続けた人のご褒美。

ふるいウォーキング仲間のＳさんから久し振りに
こんなメールが届いた

”三日坊主なのに一日もかかすことなく書きました。
自分へのご褒美にミシンを買い替えました。
ささやかですが自己満足です。”

一年前に朝日新聞の「天声人語」を書き写し始めて
丁度一年を続けることができたという知らせだった

このことは去年の秋ごろにブログで紹介したことが
あるがそれを一年も続けているとは知らなかった！

その時、それなら自分も日経新聞の「春秋」を書いて
みようかと思ったがとても約束する勇気はなかった

サラリーマン時代に天声人語を切り取ってノートに
貼って活用したことがあるがたったそれだけのこと
でも面倒で容易ではなかった

書き写しに慣れるまでには日数がかかると思う
慣れたって３０分はかかるだろう
それを毎日続けることは並大抵ではない

それも仕事と主婦をしながら続けてきたというのだ
から立派という他に言葉がみつからない
文字を書かない時代になっているだけにすばらしい

書き写すことを通して日々の話題から視野は広がり
漢字やことばや表現力、文章力にも磨きがかかった
ことと思う

一年分のそのノートをぜひ見せてもらいたいと思う
簡単なことのようで毎日、欠かさず、続けることは
余程の強い意志がないとできないと思う

「続ける」ということにこだわりを持っている自分
には「続ける」ものを持つ人にはとくに関心がある

毎年、新人研修で学校を出てきたばかりの若者達に
何か一つでも続けるものを持つことをすすめている

そして必ず質問をする

”これまで続けてきたものがありますか？”

きちんと応えられる人が少ないのにがっかりする

自分の場合はなにか

子供の頃から大人になっても「日記」を書き続けた
ことから、日々の記録を書き記すことは形は変えて
も続いている

例えば雑記録ノート(今日の記録)でありこのブログ
はその習慣が基本にあるものと思う

日記は処分した(家内に読まれたら大変だから？)が
いまの仕事で独立してから付けていた「日々の記録」
ノートが今回の自宅改装で段ボールから出てきた

続けてきたものはいろいろとあるがいま続けている
ことといえば

血圧、体重、体脂肪、内臓脂肪を計測し手帳に書く
こと、これは毎日記録している

ブログは２０１０年４月８日から今日まで休刊なし
連続で書き続けている

毎日ではないがウォーキング倶楽部で毎月の例会を
開催して今年で１１年目になった

しかし、所詮はこの程度・・・

世の人のために役にたつことなどやってはいない！

いまロンドンオリンピックは競技も半ばを過ぎた
日本が目標としていた柔道などで金メダル数は獲得
できていないが、水泳を始め諸々の競技で新しい人
達が見事な活躍をしていてすばらしいと思う

あの大舞台で活躍するまでに至った道のりは険しい
まさに夢をもって４年間、好きなことも犠牲にして
トレーニングに続けてきたからこそだ

そう思うと自分の場合はどうか
毎年３年計画を修正しながら自分なりに生きてきた
がオリンピックにちなんで４年を一区切りに何かで
努力を続けるものを始めてみるのはどうだろう

そんな先の命もわからないのに！
と言われるかもしれないが
そんなひとりプロジェクトも面白いと思う

そして自分へのご褒美の金メダル、なんて楽しい。