気の向くままにつぶやけば~

日々のちょっとした出来事、気ままなつぶやきを聞いて下さい。

映画「大きな家」

2024-12-22 | ひとりごと

映画「大きな家」を見に行ったのは19日(木)のことです。

上映館は栄パルコにあるセンチュリーシネマなので、松坂屋北館の新しくオープンした

レストラン街でランチを、と思ったのですが、11時をちょっとすぎただけの時間だったのに

すでにどの店も満席で待ち人あり! びっくりです

じゃ、うなぎでも食べちゃう?って行ってみた南館10階の蓬莱軒もあふれんばかりの人!

またまたびっくり

けっきょくパルコのレストラン街でランチしましたが、普通の込み具合で良かった

 

大きな家はいつものように相方が見に行こうというので、ついていきました。

俳優の斎藤工が企画・プロデュースしていたり、テーマソングがハンバート ハンバートだったり、

そんなところも気になって。

映画はそれ以上の予備知識なしで出かけたので、あらすじがあるのかなっと思っていたのですが

全編ドキュメンタリー。ありのままの養護施設での生活を追ったものでした。

東京都の実在する施設ですが、すごく立派な施設です。

昔働いている頃に養護施設と少し接点があったのですが、その時知った施設とは設備面大違いでしたね。

職員と数人の子供たちがユニットになって生活しているのですが、

それぞれ個室はあるし、それぞれが好きなこと、フルート、インラインスケート、野球、卓球などなど

に熱中しているし、夏山登山あり、海外ボランティアの体験あり、そんじょそこらの普通?の暮らしを

している子らより、豊富な経験を積んでいました。

でもやっぱりごく一般の普通の暮らしではないから、何歳からここに来て、それはどういう理由で、

親はどう思っているのか、などなどみんなよく自己分析していましたね。

普通でないってことは考えることが多くなりますね。

私も障害を負ってからは普通でない人生を送ってきたわけだから、よくわかる。

ここはあなたにとってどんな場所?って聞くのですが、

「職員は親じゃないし、ここは家じゃない、施設」っていう答えが切なかったですね。

確かに、そうね。他人だけど家族って言ったのは施設を卒業した子だけだったかな。

みんな血のつながった家族に飢えている感じでした。

でもさ、血がつながっているからいい家族とか、幸せって感じは全然ないんだよ~って

教えてあげたい。

うちの実家の両親は仲が悪くて喧嘩が絶えなかったし、父親は口を開けば「誰のおかげで

飯が食えて、誰のおかげで学校にいけているんだ」と言う人だった。

もう一日も早くこの親たちから離れたかったし、そういう父親の血が自分に流れていることが

めっちゃ嫌だったし。

 

家族もいろいろだからね。

施設の人達に大事にされて育てられるって羨ましいくらいだし、施設卒業後いい人生を送って

欲しいですね

コメント
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