小雨模様のこの日、ガザ(タニウツギ)の花がいたるところに咲いています。
「 ガザの花 掲げて県境(くに)を 跨ぐ 」 元旦羊男
コロナ禍の自粛中、まるで幕藩体制が出現したようです。
「おい、おい、ここはまだ、江戸」、・・・。
「ミネルバの梟は黄昏に飛び立つ」とは、ヘーゲルの『法の哲学』序説の中の一文ですが、このコロナ禍の中から知恵の象徴の梟が飛び立とうとしているんでしょうか。それともフクロウなどどっかに行っしまったんでしょうか。
そういえば最初の数行しか読めなかった『法の哲学』、今ごろどこに埋もれているのやら。