時々、階段のガラス窓に張り付いています。
俳句雑誌を読んでいると、「句歴・・年」「句歴が浅い」という言い方が目につきます。
句歴は何年目から深いとは誰も言ってませんが、句歴1年、3年、5年、この辺までは「浅い」と言われても仕方ないかな、ですね。
句歴6年、微妙、「句歴7年」で「浅い」と言われたら、「なんだと!」という感じでしょうか。
おらほも6月で、「句歴1年」となりましたが、続くかどうかわからない「にわか俳人」なので、7年まで行くかな?・・・ですね。
しかも、新型肺炎がどうなっていくのか、だれにもわからない状態ですから。
確かに「句歴が浅い」と、「あるある、そうそう俳句」になってしまっているが、当人はそうは思っていない、気づかない、ということでしょうが、・・・一方では「そう言われても・・・」ですね。
おらほの方針としては、「自分のお気に入り俳句」を増やして、それを参考に「こんな場面もあったかな俳句」をつくっていく、
しかないですね。(ほかのこともやっているので)
近頃お気に入りの一句
待てば来る男なりけり夕蓮(ゆうはちす) 黒田杏子
青葉の日朝の点呼の列に入る 鈴木しづ子
戦時中の句のようです。
鮎焼けて峡(かい)の香りとなりにけり 坊城俊樹
「峡」は、谷間。
胡蝶蘭あふれて梅雨の北新地 小川軽舟
新規開店でしょうか、わかりやすい句です。
コロナ禍の今しばらくは見られない風景かもしれません。
塔ばかり見えて東寺は夏木立 小林一茶
参考の一句
献立あり式次第あり風薫る 小川軽舟
披露宴の席に着いて、誰もがまずすること、献立とその説明を読む、式次第と座席表を見て、知人はいないかな・・・といったところでしょうか。
式場の池や緋鯉の周遊す 今日水
式場の泉水緋鯉回りたり 今日水