さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

近所の花木 (ニオイシュロラン、クワ、トキワサンザシ、ソテツ、アベリア)

2020-05-12 22:59:26 | みんなの花図鑑

昨日も今日も暑かったですね~。まだ体が暑さに慣れていないので、ぐったりです。

今回も近所で見た花木を紹介します。

 

   

ニオイシュロラン (キジジカクシ科 又はリュウゼツラン科 センネンボク属)

ニュージーランドの固有種であり、その特徴的な景観を形作る要素となっている。 
高さ20 mにまで成長し、頑丈な幹を持つ。葉は1mに達する剣のような形で、分岐した枝の先端に塊状に付く。果実は鳥に好まれる。ニュージーランドのほぼ全域に分布し、マオリ人によって周辺の島々にも移植されている。

春から初夏に甘い香りの花を、60-100cmの大きな総状花序につける。花と花序は無柄かほぼ無柄で、花は花序に沿って密集して並ぶ。温帯性であり、あまり寒い場所や熱帯気候ではうまく育たない。

    

毎年近所のここでいるのを楽しみにしています。甘い香りに酔いそうです。

        

 

   

クワ (クワ科 クワ属)

カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用される。

春に花弁のない淡黄色の小花を穂状に下げて開花する。花序は新枝の下部にあって、雄花は枝の先端から房状に雄花序が垂れ下がり、雌花は枝の基部の方に集合してつく。雌花の雌しべの花柱はヤマグワでは明らかで、果実になっても花柱の残りがついている。 
果実は5 - 6月頃に結実し、初夏に熟す。キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなる。熟すと赤黒くなり、甘くて生でも食べられる。

子供の頃、この実を食べたことを思いだします。これは花柱が明らかなので、ヤマグワかもしれません。

     

 

  

トキワサンザシ(ピラカンサ)(バラ科 トキワサンザシ属) 常緑低木

春に開花する花は白色で観賞価値が高く、秋には赤い果実がたわわに実る。

    

                         

      2018年 11/24

 

   

ソテツ (ソテツ科  ソテツ属) 常緑低木 自然分布では日本の固有種で雌雄異株

日本の九州南部、南西諸島、台湾、中国南部に分布する。

「花は幹の先端につきます。雄花は直立し、長さ50~70cm、径10~15cmの先がとがった円柱形です。雌花は羽状で上部に黄褐色の毛が密生する心皮の基部に3-5個の胚珠がつきます。種子は扁平でまるく、表面は光沢のある赤色です。
この木が枯れそうになった時、鉄を与えると蘇る(蘇鉄)という言い伝えがあり、この名がつきました。

幹や種子にはデンプンが含まれるため、昔は飢饉の際に除毒して食料とされました。

   

雌株に赤い実が生っていました。

                        

 今ではこの辺でも十分育って、南国のようです。

 

   

アベリア (スイカズラ科 ツクバネウツギ属)

常緑で花期が長く刈込に強いので、公園などによく植栽される。赤い萼も美しい。

ツクバネウツギとは、花がウツギに似た姿で、プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残り、羽根つきの羽根のように見えることに由来する。

     

うちのアベリア・エドワードゴーチャー(ピンクの花)も咲き始めました。