S2000と茶の湯 日々是好日

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真の茶事の懐石は

2019-06-11 11:57:02 | 茶事 茶会

真の茶事は 前段 と 後段 2回懐石のお席があります

動座と言って それぞれ 違う場所でいただきます

炉の時と 風炉の時は 少し順序が変わりますけれど

今回は風炉でしたので

前段は精進 赤の器になります

 

お汁は暑くなると白味噌が少なく 赤味噌 あわせ味噌になります

辛子は無し

お向こうは 胡麻豆腐

和え物がよかったんですけれど 横着しました

赤の小さな器はルツ 梅の甘く煮たのが入っています

全員お車 お酒は無し

本来 お酒一巡の後 このルツにお酒を注ぎ 混ぜていただきます

梅をそのまま 食べていただきました

お膳をお出しするときに うちの先生は必ず椀とお向こうで三角になるように

とおっしゃいました ですので ルツを入れると4個器がありますけれど

こんな出し方をしております

他の並べ方もあるかとおもいます

 

これは 私が昔先生にしていただいた茶事の覚え書きでしている真の茶事です

教科書がないので他のやり方もあるかもしれません

 40年ぐらい前 先生が自宅でしてくださった真の茶事の時の

献立表です お稽古茶事はいつもお料理持ち寄りでしたから

お水屋当番の先輩が コピーして配ってくださいました

それをいただいて帰って 相伝ノートに張り付けてあります

今回 煮物椀は失敗しました

お豆腐で 水無月豆腐を作りましたけれど

つなぎが少なすぎて 崩れてしまいました

仕方がないので キスのミンチがあったので

それで真薯を作り 後からいただきました

    

なかなかうまくできました 普通ならこれを支障なくお出しできるんですが 残念

美味しかったですよ

煮物椀の跡は引重で

上が漬物 下が焼き物 

並べるのも 重ねず 乱れにせず なるだけ一列お行儀よく

焼き物に使ったのが これ

かば焼きのたれで 焼いてみました

そのあとは

八寸はお預かりしておきます のあいさつの後

小吸物と湯桶 

 

以上 前段の懐石です

お手前は アップ無しです

流れの細かいところも 省略

お濃茶のお手前の後 お薄は別席でとご案内

動座して 後段の精進落とし

ここで初めてお向こうのお魚 八寸 

そして 最後にお薄

場所が変わるので 後炭は致しません

 


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2 コメント

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真の茶事 (sofo妙淑庵)
2019-06-13 12:19:54
真のお茶事がご自宅で出来るなんてすばらしいですね。
お宅というより、お茶室は別棟で、広間、小間、大炉の間、、、。
師はお料理屋さん(お茶事屋?)でしてくれました。
私は場所を借りても力量的には出来ません。

精進料理に 肉らしい豆な嫁 ネーミング笑っちゃいます。
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精進 (yuki)
2019-06-13 18:45:30
面白い名前でしょ 笑
道の駅とか 物産館 とか ・・・
必ず覗きます 何かお茶事に使えるものがないか 色々ストックしておくと お茶事が苦になりません 作ることは楽しいですよ
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