今月は2回しかお稽古がないので
後半2週は四ケ伝のお稽古をいたします。
お菓子は 縁高で3種
今こそ お菓子と果物で 三種 五種 七種 ですけれど
昔の 古い会記やお茶事の献立表を見ると
煮物や果物 木の実 色々
お茶をいただく前に 軽くお腹に入れておく食べ物 という意味かもしれません
以前 真の茶事で お菓子を小さく作ったとき
全部召し上がられた方がありました
真の茶事は 前茶ですから 懐石の前に濃茶が出ます
空腹では 胃にこたえますね。
今日は
鳥取県の 粘りっこ という長いもをいただいていたので
上用を作ってみました
凄いです 粘りが
出来具合を心配しましたけれど
ふわふわに蒸しあがりました
京都のお菓子やさんで こんな形で焼き印を押したお菓子があり
上用と書いてありましたので
別に 丸でなくてもいいのかと
これなら たたむだけなので 作るのが簡単
水菓子の代わりに 柑橘の煮たの 半生
右下の 虎屋さんの おもかげ 黒糖で 黒くて見えません
大好きな 虎屋さん 大きな箱をいただきました
この硬い練り羊羹は こちらにはありません
この前 デパートで見ていたけれど 荷物が ・・・
福砂屋のカステラも欲しかったけれど
果物は 柑橘の煮たもの
私の上用の分量は
長いも 80g
砂糖 130~140
上新粉 130~140
砂糖と同量
水 小匙 1 ほんの少しです
砂糖と芋 合せて すりこ木で
砂糖が きれいになじんだら 上新粉を
砂糖と同じ分量 一度に入れて
あとはパイ生地を作るときのように
空気を入れながら たたんで たたんで
粉をなじませていきます
おしたり 混ぜたり しないように
ふんわりとなじませます
なじんだら 濡れ布巾をかぶせて 少しねかせます
あとは 餡を包んで蒸すだけ
蒸し時間は中火で5~6分
火が強いと 割れてしまいますから
要注意です