今日は68回目の終戦記念日。
治療中で通院以外にはまったく外へ出て行く元気を
なくして伏せてばかりいる家内を慰労してやろうと
好きな映画に誘い出した
自宅から一番便利な大阪駅のステーションシネマに
行くと窓口に並ぶ人の行列で大混雑していた!
午前中の席はとれなくて仕方なく午後2時10分に
して駅ビルの庭園やカフェで時間待ちをした
映画「少年H」
作家妹尾河童の大ヒットした自伝的小説「少年H」
をどのように映画化したのか大いに関心があった!
日本が戦争へと突き進んでいた昭和10年代の神戸
が舞台で洋服屋を営むキリスト教徒一家の物語だが
戦時が進み教徒であるがゆえに白い目でみられ迫害
をされながら信念を曲げず生きることで存在感を示
す父親と理に合わない戦争や考え方を批判し衝突を
繰り返す父と子のやりとりには手に汗をした!
もしわが息子と自分だったらどうしていたか?
そんなシーンがたびたび出てきてこの映画を息子に
薦めておこうと思った!
温かい夫婦役で名演技をしていたのが水谷豊と
伊藤蘭夫婦、よかったね!
余韻を持って少し早目だったがステーションビルの
レストラン街の天ぷら専門店で夕食がわりをした
終戦記念日にこの映画を観たのも何かの定めだった?
そう言えば観ていたのは中高年の人ばかりだったよ!