世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

栗駒山登山~後編

2021年10月04日 | 登山 ハイキング ウォーキング


<登山中に見かけた花々>

前回の続きですが、登山以外のことをアップします。

まずなぜ山頂まで行かず引き返したか。一番の理由は山靴です。

実は登山靴にハプニング、というよりも手入れが悪かったのか、それとも寿命か。

登山中に愛用の登山靴のソール(靴底)が剝がれてしまったのです。

以前から靴先がややめくれていて気にはなっていました。が、まだ大丈夫と思っていました。

コロナ禍でこの1年全く履くことなく、部屋の片隅に放置。久しぶりに履いた登山靴です。

何か応急処置をと思いましたが、生憎夫も私もそのようなことが起こることを想定していず、

仕方なくできるだけ刷らないように足元に全神経を集中して下ることにしました。

が、剥がれていく面積はじわじわ広がっていきます。

<帰宅してから剥がれた靴をカメラに>

とそこへお助けマン登場です。山を歩かれる方は皆さんとても親切で且つ用意がいい。

こんな初心者用の簡単な山でもきちんと装備をして登られるのですね。

通りがかりの男性が私の歩き方がおかしいのに気づき、応急処置をしてくださいました。

細い針金でぐるぐる巻きにし、その上をさらにガムテープで巻き、何とか普通に歩ける状態に。

やれやれとほっとし、ゼッタ沢の河原で遅い昼食です。

登山靴の寿命は普通使用で5年程度だそうです。

わたしのこの登山靴は既に10年以上愛用しているかしら。

ヨーロッパでもいつも一緒に歩きました。これを履くと不思議と元気が出る魔法の山靴でした。

残念ですが、お別れするしかありません。

登山靴って高いんですよね~。この登山靴もイタリア製で数万しました。

夫曰く、これからは危険な高い山に登ることもなく、軽いハイキング程度だろうから、

日本製の手ごろなミドルカットの山靴でいいだろうと。ただし防水だけはしっかりとしたものを。

夫Aさんも今回のことは良い経験なったようで、どんな低山でも、事前の登山靴の点検と、

緊急の場合のお助グッズは常に持参しなければならないと言っていました。

皆さんもお気を付けくださいね。

 

さて宿泊したお宿は「栗駒山荘」。

山荘というので山小屋のようなところかと思いきや、立派なホテルでした。

夫Aさんが、出発前電話で設備について尋ねたところ、普通の温泉宿だと思ってくださいと、

ムットされたと笑っていました(苦笑)。

建物や設備は旧いですが、なにしろ温泉が素晴らしい!

お料理もbuffetスタイルではなく、懐石風で、人の動きがなく、安心し落ち着いて頂けます。


<レストラン ソーシャルディスタンスが十分とってありました>

 
<左 28日の夕食 右 30日の朝食> 

 

自粛を破り出かけたことに、やや躊躇いもある山旅でしたが、決行してよかったと思っています。

今日の東京の新規感染者は87人!嬉しい驚きです。

どうかこのまま減少の一途をたどりますように!

 

コロナ対策一色となった菅内閣、今日で解散。本当にお疲れ様でした。

いろいろ文句もありましたが、誰がやっても同じだったと思います。

彼の必死のコロナ対策でここまで新規感染者が減少したのだと思うと、菅さんの功績は大きく、

この87人の数字は彼への「はなむけ」となったと思います。

コロナ総理として、彼の存在をを忘れることはないでしょう。ありがとうございます。

 

そして第100代岸田内閣総理大臣誕生!おめでとうございます。

岸田内閣の発足を祝して、今宵の我が家の夕食は岸田さんの大好物広島風お好み焼きにしました。

裕子夫人のお好み焼きとどちらが美味しいかしら?(笑)。フフフ

 

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栗駒山登山~前編

2021年10月03日 | 登山 ハイキング ウォーキング

9月28日まだ緊急事態宣言中!

夫婦そろって山靴を履き、ザックを背負い、キャリーバッグをガラガラと引いて歩くには躊躇われ

夫とは時間をずらし別々に家を出て、東京駅東北新幹線改札口で合流。

10時36分の「やまびこ57号」で一の関へ。一の関からはバス(1日2便のみ)で須川温泉に向かいます。

 

これがまた長くて乗車時間90分。須川温泉は標高1100m地点にあり、車道もかなり狭くドキドキ。

須川温泉の宿「栗駒山荘」!秘湯に近いいいお湯の温泉宿でした。

こちらの紹介は次回とし、早速翌日29日の栗駒山登山から始めます。

 

朝8時に山荘を出発。山頂には霧がかかっていたものの、お天気はまずまず。

コースは以下の黄線、自然観察路産沼コースです。

本来なら須川コースがメインですが、現在火山ガスにより立ち入り禁止となっており、

迂回路の産沼コースへ。少し距離が長くなりますが、絶景の連続です。

<登山道入り口 温泉が吹き上げます 手を差し入れてみると45度ぐらいの熱さです>

須川温泉から直進、往はゼッタ沢コースに入り高層湿原「名残が原」へ。

尾瀬ヶ原を思わせる整備された木道が続きます。広々として気持ちいい!


<正面に見えるのが今から目指す栗駒山>

名残が原から少し登ると苔花台。右側が須川コースの入り口で現在は立ち入り禁止になっています。

 

左側の道がゼッタ沢を渡る産沼コースで、沢渡もあり、ちょっぴりスリリングなコースです。

産沼到着までには三途の川(増水時は危険)、四苦八苦坂があり足場も悪く、急階段が続きます。

産沼周辺が最も紅葉が見頃で、赤、黄色、オレンジと鮮やかな錦秋の絨毯が広がり、

<産沼>

時折覆いつくす霧や雲の白さがその鮮やかさをより一層引き立てます。

産沼から暫く上ると山伏稜線に出ますが、産沼と山頂の丁度中間点あたりで私は引き返すことに。

 

理由は、山頂から降りてくる方が異口同音に山頂は霧が濃く、風も強く、展望はゼロ。

また9か所の登山ルートから登ってくる登山客(特にツアーグループ)で山頂は密状態とのこと。

私たちの歩いた産沼コースでも30人のツアーグループに追いつき追い越されでしたので、

もう山頂に立つのは諦め、引き返すことにしました。

もう一つ引き返した大きな理由(ちょっとしたハプニング)があるのですが、それは次回に。

復路は同じコースを名残が原の分岐まで行き、左に折れ賽の河原方面に回って須川温泉へ。

 

午後2時半には下山。

 

この日は総裁選の日でしたので、大急ぎで宿に戻り即TVオン。

丁度決選投票の最中で、1回目の投票の結果にやや驚くと同時にホッと。

そして決戦で岸田氏勝利!「おめでとうございます」と拍手を送りました。我が郷土の星ですもの。

期待していますよ、頑張ってください。

 

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私の6年間の思い出を返して!と叫んでしまった

2021年08月04日 | 登山 ハイキング ウォーキング

なんと大袈裟なタイトルでしょう!

笑ってください(苦笑)。私の宝物ともいえる「万歩計」に起こった出来事です。

 

退職後、夫は進んで洗濯機を回してくれるようになり、それはとても有難く助かるのです。

しかし時折洗ってほしくないものまで洗濯機に放り込み洗ってしまうことがあります。

今回もポケットに万歩計の入った私のズボンを洗濯機で入れて回してしまいました。

洗面所に脱ぎ捨てておいた私もいけないのですが・・・・。

防水のきいていないこの万歩計は水没でオジャンです。以前一度経験済み。

その時はまだスタートしたばかりでしたので、新しく買い直し、最初からやり直しました。

なぜそこまでこだわるかというと、何度もこのブログに登場していますので、ご存知の方も多いでしょう。

「新・平成の伊能忠敬」というこの万歩計は東京日本橋をスタート、バーチャルに海岸沿いを歩き、

日本地図を作りながら再び日本橋にもどるというゲーム性のある万歩計です。

距離にして19044,18km、10000歩/日で7~8年で東京に戻ることができます。

2015年8月6日にスタートした私は今、ようやく50%、山口の海岸沿いを歩いています。

 

とその時!万歩計水没!お父さんのバカ~!もう目の前、真っ暗!こんなにショッキングなことはありません。

私の6年間の思い出と努力を返して~!もう立ち直れない~!と叫び寝込んでしまいました。

 

ホント、大袈裟とお思いでしょうね~(汗)。たかが万歩計、されど万歩計!でも私にとっては宝物!

夫は慌てていました。彼も同じ万歩計を使い、日本橋目指してせっせと歩いています。

ですから私のショック、落ち込みはよ~く分かるのです。何とかしようと必死でした。

山佐(製造元)に電話をしたり、電池を取り出し乾燥させてみたり・・・・・・・・。

私はもうすっかり諦めムードで、夫への腹立ちとショックで何もする気になれませんでした。

 

が、ダメもとで、電池を外すだけでなく、本体の裏底もはずし、複雑な配線をむき出しにして窓際で乾燥。

(すごい複雑な配線でした。写真をとっておけばよかった。)

するとどうでしょう!半日置いて、元に戻すと、なんと復活!積算データーもそのまま残っていました。

日付と時間のみ設定し直し、再び使用可能となったのです。

大袈裟ですが、涙が出るほど嬉しかったです。私の6年間の歩いた軌跡が戻ってきた!

よ~し明日からまたせっせと歩くぞ~と俄然元気に。私以上にほっとし、喜んだのは責任を感じていた夫Aさん。

 

子供のように「元に戻して~」と泣きついた自分が少々恥ずかしくなった「万歩計騒動」でした。

今ではジップロックで二重にガードし、防水対策ばっちりです。

 

この万歩計は既に生産中止だそうです。もう令和ですものね。が、アマゾンではまだ購入できます。

もしご興味があれば↓をクリックしてご覧ください。

 

 

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本当に良かった(^-^;

2021年05月05日 | 登山 ハイキング ウォーキング

今朝、一番うれしかったこと、ほっとしたこと!

こちらのニュースです。本当に無事でよかった

<下山中に不明 親子3人を救助>

毎年のように繰り返される連休中の山での遭難事故。

息子親子が登山を趣味とする私にとって、とても他人事とは思えない山の事故なのです。

が、幸いというか、都内に住んでいる彼らは、このコロナ禍、山へは出かけられず、

息子、孫には申し訳ないですが、内心、祖母の私は胸を撫でおろしています。

今年は孫息子も中学3年生、受験とコロナで登山どころではありません。

 

息子は大変慎重な性格。気象学も学び、決して無理をしない子です。

やはり山男の夫は、そんな息子親子のこと、心配ないとは言いますが・・・・・・・・。

彼らはいつも登山計画をAさんには伝えでかけていました。

でも私には知らせないでね、と夫には常々言ってあります。

知ってしまうと、私はもう下山まで生きた心地がしませんから。

 

今回の登山では同行の義母(69歳)は昨夜のうちに登山道で救助されました。

おばあちゃんはどんなに息子、孫たちのことが心配だったことでしょう。

同じ山好きな祖母としてその気持ち、痛いほど分かります。

コロナ禍自粛中の今、子供たちのために人混みを避けて、家族で楽しみに出かけたのでしょう。

全員怪我もなく、本当に本当に無事でよかったです。

知る限りでは、いろいろ反省するところも多い登山のように思えますが、

どうぞこれからは入念な準備と行動計画を立て、親子で安全な登山を続けられることを願っています。

 

<今日(5月5日午後4時まで>

  

 

 

 

 

今回はコメント欄は閉じています。

 

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久々の山!~高尾山

2021年04月02日 | 登山 ハイキング ウォーキング

最後に山に登ったのはいつだったか?それも忘れてしまうほどご無沙汰のハイキング。

当然と言えば当然、私の個人的理由ではない。コロナ禍のため。

このままいけばまた1~2週間後にはさらに感染者は増え、状況は悪化するように思える。

そこで行くなら今しかないと思い、1年ぶりに山らしい山に登ってきた~高尾山(599m)。

今週火曜日、夫が単独で高尾山南陵から高尾山山頂まで歩き、桜が満開だった言っていた。

都会の桜が満開になって丁度10日から2週間で毎年高尾山の山桜が見頃を迎える。

長い間のご無沙汰で、どれだけ歩けるか不安だったが、高尾山ならばケーブルもリフトもある。

いざとなれば逃げ道はある。今でしょ!と私も単独で山へ向かった。

 

交通機関も山も人の少ない早い時間帯が良いと、家を6時半に出発。

8時15分に京王高尾山口から稲荷山コースで山頂へと歩き始めた。お天気は曇り

ケーブル駅清滝の桜はすでに葉桜。

稲荷山コースは高尾山南側の尾根道で高尾山頂へのハイキングコースでは最も長い。3,1キロ。

しかし道幅も広く、とても歩き易いので、6号路と並んで私のお気に入りコース。

途中の東屋まで1,5キロ。45分。まずまずのペースで登ってきている。

前回高尾山を訪れた時(昨年2/11)はこの東屋、屋根付きで、数日後に改修工事と書いてあった。

ところが改修工事と言っても、屋根を取り払っただけ?

曇り空だったうえにこの日は黄砂も飛来しているとのことで、眺望は全くゼロ。

 

長めの休息をとり、さらに山頂を目指してマイペースで歩く。途中桜吹雪で山道が桜色。

ところどころすみれも咲いていて、気持ちいいこと。徐々にお天気も上向き、私も次第にハイテンション。

高尾山はどのコースも最後はなが~い階段。稲荷山コースの最後の階段、こんなに長かったかしら?

と思いながら途中何度も立ち止まりながらようやく山頂到着した。10:35。

一応記念写真を撮り、眺望の全く効かない山頂には短時間の滞在で先を急いだ。

もみじ台の茶屋「藤田屋」は営業中。ここでなめこ汁を注文、コンビニのおにぎりとで早い昼食に。

 

ここからは裏高尾になり、1丁平まで桜の名所となっているが、桜は?えっ?もう散りはじめ?

今年は花という花、全てが開花が例年より2週間近く早い。山桜も!

しかし山桜はソメイヨシノとは違い、赤っぽい葉と花が同時に開くそうなので、

葉が多いのを私が勝手に散りはじめと勘違いしているのかもしれない。これで満開というのかな?

一丁平へは行は尾根道の北側の巻き道を歩いた。

ここはすみれ道と名付けたいほどすみれが群生。そして満開のミツバツツジ。

すみれも例年は4月中旬から咲き始める。今年はやはり早い。

高尾山はタカオスミレをはじめ数種のすみれが群生することで有名だが、私は見つけたのは3種類だけ。


<エイザンスミレ>


<タチツボスミレ>


<ナガバナスミレサイシン>

合っているかしら?

 

一丁平からUターンしてメインの尾根道を歩き、三叉路で左の山頂を巻く道へ入り1号路へ。

薬王院にお参りして、久しぶりのハイキングですでに疲労困憊。下山はリフトかケーブルを使うことにした。

山道はハイカーもさほど多くなく、マスクをせず歩くこともできたが、薬王院近辺は人出も多く、

平常時の高尾山と変わらなかった。思えば今は春休み、子供たち、家族連れで賑わっていた。

ケーブルカーは密になりそうだったので、リフトを選択。爽やかな風をきってリフトは気持ちよかった。

 

久し振りのハイキング。楽しかったけれど、疲れた~。やはりかなり体力減退しているようだ。

帰りの電車の中では乗り過ごしそうになるほど爆睡。そして今朝は筋肉痛。

高尾山ごときで筋肉痛だなんて!ちょっぴり情けないな~。

 

この日の歩数22250歩(万歩計) 25395歩(スマホの歩数計)。どっちが正確?

(画像は全てスマホ写真です)

そして追記で今日(4月2日)の歩数→

 

 

久し振りによく歩きました。

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