9月28日まだ緊急事態宣言中!
夫婦そろって山靴を履き、ザックを背負い、キャリーバッグをガラガラと引いて歩くには躊躇われ、
夫とは時間をずらし別々に家を出て、東京駅東北新幹線改札口で合流。
10時36分の「やまびこ57号」で一の関へ。一の関からはバス(1日2便のみ)で須川温泉に向かいます。
これがまた長くて乗車時間90分。須川温泉は標高1100m地点にあり、車道もかなり狭くドキドキ。
須川温泉の宿「栗駒山荘」!秘湯に近いいいお湯の温泉宿でした。
こちらの紹介は次回とし、早速翌日29日の栗駒山登山から始めます。
朝8時に山荘を出発。山頂には霧がかかっていたものの、お天気はまずまず。
コースは以下の黄線、自然観察路産沼コースです。
本来なら須川コースがメインですが、現在火山ガスにより立ち入り禁止となっており、
迂回路の産沼コースへ。少し距離が長くなりますが、絶景の連続です。
<登山道入り口 温泉が吹き上げます 手を差し入れてみると45度ぐらいの熱さです>
須川温泉から直進、往はゼッタ沢コースに入り高層湿原「名残が原」へ。
尾瀬ヶ原を思わせる整備された木道が続きます。広々として気持ちいい!
<正面に見えるのが今から目指す栗駒山>
名残が原から少し登ると苔花台。右側が須川コースの入り口で現在は立ち入り禁止になっています。
左側の道がゼッタ沢を渡る産沼コースで、沢渡もあり、ちょっぴりスリリングなコースです。
産沼到着までには三途の川(増水時は危険)、四苦八苦坂があり足場も悪く、急階段が続きます。
産沼周辺が最も紅葉が見頃で、赤、黄色、オレンジと鮮やかな錦秋の絨毯が広がり、
<産沼>
時折覆いつくす霧や雲の白さがその鮮やかさをより一層引き立てます。
産沼から暫く上ると山伏稜線に出ますが、産沼と山頂の丁度中間点あたりで私は引き返すことに。
理由は、山頂から降りてくる方が異口同音に山頂は霧が濃く、風も強く、展望はゼロ。
また9か所の登山ルートから登ってくる登山客(特にツアーグループ)で山頂は密状態とのこと。
私たちの歩いた産沼コースでも30人のツアーグループに追いつき追い越されでしたので、
もう山頂に立つのは諦め、引き返すことにしました。
もう一つ引き返した大きな理由(ちょっとしたハプニング)があるのですが、それは次回に。
復路は同じコースを名残が原の分岐まで行き、左に折れ賽の河原方面に回って須川温泉へ。
午後2時半には下山。
この日は総裁選の日でしたので、大急ぎで宿に戻り即TVオン。
丁度決選投票の最中で、1回目の投票の結果にやや驚くと同時にホッと。
そして決戦で岸田氏勝利!「おめでとうございます」と拍手を送りました。我が郷土の星ですもの。
期待していますよ、頑張ってください。