(昨日の続き)
6日深夜のNHKで被爆者が高齢化したために被爆
体験を語れる人が少なくなった広島で被爆を語り
継ぐ人を養成する伝承塾のことが放映されていた
亡き父が孫のわが息子に原爆のことを聞かれると
いつも口癖のようにいっていた
“ピカに遭っていないもんに言うてもわからん!”
(広島では原爆のことをピカといっていた)
とてもことばでは伝えることができないほどの
惨状だったといいたかったのだと思う
その父が孫にやっと口を開いた!
“学校で原爆の話をしたいので教えてほしい”
4年生の夏休みの自由研究にしてひとり広島の
祖父を訪ねてそうお願いをしたらしい
祖父母、肉親が爆死した親戚、近所の被爆者に
インタビューしてまとめた一部がわが家で編集
していた家族新聞の記事として残っている
それがきっかけで息子の小学校の平和登校日に
学校の依頼で親子で五年生に語り部をやった!
若い担任の先生が“戦争も原爆も知らないので”
どう教えたらいいかわからない!と言っていた
ことを思い出す
息子が高一の夏休みには父子で長崎の爆心地や
原爆資料館を訪ねるなど原爆に関しては息子も
それなりに理解していると思う
関連の本もかなり本箱に保存してあるの
ささやかでもいいから語り継いでほしい!
福島の原発事故も真実の歴史を語り継いで
いってほしい!