<登山中に見かけた花々>
前回の続きですが、登山以外のことをアップします。
まずなぜ山頂まで行かず引き返したか。一番の理由は山靴です。
実は登山靴にハプニング、というよりも手入れが悪かったのか、それとも寿命か。
登山中に愛用の登山靴のソール(靴底)が剝がれてしまったのです。
以前から靴先がややめくれていて気にはなっていました。が、まだ大丈夫と思っていました。
コロナ禍でこの1年全く履くことなく、部屋の片隅に放置。久しぶりに履いた登山靴です。
何か応急処置をと思いましたが、生憎夫も私もそのようなことが起こることを想定していず、
仕方なくできるだけ刷らないように足元に全神経を集中して下ることにしました。
が、剥がれていく面積はじわじわ広がっていきます。
<帰宅してから剥がれた靴をカメラに>
とそこへお助けマン登場です。山を歩かれる方は皆さんとても親切で且つ用意がいい。
こんな初心者用の簡単な山でもきちんと装備をして登られるのですね。
通りがかりの男性が私の歩き方がおかしいのに気づき、応急処置をしてくださいました。
細い針金でぐるぐる巻きにし、その上をさらにガムテープで巻き、何とか普通に歩ける状態に。
やれやれとほっとし、ゼッタ沢の河原で遅い昼食です。
登山靴の寿命は普通使用で5年程度だそうです。
わたしのこの登山靴は既に10年以上愛用しているかしら。
ヨーロッパでもいつも一緒に歩きました。これを履くと不思議と元気が出る魔法の山靴でした。
残念ですが、お別れするしかありません。
登山靴って高いんですよね~。この登山靴もイタリア製で数万しました。
夫曰く、これからは危険な高い山に登ることもなく、軽いハイキング程度だろうから、
日本製の手ごろなミドルカットの山靴でいいだろうと。ただし防水だけはしっかりとしたものを。
夫Aさんも今回のことは良い経験なったようで、どんな低山でも、事前の登山靴の点検と、
緊急の場合のお助グッズは常に持参しなければならないと言っていました。
皆さんもお気を付けくださいね。
さて宿泊したお宿は「栗駒山荘」。
山荘というので山小屋のようなところかと思いきや、立派なホテルでした。
夫Aさんが、出発前電話で設備について尋ねたところ、普通の温泉宿だと思ってくださいと、
ムットされたと笑っていました(苦笑)。
建物や設備は旧いですが、なにしろ温泉が素晴らしい!
お料理もbuffetスタイルではなく、懐石風で、人の動きがなく、安心し落ち着いて頂けます。
<レストラン ソーシャルディスタンスが十分とってありました>
<左 28日の夕食 右 30日の朝食>
自粛を破り出かけたことに、やや躊躇いもある山旅でしたが、決行してよかったと思っています。
今日の東京の新規感染者は87人!嬉しい驚きです。
どうかこのまま減少の一途をたどりますように!
コロナ対策一色となった菅内閣、今日で解散。本当にお疲れ様でした。
いろいろ文句もありましたが、誰がやっても同じだったと思います。
彼の必死のコロナ対策でここまで新規感染者が減少したのだと思うと、菅さんの功績は大きく、
この87人の数字は彼への「はなむけ」となったと思います。
コロナ総理として、彼の存在をを忘れることはないでしょう。ありがとうございます。
そして第100代岸田内閣総理大臣誕生!おめでとうございます。
岸田内閣の発足を祝して、今宵の我が家の夕食は岸田さんの大好物広島風お好み焼きにしました。
裕子夫人のお好み焼きとどちらが美味しいかしら?(笑)。フフフ