桔梗、鉢植えです。
将棋の藤井七段のタイトル挑戦が世間の注目を集めています。
棋聖戦については、渡辺三冠を応援しています。理由は、「渡辺明ブログ」を以前から見ているからです。
将棋の記事は読んでもわかりませんが、将棋以外の記事もけっこう多いのです。
藤井七段を取り上げたテレビのワイドショーを見ていると、将棋界には面白い人が多いようです。
比べて囲碁界は、弁の立つ人は少ないような気がしますね。
テレビワイドショーで誰かが取り上げられれば、続々と出てくるのかもしれませんが。
将棋も囲碁も、プロは一つの道を究めた人たちですから、一般人から見れば言動はおもしろいはず。
近頃お気に入りの一句
三伏に静もる奈良の筆墨街 吉村 昭
「三伏」、「三つ指ついて、伏す」?なんか変・・・調べました。
季語「三伏(さんぷく)」は中国の陰陽五行説に由来する。夏の暑い盛りの時期(新暦では七月中旬から八月上旬あたり)を言い、「拝啓、三伏の候」などと暑中見舞に使ったりしてきた。・・・とありました。
筆墨街、奈良町のことでしょうか。
近年、世界観光化が進み一年中、人が多いという感じでしたね。
以前の奈良の夏はこの句のように静かだったでしょうね、暑いから。
コロナ禍の今年の「三伏」は、この句のような感じになると思います。
神田川祭の中をながれけり 久保田万太郎
神田川は、江戸初期に、三鷹市の井の頭池の湧水を都心まで引いた神田上水。両国橋脇で隅田川に合流する。玉川上水よりも古いそうです。
路地に生れ(あれ)路地に育ちし祭髪 菖蒲あや
路地に生まれ鼻筋高き祭髪 坊城俊樹
朝顔の紺の彼方の月日かな 石田波郷
朝顔の紺「年年歳歳 花相似たり、」
彼方の月日「歳歳年年 人同じからず」、「人同じからず」はともかくとして、過ぎ去った年月です。
参考の一句
硝子戸に天鵞絨の如虫の闇 川端茅舎
句意は、ガラス窓の外は天鵞絨(ビロード)のように青い暗闇が広がっている(虫の闇)・・・かな?
闇を負いヤモリの白き硝子かな 今日水