統一地方選の後半戦が今日、投票日を迎えました。
我が大田区は区議会議員と区長選挙のダブル選挙です。
区議会議員は立候補者の人数も80名と多く、選挙すべき議員の数は50名。
選挙公報はしっかり読ませていただきましたが、誰を選んでよいのか、正直言って迷いますし、
よく分かりません。となると指示する政党と政治経験が選ぶ基準になるでしょうか。
それに比べ区長選挙!
特に今回は4期務められた松原区長がご高齢のため退任。新人3人が立候補しています。
全員無所属からの立候補で(推薦政党はあります)、激戦と言われています。
争点は新空港線(蒲蒲線)の事業整備をこれからどうしていくかのようです。
今まであまり関心はありませんでしたが、よくよく考えてみれば、わが地域に多いに関連すること。
大田区発展のため、強いては東京にとっても重要な交通手段になり、必要とは思いますが、
その予算は膨大で果たして事業を進めていくべきか、立ち止まって見直すべきか?
立候補者の見解は分かれ、区民は難しい選択を迫られることになっています。
さて私、朝一番に選挙を済ませてまいりました。
この地に住み41年、投票所が近いこともあり、一度も選挙を棄権したことはありません。
というよりも若い頃よりも世の中のことに敏感になっているからでしょう。
身近な生活に密着した地方選挙、今日中には大勢が決まります。
結果はいかに?楽しみにしています。
最近読書が進んでいません。以前は月2冊のペースで読んでいましたが・・・・。
眼を酷使しないためを思い、夫も私も読書量がぐっと減りました。
そんな中、今回読んだのは、原田マハさんの「風のマジム」。図書館本です。
「沖縄離島をめぐる旅」ですっかり沖縄ファンになった私は、再び沖縄の風を感じたく、
沖縄大東島を舞台にしたこの本に魅かれました。
<Amazon解説より>
ほんとうにあった夢物語。契約社員から女社長へーー。
実話を基にに描いたサクセスストーリ。
琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。
純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!
風の酒を造りたい!まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、
島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、
工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口どき落として・・・・。
私は下戸ですので、ラム酒がアルコール飲料だという認識は全くなく、
ケーキの香りづけに使うものだと思っていました。
ましてやラム酒の原料がサトウキビだなんて知る由もなく、夫ですら知らなかったようです。
読み進みながら沖縄離島の私も目にした一面のサトウキビ畑が脳裏に浮かび、
心地よい沖縄の風がここ東京まで吹いてくるようでした。
原田マハさんの作品に登場する人物はいつも心優しい好人物ばかり。
読んでいてとても温かな幸せな気分にさせてもらえ、元気が出ます。
ただ安心して読める代わりに、やや物足りなさを感じる場合もあるかな?
大好きな原田マハさん、まだまだ読みたい本がいっぱいです。