またひとつ金が増えました。
小平選手 スピードスケート500m、金メダルおめでとうございます。
小平選手にしても、羽生選手にしても日本中の皆に期待され、どんなに重圧を感じていたことか。
それをバネに見事金メダルを獲得!彼らの精神力にただただ感服するのみです。
オリンピックは国と国のスポーツの戦いではありますが、前回の記事にも述べましたが、
ベストを尽くせれば、メダルには関係なく本人は満足できるのではないでしょうか。
その反面ライバルの競技者のミスによって、棚から牡丹餅式に転がり込んできたメダルには、
その国の国民は喜んでも本人は納得がいかないかもしれません。
今のところ、多少の運不運はあるにしても、メダリストたちのメダルは全力を出し切っての結果です。
オリンピックで度々耳にする単語にプレッシャーという言葉があります。
アスリート、特に国を代表するオリンピック選手には大きなプレッシャーがかかることは言うまでもありません。
プレッシャー(pressure)とは、字のごとく圧力、特に精神的圧迫を意味します。
プレッシャーに強い人と弱い人がいます。
どこかで読んだことがありますが、プレッシャーに強い人は常に成功した時の場面をイメージし、
ポジティブに自分に語り掛けるのだそうです。
私もゴルフスクールに通っていた頃、よくインストラクターに言われました。
失敗したショットにいつまでも拘るのではなく、成功したショットを思い浮かべてスイングしろと。
小平選手が昨夜、メダルを手にし、喜びに沸く観客の姿をこの目で見上げたかったというようなことを語っていました。
これはまさに彼女が自分が金メダルを勝ち取った瞬間をイメージしていたということです。
彼女は本当にプレッシャーに強い人なのですね。素晴らしいです。
皆さんはプレッシャーを感じられたことがありますか?
昨夜小平選手にのしかかっていただろう重たいプレッシャーを思い、ふとわが身のことを考えてしまいました。
思えば自分はプレッシャーを感じたことがあるだろうか?ない気がします。
ないということは幸せなことなのか?
専業主婦である私は子育て、家事への責任はありましたが、それをプレッシャーとは全く思いません。
皆さんも同じだと思います。
ところがプレッシャーと並んでよくつかわれる言葉にストレスがあります。
ストレスは外部に起こったことで引き起こされる内面的苦痛。
プレッシャーは生きていく、行動を起こすときの力にもなりますが、ストレスは精神的負担となります。
子育てにも家事仕事にもプレッシャーは感じませんが、時折ストレスを感じることはありますよね。
そう考えると、プレッシャーを感じざるをえない立場に居る方はその努力で周囲に認められ、
とても恵まれた優秀な方々だと。
私は自分の性格からして、プレッシャーにはとても弱い人間だろうと思います。
が、プレッシャーも訓練によって強くなるのでしょうね。
まだまだ続くオリンピック!
皆さん、プレッシャーに押しつぶされることなく、ベストを尽くして頑張ってください。
今夜は男子団体ジャンプがあります。男子はまだジャンプでメダルがありません。
ジャンプは開会式前から試合があり、長い期間の続いています。疲れもあるでしょう。
最後の力を振り絞って有終の美を飾っていただきたいです。