本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

秋の庭仕事

2011-10-11 | 庭日記
先週初めはあられが降ってきて、このまま冬になってしまうのか~と真剣に落ち込みましたが(笑)、そんなことはあるはずもありません!
秋晴れが戻ってきてくれました^^

さて秋の庭仕事、昨年も大きな植え替えはこれが最後と熟慮して行ったはずなのに、やはり納得できない場所が出てきて、今頃の時期になると植物を掘り上げた後に出来たスペースがあちこち…


鉢植えにしていたヒューケラ・ピーチフランパを地面に下ろしました。
もうすぐ花が咲きそうだったのに、斑入り葉のヨメナもここに移しました。



その鉢には(シュウメイギクの後方)ニューサイランを…



そしてニューサイランを植えていた鉢にラベンダーを植え替え…
芋蔓式に生じる植え替え作業。

そろそろ変化のための庭仕事から卒業したい。
もちろん、全く変化を求めないというわけではないし、変化こそ成長だろうし、ガーデニングの現在進行形たる所以だろうけれど…
維持する、保つための庭仕事がしたいのです。


例えば、沢山のヤマボウシの赤い実がポタポタと音を立て落下してくる度に目くじらたてるのではなくて、こまめに愛おしく拾い上げる作業。



旺盛に育ってきたものを、間引いたり株分けしたり植え直したりする作業。



タネの形や葉色の変化を脳裏に留め、それぞれの一巡りを確認する作業。



そんな作業を、短いこの地方の秋のひとときに静かな気持ちで行えたら…。



庭主が庭に与える変化を愉しむところから、植物たちの季節の巡りとともにある変化をゆっくりじっくり愉しめたらと思う気持ちが日々強くなってきています。


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