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遅すぎることはない、高畠導宏さんの遺言。

2008-12-26 23:56:55 | 輝いて生きる
23日の続き、元プロ野球コーチから59歳で
高校教師になった高畠導宏さんのことが書かれた

「甲子園への遺言」
 伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯



を買って読んだ、最近、この本を書店で見かけていて
手に取ったことはあるが買った読もうとは思わなかった
これもテレビ放映を通して高畠さんに出会えたからこそで
ラッキーだったと思う。

なぜ高畠さんがプロ野球チームからコーチのオファーが
ありながら高校教師の道を選んだか、そこにも興味があった。

高畠さんは何事にも好奇心と探究心が旺盛で平成10年から
日本大学通信教育部へ通っていたそうだ
選手の指導に生かすために青年心理を学ぼうとしたのが
スタートだったらしい。

いくら技術を習得しても土壇場でその力が発揮できる選手と
できない選手がいる

それはなぜか

それは「ハートの強さ」で決まるというのだ。

では、ハートの強さをどう身につけさせればいいか
そこから高畠さんは心理学に行き着いたらしい。

コーチの他に大学の勉強とで大変だったらしいが苦労のすえ
単位は教育実習のみとなり行った実習先で教師の道を進む
ことを固めたのだ。

多くのプロ選手を育ててきているが、どの選手も高畠さんの
人間愛あふれる指導にひかれ尊敬していることがこの本から
よく伝わってくる。

その選手の中からソフトバンクホークスの小久保選手が
高畠さんの生涯から学んだこととして

「やろうとすることに遅すぎることはない」

と言っている。このことば、自分の目を覚まさせた。


実は、自分も一年半前にメンタルヘルスの勉強がしたくて
某大学通信教育の資料を取り寄せていたのだ
いまも手を伸ばせば届くところにおいてある
まだ、捨て切れない、思いきれない、忘れきれないからだ。

自分の場合は仕事の中に生かしたいと具体的な必要性が
あったが、二年という期間と相当な費用がかかるという
ことでやりたいという気持ちを断念させていた。

しかし、この一年、それに代わる何にチャレンジをして
なにを学んだかと自分に問えば、自信ある言葉はない。

後半になって、なんとなく物足らなさと虚しさを感ずる
日々に、このままではいけない、身近なところから構造
改革に着手しないといけないと思っていたところだった。

「やろうとすることに遅すぎることはない」

少し高いところにハードル(バー)を設定してみると
いかにいまのバーが低くて妥協の産物であるかがよくみえる

目線も意識も上げて挑まないことには自分は変わらない
変わらなければ自分の賞味期限がきれて
いずれリストラが待っているだけだぞ!

もう一度、いまの自分でもできるハードル(バー)を探して
いまの自分から脱出することだ

「いまからでも遅くない」

そう決めた。

高畠さんに感謝する。