今のシーズン、よく使われる言葉に「春眠暁を覚えず」という句があります。
言わずもがな、「春の夜は眠り心地がよく、朝が来てもなかなか起きることができない」
という意味で、よく知られている言葉です。
由来は、中国の孟浩然(もうこうねん)という詩人の「春暁」という漢詩の冒頭部分で、
皆さんはこの言葉に続きがあることをご存知ですか?
春眠暁を覚えず
処々(しょしょ)に啼鳥(ていちょう)を聴く
(鳥があちこちでさえずる声が聞こえる)
夜来風雨の声、花落つること知る多少
(昨夜から雨の音がしていたが、どれほどの花が散ってしまっただろう)
春らしい風情のある詩ですね。ちなみに朝寝坊は俳句では春の季語だそうです。
ガサツな私が、なぜ急にこんな風流な句を思いだしたかいいますと、
最近やたらと眠くて眠くて、それも「暁を覚えず」ではなく、日中眠い。
以前の私はお昼寝といっても、身体を横にするだけで寝入るということは殆どありませんでした。
ところが最近はぐっすり寝てしまい、夫にも気持ちよさそうにいびきまでかいていたと言われます。
日中からこうも睡魔が襲うのは、認知症の始まりではないかと心配になってきます
これも心地よい春だから?
さて4月、新年度の始まりです。我が家の2番目の孫娘も今年から社会人。
これで長女宅は扶養家族の学生がいなくなり、経済的にも少し楽になるでしょうか。
思い起こせば、30年前、長男が大学を卒業した時、私はバンザイをしましたよ。
私大の理系であった長男の授業料は高く、長女は中学から私立でしたので、これも大変!
年2回の夫のボーナスは年子だった子供たちの前期後期の授業料に消えていきました。
幸い子供たちが早く独立し、夫はまだバリバリの現役。
私はさ~これから老後資金を貯めるぞ~と心に誓ったものです。貯まりませんでしたが(汗)。
話が飛んで、明日4月3日は姉のお誕生日です。1日早いですが”おめでとう”!
思い出すのは姉はいつも1番だったということ。成績ではありませんよ。年齢です。
日本では公共機関、役所などは3月31日が年度末、4月1日からが新年度です。
が、学年区分は4月2日生まれから翌年4月1日生まれまでが一区切りってご存知でしたか?
なぜこんな中途半端な区切りなのでしょうね~。この区切りには何か理由があるのでしょうか。
どうでもよいことですが(苦笑)、ご存知の方がいらしたら教えてください。
新年度スタート、私も何か新しいことに挑戦したいとは思いますが、頭も体もついて行きません。