真実を知りたい-NO2                  林 俊嶺

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自決について、

2007年06月23日 | ニュース

 コメントがあったので、さらに 

 沖縄戦だけではなく、いろいろな戦場で、敵に投降しようとする日本兵が射殺された事実が記録されています。また、喉の渇きと空腹と疲労と恐怖の連続で、我を失いふらふらと敵前に出てしまった兵をさえ撃ち殺した記録を読んだこともあります。看護のためとは言え、16才の少女をさえ動員した沖縄戦では、多くの住民成年男子が戦闘行動に参加したのではなかったのでしょうか。だから・・・。だとすれば、いつ、どこで、だれが、というような個別的なことは、私にとってはそれほど重要なこととは思えません(関係の方々には重要なことかも知れませんが)。また、「鬼畜米英」の洗脳はどのように進められたのでしょうか。「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪かの汚名を残す事なかれ。」とか「鬼畜米英」とか自決せざるを得ないような洗脳教育がどのように進んだのかが大事だと思います。戦争をくり返さないために。平和の維持発展のために。

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沖縄県議会の要求

2007年06月22日 | 国際政治

 今日の朝日新聞夕刊のトップ記事「検定意見撤回を要求」もとても気になることの一つです。高校生の日本史教科書の検定で沖縄戦の際に日本軍が住民に集団自決を強制したと取れる記述が削除された理由は「日本軍の命令があったか明らかでない。」「最近の研究成果で軍命はなかったという説がある」というのですが、沖縄県議会は全会一致で検定意見の撤回と記述の回復を求める意見書案を可決したと報じられています。

 またしても、文書が残っていないので記述することは間違いであると言うのでしょうか。沖縄県民は嘘つきであると言うでしょうか。

 「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」の中に沖縄最南端の地、喜屋武岬でひめゆり学徒隊のひとりが目撃した次のような一文を思い出しました。
「・・・その時、異様な光景が目に写った。米軍の船に向かって泳ぎだし投降していく日本軍兵士を、アダンのかげからねらいうちし、前方の海はまっかな血が広がっていた。何と恐ろしいことか、味方同士が殺し合うなんて。・・・」

 「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪かの汚名を残す事なかれ。」を逃れることがどういう人達に可能だったのでしょうか。

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何と失礼な

2007年06月21日 | ニュース

 前出のワシントン・ポスト紙全面広告の中に次のような文があるのを見つけました。私は、今なお涙を流しながら訴えておられる方々に対し、これほど失礼な言い方はないと思いました。

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Many of the women in fact, earned incomes far in excess of what were paid to field officers and even generals(as reported by the United State Office of war information, Psychological Warfare team Attached to U.S.Aarmy Forces, India-Burma Theater,APO689),and there are many testimonies attesting to the fact that they were treated well.

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「彼女らは高額の報酬を得て、待遇は良かった。・・・」

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気になる全面広告

2007年06月20日 | ニュース

              気になる全面広告

 「慰安婦決議、26日採決」という記事が朝日新聞に出ていました。そして日本の国会議員やジャーナリストがワシントンポスト紙に出した「強制性を示す文書はない」とする全面広告が反発を招き、採決を促す要因になったという議会関係者の言葉を伝えています。文書がないということと事実がないということは別のことであり、元慰安婦の人達が嘘つきであるかの如き姿勢には、私は同意できません。様々な戦地で日本軍は「玉砕」しましたが、「玉砕」前に文書を処分した事実は、そこここに記録されています。また、国家的に証拠の隠滅が図られた事実も、覆い隠すことはできません。それは、民間組織にも及んでいるからです。

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