久しぶりに夜の東京上野!
最近は夜の街を歩くことはめったになくなりました。
夜の外出は翌日に疲れが残ります。
今回9月9日土曜日は正確に言うなら帰路が夜になったと言うべきでしょう。
上野の東京国立博物館平成館で知人のサロンコンサートがあり、招かれました。
15年前、元の東ドイツの旅で知り合った声楽家の金井隆子先生。
リサイタルを開くたびにお声をかけていただき、素晴らしいソプラノの歌声に魅せられています。
今回は2部に、クロアチア生まれの技巧派ピアニスト ゴラン・フィリペツのソロ演奏があり、
その迫力と燃えるような力強さに痺れました。
大きなホールではないため、演奏者と観客の距離がとても近く、魔法のような速い指の動きは圧巻。
日本ではまだ無名の(私が知らないだけ?)ピアニストだと思いますが、
帰宅後ネットで調べ、偉大な演奏家であることを知り驚きました。
コンサートが始まるまでのお昼の時間は、音楽会のチケットで無料になる本館へ入館。
東京国立博物館は日本で最も長い歴史を持つ博物館だそうです。
2階の常設展示は日本の美術の流れを縄文弥生時代から江戸時代まで展示物から解説。
とにかく広くて広くて、全部を見て回るには体力、時間が必要です。
<鳳れん 天皇が行幸の際に用いる乗り物。>
今回久しぶりに博物館美術展示物を見て回り、とても目が疲れ、よく見えなかったことにショック!
会場は暗く、展示物は見えてもその横の小さな字で書かれた解説がよく見えません。
今回の展示物はロープなどがなかったため、近づいて目を凝らして読むことができましたが、
特別展示展などはロープが敷かれ、作品に近づくことができません。
夫曰く、「オペラグラスが必要だな~」と。私もそう思います。
またイヤホンガイドがあれば、これからは是が非でも借りるべきだと思いました。
夜の上野はカップルだらけ。そうそう、私たちだって立派なカップルです(笑)。
今回はコメント欄閉じてあります。