生徒さんが 先生 家の茶櫃でできるように
千歳盆のお稽古 してください と
はて ?
私は秋篠の先生にも 松江の先生にも
千歳盆のお稽古 していただいたことがありません
教科書を 取り出して
瓶掛前に 千歳盆を運び 建水を持ち出す
千歳盆を 勝手付きに寄せ 蓋を開け 正面へ
帛紗さばいて お盆 棗 お茶杓 続けて清め
中の古帛紗を 盆蓋中央に広げ 茶碗をのせる
千歳盆についた古帛紗は 少し小さめに作ってあります
茶筅 茶巾を出し 湯を入れ 茶筅通し
置く位置は盆点と同じですね
最後 盆の蓋中央に 棗を寄せた時点で
拝見ありか 無しか
無ければ そのまま 棗を元の位置に入れ
蓋をして持ち帰ります
拝見があれば 棗清めて 盆蓋 右寄り
茶杓を並べて 回して 出します
盆点ての 蓋ありバージョン
倉庫の中を 探して 確かあったはずだと
ありましたね なんとも レトロな 今時ないようなボロボロの段ボールの箱に入って
旦那さんが 箱を見て 今時こんな段ボールはないから 貴重品だぞ と
昭和50年代 道具の市について歩いていた時に
成り行きで買った ガラクタの中
私は自分が使うので 何でもかんでもガラクタを買いましたけれど
業者さんは お客様に勧めないといけないので
こんなものは買われません
裏に 萬象さんの印が
今日は直書きです
びっくりです 今まで 出しもしなかったんです
今は萬象さんは 三代目さんで 高級なお道具ですけれど
昔は こんなお稽古用のお道具も作っていらっしゃったという事なんですね
先日 こちらのデパートで 個展がありました
裏の呈茶席もありましたけれど 私は遠慮
美術さんからも電話がありましたけれど
顔を出せば 空手で帰れないし
ほかに ほしいものがあるので 行かないのが一番
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