真の茶事は 前段 と 後段 2回懐石のお席があります
動座と言って それぞれ 違う場所でいただきます
炉の時と 風炉の時は 少し順序が変わりますけれど
今回は風炉でしたので
前段は精進 赤の器になります
お汁は暑くなると白味噌が少なく 赤味噌 あわせ味噌になります
辛子は無し
お向こうは 胡麻豆腐
和え物がよかったんですけれど 横着しました
赤の小さな器はルツ 梅の甘く煮たのが入っています
全員お車 お酒は無し
本来 お酒一巡の後 このルツにお酒を注ぎ 混ぜていただきます
梅をそのまま 食べていただきました
お膳をお出しするときに うちの先生は必ず椀とお向こうで三角になるように
とおっしゃいました ですので ルツを入れると4個器がありますけれど
こんな出し方をしております
他の並べ方もあるかとおもいます
これは 私が昔先生にしていただいた茶事の覚え書きでしている真の茶事です
教科書がないので他のやり方もあるかもしれません
40年ぐらい前 先生が自宅でしてくださった真の茶事の時の
献立表です お稽古茶事はいつもお料理持ち寄りでしたから
お水屋当番の先輩が コピーして配ってくださいました
それをいただいて帰って 相伝ノートに張り付けてあります
今回 煮物椀は失敗しました
お豆腐で 水無月豆腐を作りましたけれど
つなぎが少なすぎて 崩れてしまいました
仕方がないので キスのミンチがあったので
それで真薯を作り 後からいただきました
なかなかうまくできました 普通ならこれを支障なくお出しできるんですが 残念
美味しかったですよ
煮物椀の跡は引重で
上が漬物 下が焼き物
並べるのも 重ねず 乱れにせず なるだけ一列お行儀よく
焼き物に使ったのが これ
かば焼きのたれで 焼いてみました
そのあとは
八寸はお預かりしておきます のあいさつの後
小吸物と湯桶
以上 前段の懐石です
お手前は アップ無しです
流れの細かいところも 省略
お濃茶のお手前の後 お薄は別席でとご案内
動座して 後段の精進落とし
ここで初めてお向こうのお魚 八寸
そして 最後にお薄
場所が変わるので 後炭は致しません
道の駅とか 物産館 とか ・・・
必ず覗きます 何かお茶事に使えるものがないか 色々ストックしておくと お茶事が苦になりません 作ることは楽しいですよ
お宅というより、お茶室は別棟で、広間、小間、大炉の間、、、。
師はお料理屋さん(お茶事屋?)でしてくれました。
私は場所を借りても力量的には出来ません。
精進料理に 肉らしい豆な嫁 ネーミング笑っちゃいます。