確実に葉が落ちて、残りは少ない 赤からも 黄色からも
酒田市十二滝周辺、日も弱く寂しい、いや寂れた観光地の雰囲気に
「破壊せよとアイラーが言った」とは、中上健次の小説かエッセイの題名だったと思いますが、もう本も、アルバート・アイラーのLPも見当たりません。そもそも、40数年前にレコードをもっていたかどうかも・・・・。
1960年代後半から70年代初頭、東京の街、「自由、造反、革命、解体」などという言葉とともに、「破壊せよ」という音も響いていたのかもしれない、少しの希望とともに。
まあ、アイラーを知ったのはそれから数年後、落ち着き始めた新宿や中央線沿線のジャズ喫茶の中だったな。中上の本の内容も、アイラーのフレーズも忘れてしまった・・・・。