丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
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句歴1年

2020-06-19 14:46:11 | 俳句

 

時々、階段のガラス窓に張り付いています。

 

俳句雑誌を読んでいると、「句歴・・年」「句歴が浅い」という言い方が目につきます。

句歴は何年目から深いとは誰も言ってませんが、句歴1年、3年、5年、この辺までは「浅い」と言われても仕方ないかな、ですね。

句歴6年、微妙、「句歴7年」で「浅い」と言われたら、「なんだと!」という感じでしょうか。

おらほも6月で、「句歴1年」となりましたが、続くかどうかわからない「にわか俳人」なので、7年まで行くかな?・・・ですね。

しかも、新型肺炎がどうなっていくのか、だれにもわからない状態ですから。

 

確かに「句歴が浅い」と、「あるある、そうそう俳句」になってしまっているが、当人はそうは思っていない、気づかない、ということでしょうが、・・・一方では「そう言われても・・・」ですね。

 

おらほの方針としては、「自分のお気に入り俳句」を増やして、それを参考に「こんな場面もあったかな俳句」をつくっていく、

しかないですね。(ほかのこともやっているので)

 

近頃お気に入りの一句

待てば来る男なりけり夕蓮(ゆうはちす)         黒田杏子

 

青葉の日朝の点呼の列に入る               鈴木しづ子

戦時中の句のようです。

 

鮎焼けて峡(かい)の香りとなりにけり          坊城俊樹

「峡」は、谷間。

 

胡蝶蘭あふれて梅雨の北新地                小川軽舟

新規開店でしょうか、わかりやすい句です。

コロナ禍の今しばらくは見られない風景かもしれません。

 

塔ばかり見えて東寺は夏木立               小林一茶

 

 

参考の一句

献立あり式次第あり風薫る                 小川軽舟

披露宴の席に着いて、誰もがまずすること、献立とその説明を読む、式次第と座席表を見て、知人はいないかな・・・といったところでしょうか。
            
式場の池や緋鯉の周遊す                 今日水

式場の泉水緋鯉回りたり                 今日水

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