗り換え高野山駅へ。
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標高900にある聖地高野山は曇り空、涼しい、一歩を踏み出す
たびに厳粛な気持ちと、自然からいただく癒しの空気が心地よく
てウォーキングをするのは、まことに贅沢なことだ。
まず、バスで女人堂前下車。ここからスタート。明治5年まで女人
禁制だった高野山へ、女性はここから山内に入ることを許されず、
細く険しい女人道を通って弘法大師廟へお参りをしていた。当時は、
高野七口それぞれ女人堂が立ち、女性はそれをたどって遠くから
御廟を拝することしかできなかったそうだ。
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いよいよ女人堂前から聖地、高野へ一歩を記していく。ここは、
ただ一つ残る女人堂、不動坂口。ここの雰囲気が大好き。高野山
参りの人はここはバスで素通りするので道路は「独り占め」して
どんどん聖地に入っていく。なんともいえない清々しい気分、足
も軽い。
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金剛峯寺 高野山真言宗総本山、全国4000寺、信徒1000万の
総本山として宗務を執っている。
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根本大塔 高さ48.5メートル、弘法大師は、高野山開創後
この大塔を真言密教の根本道場として建立した多宝塔。
伽藍の続く中で朱色の鮮やかな塔は際立っている。
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弘仁10年(819)に弘法大師が講堂として創建した金堂。
本尊・薬師如来が安置されている。高野さんの主な法要が
営まれているところ。現在の堂は、昭和7年に完成した7代目。
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不動堂、東塔、御影堂等、西塔、鐘楼をぐるりと回って国道
バス通りに出て高野山の西の入り口の総門に当たる大門まで
ウォーキング。 大門 高さ25.1メートル。さすがに総門にふさ
わしく威風堂々とした門構えに圧倒される。伽藍から離れて
いるためにここに来る人は少なく余計に大きさ感じた。
現在のものは、宝永2年1705)に再建されたもの。
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大門から再び町へユータウンウォーク。途中、昼食場所を探し
ていると「歩ん歩こ」という看板が目についた。
「歩」は、ウォーカーにはなじみの文字、店名は、ぽんぽこ
大関時代の白鵬の色紙が飾ってあった。去年、高野山で大相撲
の巡業があったそうだ。うどん定食がおいしかった。
腹ごしらえをして、元気回復、高野の町をウォーキングしなが
ら奥の院をめざす。左右にお土産物の店や院が続く小田原通り
をすすむ。
霊宝院 1200年の歴史を持つ高野山に残る国宝、重文や貴重な
資料を保管し公開する博物館の役目をしている。下の写真。
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やがて奥の院入り口の一の橋へ。ここから奥の院の弘法大師廟
まで参道が続く。
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千年を超すのだろうか、杉の大木のまにまにある歴史上の人物
、大名、武将、著名人の墓所、太平洋戦争の英霊まで20万基を
超えるあらゆる時代のあらゆる階層の人達のお墓が延々と立ち
並んでいる参道をすすむ。浄土真宗の親鸞、浄土宗の法然とい
った他の宗派の開祖の供養塔も立っている。写真は、武田信玄
、勝頼の墓。
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参道は、奥の院まで二キロ続く。ところどころに「ここは弘法大師
が住まう聖地です」という立て札が立っている。
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御廟橋 中の橋を越え、しばらく進み、豊臣秀吉や小田信長の
墓所を過ぎると御廟橋、この奥に弘法大師の御廟がある。
ここから中は一切の撮影が禁止されている。
写真、御廟橋。奥の院は、弘法大師信仰の中心聖域。
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奥の院からバスで高野山駅へ、そして、ケーブルで南海電車の
極楽橋へ。
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南海電車高野線の極楽寺橋→大阪なんば駅へ
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身も心もリフレッシュ、身軽になって下界に降りてきた。
また、思い出に残るウォーキングになった。
今度来る時は、もっと、高野山周辺に足を伸ばして歩いてみよう。
自宅から最短時間でも2時間50分かかり、現地にいたのは
4時間、約10キロのウォーキングだった。