<定家 かずら スクリュ型花びらがひらひらと舞い散ります>
そろそろ関東地方も梅雨入りの様です。
そんな先日土曜日、お天気を心配しながら東海自然歩道を歩いてl来ました。
幸いにも朝方まで降り続いていた雨も上がり、石川サービスアリアのトイレ休憩ではこんな青空が!
きっと参加者の皆さんの普段の心がけがいいのでしょう。
9時10分、相模湖ほとりにある嵐山登山口からスタート。
午前中に嵐山(標高405,9m)を登って一旦下り、バスで石砂山登山口に移動。
そこでお弁当を食べ、午後からの石砂山(578m)登山スタートです。
本来ならば、嵐山→石老山→石砂山と続いている自然歩道ですが、
石老山は一日行程ゆえ、嵐山と石砂山をセットにして先に踏破することになっています。
私は既に石老山部分は歩いているので、これで三山が繋がりました。その記事はこちらをご覧下さい。
嵐山は南の道志山塊と北の北高尾山稜の間に位置することから間ノ山(あいのやま)というのが正しい名だそうです。
決して高い山ではありませんが、いきなりの急坂で、山頂まで休む間もなく上りが続きます。
大体40分ぐらいで山頂に到着。相模湖を見下ろす景色の良い展望が開けます。
湖面に影を映す趣きのある風景と、山頂一帯の落葉広葉樹林の美しさが、
京都嵐山に似ていることから、嵐山と呼ばれているそうです。
ここで大休止をとり、石老山登山スタート地点に向けて下りです。
こちらは少し距離と時間がかかりますが、尾根道あり、竹林ありの気持ちのよい変化に富んだ山道でした。
しかし途中に谷筋にかかる丸太橋を3~4回渡らなければならず、雨上がりのため滑ること!
そして揺れる!ここは慎重に慎重に一人づつわたらなければなりません。
相模湖ピクニックランド前に下りてくると、ねん坂という坂があり、石老山の東海自然歩道登山口になっています。
今回は石老山はパスして、お迎えのバスに乗車、次の山、石砂山登山口に向かいます。ここで昼食。
昼食が終わり石砂山に登る前に講師の先生から興味ある講義が・・・・・。
何のお話かと言いますと、実は「ヒル!」。
この時期、特にこの日のように湿気の多い雨上がりは「ヒル」が大量に発生するとのこと。
そのヒル対策のお話でした。
前回の参加者は講師の指導で持参していらっしゃいましたが、ヒル対策の三つの神器。
「ストッキング、歯ブラシ、塩」。
ストッキングは山靴の上から膝辺りまで掃かせます。歯ブラシは衣服や靴についたヒルを払いおとすもの。
塩はかけてヒルを殺します。ヒルはナメクジ同様、お塩が大の苦手だそうです。
スギや檜の生い茂る針葉樹林がヒルゾーンだそうです。
見つけましたよ~!うようよ居ました。ぐずぐず歩いているとヒルに狙われるので、皆黙々と急いで歩きました。
<ヒルをみ~つけた!>
<山頂直下の急な階段>
申し訳ありません。ですから石砂山の写真は殆どありません。
山頂でギターとウクレレの中間のような楽器を抱えた青年に出会いました。彼のズボンにもヒルが!
本人は全く気づいていないようで、取ってあげたところ、そのお礼にと一曲奏でてくださいました。
「千と千尋の神隠し」の主題曲『いつでどこでも」。
澄み切った山頂の空気を胸いっぱい吸い込みながら聴くやさしい音色は、心に響き渡りました。
石砂山の下りは一部とてもすべりやすい箇所があり、そこでお1人の参加者の方が足を滑らせ転び、立てなくなりました。
講師と添乗員で対処、下山後タクシーで帰宅なさいましたが、大事になっていないことを祈っています。
とても他人事とは思えないハプニングでした。
<眼下に見える西野之の集落が今回のゴールです>
今回の写真は全てニュースマホで撮りました。
いつものようにコンパクトデジカメで撮影するつもりでしたが、なんとスマートメディアが挿入されておらず、慌てました。
前日に画像をパソコンに取り込むため、、PCに差し込んたままにしてきたようです。
スマホに慣れなさいという神の思し召しでしょうか(苦笑)。
まだ勉強不足の新しいスマホのカメラ!ただシャッターを押すだけ、なんとか撮ることはできましたが・・・。
ご笑覧くださいませ(笑)。
都合により本日はコメント欄を閉じさせて頂きます。応援よろしくお願いいたします。