世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

東京アルプス

2021年10月16日 | 登山 ハイキング ウォーキング

たいそうなタイトルですが、大したことではありません。

好天に恵まれた15日(金曜日)、都内の散策もたまには良いかと、

中村みつを氏のこの本を片手にに超低山街歩きに出かけました。

下記をクリックしてみてください(Amazon)。

 

以前にもこの本を参考に超低山街歩きをしたことがあります。

それはこの本で「代官山トレイル」と名付けられた代官山近辺をトレッキングするもの。

その時の様子はお時間のある時にでもこちらをクリックしてご覧ください。→「代官山トレイル」

その記事でも触れていますが、東京の街は坂が多く、そして意外と緑が多い。

代官山トレイルは閑静な住宅地を抜けて、小高い丘、山を訪れる歩きでしたが、

今回の「東京アルプス」は高層ビルの合間、大通りに沿って、小山を訪ねて歩きます。

まさに都会の真ん中の縦走路!芝公園の中の芝丸山をスタートしてゴールは愛宕山。

<黒い線を歩きます。スタートは芝公園駅 ゴールは愛宕山ですが、

結局帰宅するに便利な南北線溜池山王まで歩きました。この日の歩数13084歩>

芝丸山は実は前方後円墳なんですって!都心のど真ん中に古墳があるなんて誰が知っているでしょう。

もちろん私も知りませんでした。

そして何故か山頂(と言えるかどうか、標高22m)に伊能忠敬の碑がありました。

彼の万歩計を利用し、健康管理をしている私としては拝まずにスルーするわけには参りません(笑)。

山を下りたところに徳川家康を祀った芝東照宮があります。

緑に囲まれた都心のオアシス。都心にひっそりとこんなところがあるとは驚きです。

芝丸山を下ると大きな空が広がる都民の憩いの広場に出ます。

そして目の前に見えるは天を突くようにすくっと伸びる美しいフォルムの東京タワー!

いつ見てもほれぼれするような美しさです。どう考えてもスカイツリーより美しい。

東京の永遠のシンボルですね。

次に向かうは増上寺。いったん日比谷通りに出てすぐ堂々とした三門が眼に入ります。

この門は正式には三門解脱門と言われ、くぐることに寄り、三つの煩悩を解脱できる門です。

三つの煩悩とは、「いかり、むさぼり、おろかさ」。私、解脱できたでしょうか?

増上寺は明徳4年(1393年)の創建で、上野の寛永寺と共に徳川家の菩提寺です。

本堂の横に東京タワーが聳え、古と近代が不思議と調和し、違和感を持たないのは何故でしょう。

その東京タワーを目指します。

途中増上寺北側の塀沿いに可愛いお地蔵さんがずらりと並んでいます。「千躰子育地蔵尊」

子供たちの無事成長、身体安全の願いを込めて建てられています。とっても可愛い!

皆、ほぼ同じお顔なのですが、不思議です、みんな違って見えます。

 

愛宕通りを渡り、東京タワーの立つ紅葉谷、紅葉山へ上がります。

紅葉谷は自然の岩と樹木に覆われた小さな渓谷で滝までありました。この水はどこから?

名前の通り、秋に紅葉やカエデが色づき彩りよい都会のオアシスとなるようです。

緩やかな斜面を登っていくと小さな頂きに観音堂が建っています。

そしてその横を見ると、なんと東京タワーの足がで~んと!

東京タワーはそれだけでも高いのに、実は小高い丘の上に建っているのですね。

タワーも一つの山と見立て、登るのがこのコースのルートですが、今回はパス。

以前に孫たちと一緒に外階段を登ったことがありますが、それほど怖くはありませんでしたよ。

皆さんも一度チャレンジなさってみては?

長くなりますので、今日はここまで。次回また続きを書くことに致します。

 

 

コメント
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